海洋ノンストップ・サバイバル・スリラー『ブラック・デーモン 絶体絶命』が6月2日(金)より公開。このたび監督コメントとサメ映画を知り尽くした著名人からの絶賛コメント&イラストが到着した。
本作は『ランボー ラスト・ブラッド』他多くのアクション作品を手掛ける実力派のエイドリアン・グランバーグ監督が、社会現象ともなったホラー映画『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』のプロデューサー、ジョン・シルクとタッグを組み、今度は海を舞台に新たな恐怖を仕掛ける極限の海洋ノンストップ・サバイバル・スリラー。爆発寸前の油田に取り残された家族が伝説の超巨大ザメに襲われるという極限状態を描く。アステカに語り継がれる伝説の超巨大ザメから家族を守ろうと奮闘する主人公・ポールを演じるのは、『フォードvsフェラーリ』のジョシュ・ルーカス。
このたび『ランボー』シリーズのシルベスター・スタローンにも才能を認められた男、エイドリアン・グランバーグ監督が本作に込めた思いを明かすコメントが到着した。アメリカ出身のエイドリアン・グランバーグ監督は、ラッセル・クロウ主演の『マスター・アンド・コマンダー』や、『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』などで助監督としてアクション映画の経験を積んだ後、メル・ギブソン主演の『キック・オーバー』を共同執筆し、監督を務めた。2019年には『ランボー』シリーズの最新作『ランボー ラスト・ブラッド』の監督を務め、シルベスター・スタローンもその手腕を認めている。
アクション作品の監督として着々と地位を築いてきた彼が、3本目の長編映画として挑むのが、メキシコに語り継がれる伝説の巨大ザメを題材にした海洋パニック・スリラー。自然破壊の報復者として君臨する“ブラック・デーモン”は、これまでのサメ映画で描かれてきたものとは一線を画す。グランバーグ監督は「本作で私たちは、ある家族が結束して存亡の危機を乗り切るという物語を描こうとしました。しかし、それ以上に、私たちがいかに地球を酷使し、このような予断を許さない状況に置かれたかを描いた映画でもあります」と語り、自然の恩恵を受けながらも環境破壊を繰り返してきた人間に対し問題提起しながらも、「ブラック・デーモンは、トラロック(アステカの雨と豊穣の神)の代理として行動する使者で、人間の欲望と欲求によって荒れ果てた海を再生させます。この映画の核となるのは、まさにこの“誰が正しいのか”“誰が悪いのか”という緊張感なのです。映画を楽しんで、少しでも何かを受け取ってもらえたら嬉しいです」と映画に込めた思いを明かしている。SDGsの取り組みが進む令和の今こそ、観るべき一本であることは間違いない。
さらに映画の公開を前に、サメ映画を熟知した専門家や著名人より絶賛のコメントが続々と到着。サメンテーター中野ダンキチは「他に無い刺激がほとばしるサメ映画に出会えたことに大感激!」、サメ好きで知られる声優の戸松遥は「サメ映画好きには大好物なシーンがたくさんありますし、サメ映画初心者の方にもオススメ」と太鼓判を押す。
イラストレーターのアリムラモハからは、映画の1シーンを捉えたイラストも。また、ドキュメンタリー番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』で数々のサバイバルを体験したディレクター上出遼平は「この時代に、誰がどのような目的でこんな映画を作ろうと思ったのか。あまりにも不思議で最後まで目が離せなかった」とコメントを寄せている。コメント全文・一覧は以下にて。
『ブラック・デーモン 絶体絶命』は6月2日(金)全国公開。
著名人コメント一覧(敬称略・順不同)
サメ映画王道の恐怖&パニック系…かと思いきや恐怖の質が全く違う。
そこにあるのはホラー作のような不気味な空気感。
他に無い刺激がほとばしるサメ映画に出会えたことに大感激!
ありがとうございます!
中野ダンキチ(サメンテーター)
油田のように新たなアイデアが湧き出るサメ映画のニューカマーは民間伝承オカルト系メガロドン!逃げ場無し、武器も無し、助けを求める手段も無し!爆発するのは人か!?サメか!?超巨大ザメとの死闘を見逃すな!
サメ映画ルーキー(日本サメ映画学会会長)
さすがです!サメ映画好きには大好物なシーンがたくさんありますし、サメ映画初心者の方にもオススメのサメ映画だと思います。サメ映画はやはりこうでなくては!と思わされるシーン盛りだくさんです。個人的には某お菓子が出てくるカットが大好きです!笑
戸松遥(声優)
絶海の石油リグなんぞに妻子と訪れたのが運の付き。冗談みたいな巨大サメに襲われ、船は一瞬で海の底。ケータイ圏外、施設は崩壊。一見サメ映画の定番フルコースに見えて……何かがおかしいゾ!
前田有一(映画評論家)
今や空を飛び、タコと超合体するのが正道と化した、海洋パニック映画のサメたち。だが、こいつは自然破壊の復讐者として人類に警鐘を鳴らす、思考を放棄させない同ジャンルの良心だ。フッフッフ、表向きはね。
尾﨑一男(映画評論家・ライター)
崩壊寸前の油田に取り残された家族!海には巨大ザメ!特大ピンチの盛り合わせに手に汗にぎりました。
アリムラモハ(イラストレーター)
この時代に、誰がどのような目的でこんな映画を作ろうと思ったのか。
あまりにも不思議で最後まで目が離せなかった。
「黒い悪魔」——絶対に観てはならない。
上出遼平(ディレクター)
水中に時限爆弾!リグは崩壊寸前!あらゆる危機が待ち受けるが、何よりヤツが一番怖い!!このメガロドンは、ただ喰らうだけでなく絶望を与える。その姿はまさに海神。頂点捕食者の恐ろしさを骨の髄まで味わえる作品だ。
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
映画『ブラック・デーモン 絶体絶命』公開記念!夏だ!海だ!サメ映画だ!!
《令和の超巨大ザメ映画を徹底解説》
中野ダンキチ×サメ映画ルーキーによるトークショーつき上映会開催決定
【日時】6月3日(土)14:50の回 上映後トークショー
【会場】新宿ピカデリー
【登壇者】中野ダンキチ(サメンテーター)、サメ映画ルーキー(日本サメ映画学会会長)(予定・敬称略)
※時間とチケット販売の詳細は映画公式サイト(https://movies.shochiku.co.jp/blackdemon/)をご確認ください
ブラック・デーモン 絶体絶命
2023年6月2日(金)全国公開
STORY
海底油田の視察とバカンスを兼ねて家族とメキシコを訪れたポール。だがかつては活気があった街はすたれ、「悪魔」から守ってくれると言われる、アステカの彫刻だけが光っている。たどり着いた油田にも人気はなく、見知らぬ男が怯えた顔で海を見つめている。すると突然油田が突き動かされ、大きく揺れる。海面に現れたのは、大きく黒々としたヒレ。その怪物は、アステカに語り継がれる伝説の超巨大ザメ“BLACK DEMON”だった。ポールの家族が油田に現れる中、通信手段はなく、ボートは損壊。さらに海底には何者かが仕掛けた大型爆弾が見つかる。爆発までのタイムリミットは59分。海には執拗に襲ってくる超巨大ザメ。さあ、どうする!?
監督:エイドリアン・グランバーグ 製作:ジョン・シルク
出演:ジョシュ・ルーカス、フェルナンダ・ウレホラ、フリオ・セサール・セディージョ
2023年/アメリカ/英語・スペイン語/101分/配給:松竹
© 2023. Black Demon Movie, LLC. All rights reserved.
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