チョ・ジョンソク、イ・ソンギュン、ユ・ジェミョンの豪華キャストが共演した『大統領暗殺裁判 16日間の真実』が8月22日(金)より全国公開。今回、本作でそれぞれの信念にもとづき対峙するチョ・ジョンソク×イ・ソンギュン×ユ・ジェミョンのキャラクターポスター、韓国を代表する実力派俳優たちが集った撮影舞台裏を映し出したメイキングカット5点が解禁された。また、各界著名人からの絶賛コメントが到着した。



キャラクターポスターにはそれぞれのセリフが添えられ、チョ・ジョンソク演じる“ひとりの男を救うために裁判に身を投じた者”チョン・インフは「ただ彼は命令に従っただけ。救われるべきだ。」、イ・ソンギュン演じる“命令により暗殺事件に巻き込まれた裁かれる者”パク・テジュは「あの日の・・・私の選択は変わらないでしょう。」、ユ・ジェミョン演じる“権力のために裁判を操り次期独裁者を狙う者”チョン・サンドゥは「軍服を着て、25年耐えてきた。私にはその資格がある。」と各キャラクターを象徴する言葉、そして大統領暗殺そして韓国史上最悪とも称される裁判をめぐる3人の男の胸の内が見て取れるポスターとなっている。
あわせてメイキングカットでは、チョ・ジョンソクとイ・ソンギュンが真剣な表情でモニターを確認する様子や、ユ・ジェミョンに演出をするチュ・チャンミン監督、さらには、撮影の合間、スタッフに向けて柔らかな表情をみせるイ・ソンギュンなど、撮影現場の雰囲気が伝わる貴重なメイキングカット5点も解禁された。





また、本作を公開に先駆けて鑑賞した各界著名人からの絶賛コメントが到着。「タイトルからすると硬い映画に感じるかも知れない。ところが…、あっと言う間の2時間!俳優たちひとりひとりが実に魅力的で熱い。そして、チョ・ジョンソクのチャーミングなお芝居がスクリーンを見事に包み込む!!」と絶賛する竹中直人(俳優・映画監督)の他、古川豪(映画監督 『金子差入店』)、古家正亨(MC)、西森路代(ライター)、崔盛旭(映画研究者)、田代親世(韓流ナビゲーター)より、イ・ソンギュンの最後の作品でもある本作へ熱いコメントが寄せられている。コメント全文・一覧は以下のとおり。
著名人コメント全文(敬称略・順不同)
タイトルからすると硬い映画に感じるかも知れない。ところが…、あっと言う間の2時間!
俳優たちひとりひとりが実に魅力的で熱い。そして、チョ・ジョンソクのチャーミングなお芝居がスクリーンを見事に包み込む!!
竹中直人(俳優・映画監督)
イ・ソンギュンさんの新作を観れるのは最後の作品か、と思えば思うほど、役柄も相まって、とてつもなく寂しく悲しくて。
時代と逆行するその生き様に、どこか惹かれてしまう自分がいる。
それは命を賭して、実直に筋を通しつづけた男に美しさを感じたからなのかもしれない。もっと観ていたかった。
古川豪 映画監督(『金子差入店』)
これまでも何度となく描かれてきた朴正煕大統領暗殺事件。
しかしこの作品は暗殺という出来事以降の”犯人“とされるある軍人と
そんな彼を弁護する弁護士の人間ドラマにスポットが当てられているのだから興味深い。
そんな寡黙な軍人を無の表情と目の動きで演じ切ったイ・ソンギュンと
ただ真実に向き合う熱血弁護士のチョ・ジョンソク。
この2人の演技のアンサンブルが結局、この世の中には一人の力では決して変えられない何かがあることを観客に突きつける。
古家正亨(MC)
本作を見て、イ・ソンギュンが目的のためなら手段を択ばぬ選挙参謀を演じた『キングメーカー』を思い出した。『大統領暗殺裁判』で、勝つためなら誇張もいとわないチョ・ジョンソク演じる弁護士の姿と選挙参謀が重なるのだ。選挙参謀は、ソル・ギョング演じる最後まで信念を曲げなかった大統領を思慕していたが、弁護士もまた最後まで信念を曲げなかったイ・ソンギュン演じる軍人の信念に心を動かされる。正反対の役柄なのに、両作品で最後に見せるイ・ソンギュンの表情に何度も泣かされた。
西森路代(ライター)
軍事裁判の歴史(fact)はたまらなくもどかしい。
だから映画には歴史の理不尽に立ち向かう弁護士の物語(fiction)が必要だ。
私たちはスクリーンを見つめる。
「パク・テジュ」とイ・ソンギュンが共に「幸せの国」にいることを切に願いながら。
崔盛旭(映画研究者)
大統領暗殺事件自体は題材としてよく描かれますが、
その後の裁判の顛末を描いているのが新たな視点!
曲げられない信念を持つ被告人とその男を救いたい弁護人の一騎打ちにヒリヒリしつつ、
命令に従わざるを得ない宿命を背負った軍人の矜持というものが
痛々しく感じられる作品でした。
田代親世(韓流ナビゲーター)
大統領暗殺裁判 16日間の真実
2025年8月22日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA他全国公開
STORY
厄介な事件の裁判を多く担当する弁護士会のエースである主人公チョン・インフ(チョ・ジョンソク)は、大統領暗殺事件に巻き込まれた中央部情報(KCIA)部長の随行秘書官であるパク・テジュ(イ・ソンギュン)の弁護を引き受ける。軍人であるがためにただ一人軍法裁判にかけられ、たった一度の判決で刑が確定する彼のために、公正な裁判を求めて戦うチョン・インフだったが、のちに軍事反乱を起こす巨大権力の中心である合同捜査団長チョン・サンドゥ(ユ・ジェミョン)によって裁判は不正に操られていたー。
キャスト:チョ・ジョンソク(「賢い医師生活」)、イ・ソンギュン(『パラサイト 半地下の家族』)、ユ・ジェミョン(『劇映画 孤独のグルメ』、「梨泰院クラス」)
監督・脚本:チュ・チャンミン(『王になった男』)
2024/韓国/124分/カラー/スコープ/5.1ch/原題:행복의 나라/字幕翻訳:福留友子/配給:ショウゲート
© 2024 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & PAPAS FILM & OSCAR10STUDIO. A
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