ファレル・ウィリアムスの人生をアカデミー賞受賞監督モーガン・ネヴィルがレゴ®アニメーションで表現した映画『ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース』が4月4日(金)より全国公開されるのを前に、ジャパンプレミア試写会が3月18日(火)に開催され、スペシャルゲストとして歌手の西川貴教が登壇。ミュージシャンとして活躍しながら、俳優、声優、実業家、フェス主催者、地方創生など他ジャンルにも活動を広げている西川ならではの視点でファレルの魅力を存分に語った。
世界的な音楽プロデューサー、歌手であるファレル・ウィリアムス初の自伝映画をいち早く劇場で体感できる機会とあって多くの音楽ファンで満席となった本試写会。イベント冒頭ではファレル&監督のメッセージ映像が流され、劇中のデザインを模したファレルのレゴ®ミニフィギュアの巨大版とファレルとレゴ社によるコラボレーション製品「レゴ®アイコン ファレル・ウィリアムスの月世界」が展示されたステージに、フィギュアとお揃いのファレルがデザインしたセットアップを着用した西川貴教が登壇した。西川は「このスーツを着て番組に出ていたのを関係者の方が見てくれていたみたいで、こいつしかいないと呼んでいただいたみたいです(笑)」と観客へ挨拶し、会場の笑いを誘った。

イベントに先駆けて本作を鑑賞したという西川は「自分のこれまでの生き方を表現するにあたって、なかなか見せていいものかという部分をレゴで描くことで絶妙な加減で表現できている。レゴで表現するという発想がすごいファレルらしいなと思った。スヌープ・ドッグも出てくるんですけど、まわりにはイリーガルじゃないスモークが出てくることも確認できました(笑)」と伝記映画をレゴ®アニメーションで描くという、ファレルらしい常識にとらわれない唯一無二の作品を冗談を交えつつ絶賛。
ファレルの音楽性については「ジャンルもそうですけど垣根を越えて色んな事に挑戦している。最近のトラックに現れているように突き抜けた、シンプルな表現にたどり着いたのかが明確になっている。それを知ってから遡って過去の曲を聴くと、こういう気持ちで作っていたんだなと追体験できる。多角的に楽しめる作品になっていると思います」とアーティストならではの目線で分析した。

劇中では本作をレゴアニメーション®で描くきっかけとなった、ファレルが幼少期から持つという音を色として感じられる“共感覚”について語られるが、西川も同じ共感覚を持っているそうで「みんなも数字に色がついていると思っていた。1が白、2が黄色で…。それを共感覚と言うことは最近知りました」と自身の感覚を説明し、「実際に映像を作る際にうまく説明しずらい時があって、なんで伝わらないのかな、と感じることはありましたね」と共感覚を持つゆえの苦労を明かした。

また、西川とファレルの共通点でもある音楽活動に留まらない多岐にわたる活動経歴について紹介されるなかで、自身がふるさと観光大使を務める滋賀県で主催する「イナズマロックフェス」と、ファレルが出身地であるヴァージニアビーチで主催するフェス「サムシング・イン・ザ・ウォーター」を例に挙げて「地元にいかに貢献するか、地元に対するリスペクトという部分はヒップホップ的だと言われて、そうなんだと感じました」と親近感を感じた様子。「自分自身が社会に対して何をしてもらうかではなく、なにができるかを考えていくことが人間の最終目的だと思っているんです」と思いを語った。
最後に観客に向けて「音楽に関わる人間として考えさせられるところがたくさんあったけれど、それ以上に純粋にトラックが素晴らしいので楽しんでほしい。ファレルを通していまの社会で、いま感じられるものをみなさんと共有できたらと思います」とメッセージを送り、盛況のうちに本イベントは終了した。
ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース
2025年4月4日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
監督・脚本・編集:モーガン・ネヴィル『バックコーラスの歌姫たち』
出演:ファレル・ウィリアムス、スヌープ・ドッグ、ケンドリック・ラマー、ジャスティン・ティンバーレイク、ジェイ・Z、グウェン・ステファニーほか
配給:パルコ ユニバーサル映画
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