インドネシアアカデミー賞7部門ノミネートを始め、世界各国の国際映画祭で物議を醸した大ヒットホラー『呪餐 悪魔の奴隷』がいよいよ2月17日(金)より全国ロードショー。このたび嵐の夜に始まるおぞましい儀式の模様を収めた恐怖の本編映像が解禁された。

1980年代にイスラム教圏で最も恐いホラー映画として話題を集めたインドネシア映画『夜霧のジョギジョギモンスター』の舞台を現代に移してリメイクし、2017年インドネシア国産映画観客動員数1位を記録(420万人)した『悪魔の奴隷』。本作はその4年後を舞台に、主人公のリニ一家を再び襲う恐怖を描いたホラー作品。東南アジアで初の IMAX 撮影され、釜山国際映画祭をはじめ各国の映画祭に出品。本国では 640 万人を突破し、インドネシア国産映画歴代興行収入 3 位の歴史的大ヒットとなった。『呪詛』『女神の継承』『哭悲/The Sadness』など、様々なプラットフォームでスマッシュヒットを連発するアジア発のホラー作品に、新たなる恐怖が刻まれる―。
このたび解禁された本編映像は、「“神”に服従しろ。間もなく“神”が誕生する」という不気味な声に驚き、一家が散り散りに逃げ惑うシーン。
それぞれの名前を叫びながら、お互いのいる場所を確認しようと暗いアパート内を走り回るも、リニと弟たち、その仲間たちはバラバラになってしまう。雷で時折アパート内に光が差すと、不気味な何かの姿が次々と浮かび上がる。
逃げ惑うリニは何者かに気絶させられ、目を覚ますと儀式の場に倒れ込んでいる。そこには黒い服に身を包んだ者たちと、父や弟のトニーやボンディもいるが、なによりリニを驚かせたのは、その儀式を先導しているのが、なんとずっと行方不明だった末弟のイアンであることだった。そのイアンに「食べてリニ。すべてを忘れて」と口の中に何かを押し込められるリニ。ついに一家を巻き込んでおぞましい儀式が始まる。
フラッシュや雷光の瞬間だけショッキングな光景が映る演出が恐怖を加速させていく。巨大な墓石と化した高層アパートで待ち受ける未曾有の恐怖が詰まった本編映像となっている。
『呪餐 悪魔の奴隷』は2月17日(金)より、全国ロードショー。
呪餐(じゅさん) 悪魔の奴隷
2023年2月17日(金)より、全国ロードショー
STORY
母と祖母を立て続けに亡くし、末弟のイアンも行方不明になったリニは、それまで住んでいた一軒家を後にし、父親とふたりの弟と共にジャカルタ北部の高層アパートに4年前に越して来た。一方、数年にわたり2,000人が犠牲となっている前代未聞の連続殺人事件が世間を賑わせていた。そして、慎ましく暮らしていたリニたちの周囲を、度重なる不幸が襲い始める。アパートのエレベーターが落下し、多くの住人が命を落とし、父親も重傷を負う。さらに、死者の埋葬もままならないまま、局地的な大嵐が襲い下層階が浸水。停電も併発し完全に孤立してしまう。リニたち住人は、暗闇を纏った寒々しいアパートで、多数の遺体と一夜を過ごさなければならなかった―。
出演:タラ・バスロ、エンディ・アルフィアン、ネイサー・アヌズ、ブロント・パララエ/監督・脚本:ジョコ・アンワル
2022 年/インドネシア映画/インドネシア語/119 分/シネスコ/5.1ch/字幕:藤本聡/
原題:Pengabdi Setan 2: Communion/英題:Satan’s Slaves:Communion/
提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム
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公式サイト http://jusan-movie.jp/