ミケランジェロ、モネ、ゴッホの生涯と作品を辿るドキュメンタリー「アート・オン・スクリーン」 シリーズ3作品の配信が決定

映画館での上映でも好評を博した「アート・オン・スクリーン」 の3作品、『ミケランジェロ：愛と死』『私は、クロード・モネ』『フィンセント・ファン・ゴッホ：新たなる視点』が2021年8月20日（金）よりオンラインにて配信スタートした。

「アート・オン・スクリーン」は、未来に語り継がれる芸術を生み出すに至ったアーティストそれぞれの抱える境遇や創作動機を紐解き、彼らの人生を感じ人間が有する可能性を語る、アートのドキュメンタリーシリーズ。誰もが知る歴史的な美術品を、単に映像で捉えるのみならず、それらを創り出したアーティストに焦点を当てていく。2018年より国内で映画上映を開始し、今回、満を持してネットでも配信が開始される。

今回決定したラインナップは、映画館での上映でも好評を博した、ミケランジェロ、モネ、ゴッホの３作品。約90分の映像の中で、誰もが知るアーティストを取り上げつつも、見過ごされがちで意外と知られていない部分にフォーカスすることで、彼らの想像の源を探求する見応えのある作品が揃った。美術展で美術を鑑賞して楽しむのとはまた違った美術の楽しみ方を、配信で体験してみよう。

「ミケランジェロ：愛と死」
ヨーロッパ各地の製図室から、バチカン、ローマ、フィレンツェの美しい教会、美術館を巡り、ミケランジェロの波乱の人生を追体験できる、ルネサンスの巨匠に捧げる作品。ミケランジェロ本人の言葉や専門家の解説により、ミケランジェロが残した傑作を通じて彼の謎めいた人生に迫る。

「私は、クロード・モネ」
世界でもっとも人気がある芸術家であることは疑う余地がないモネ。彼が残した2500通を超える手紙や彼自身の言葉を通して、今まで知られていなかったモネの一面に迫る。モネは印象派を生み出す傑作を描いた画家であると同時に19世紀〜20世紀初頭の画家たちにもっとも影響を与えた画家の一人だ。本作は西洋美術史上最も愛されたモネが活躍した時代の背景を、象徴的に新鮮かつ繊細に描き出す。

「フィンセント・ファン・ゴッホ：新たなる視点」
長い間おそらく他のどのアーティストよりも、ゴッホの人生は人々のイマジネーションを深く刺激し続けてきた。ゴッホの悩ましくも輝ける人生を深く掘り下げ、彼の人生を一緒に味わえる本作では、ゴッホ美術館のキュレーターの独占インタビューも盛り込み、今までにないゴッホの世界を紹介している。