恐怖映画の新たな地平を切り開いた映画『ヘンリー』が、8月28日(金)より全国順次公開。このたび、本ポスターと予告編が解禁された。本作を皮切りに、日本初上陸『エヴィレンコ』(03)、初4K化『アングスト/不安 4K』(83)と同じく実在の連続殺人鬼を描いた2作品も立て続けに公開となる。
本作は完成から数年間、そのあまりの内容に本国アメリカでお蔵入り状態となり、1990年にやっと正式に公開、日本では1992年に劇場公開された作品。70年代後半~80年代にかけて、全米で300人以上を殺害したと云われる連続殺人鬼、ヘンリー・リー・ルーカスの日常を淡々と凍るような冷たさで描いた犯罪スリラー。流血や残虐シーンはほとんどないにもかかわらず、作品の放つ空気と徹底したドキュメンタリータッチの描写で「史上最も恐ろしい映画」のひとつとして映画史に残る衝撃作だ。近年、日本では限定的に劇場公開されていたが、今回が満を持しての正式リバイバル上映となる。

今回解禁されたのは、日本オリジナルとなる本ポスタービジュアル。マイケル・ルーカーが演じるヘンリーの、最も印象的な「眼差し」にフォーカスしたデザインとなっている。平坦、冷淡、非人間的──感情の読み取れない眼差しどころか、果たして眼があるのかどうかさえうかがいしれない面構え。どこを見つめ、何を感じているのか、こちらが読み取ることを一切受け付けず、見る者は、ただ立ちすくみ凍りつくしかない心持ちになる。
真一文字に結ばれた口元からは、決して他人が踏み入れることのできない領域を持つことが感じられる。この男には共感も同情の余地も規則性も理由もなく、ただただ殺しを遂行していくのだという底しれぬ恐ろしさを増幅させる1枚となっている。右に添えられた「それは俺がやった。それも俺がやった。」という言葉は、実際にヘンリーが供述した言葉と言われている。

あわせて予告編も解禁。売春婦の母のもとに生まれ、虐待された過去を話すヘンリーの様子から、相棒オーティスや、その妹ベッキーとの奇妙な共同生活、そして押さえきれない加虐性、オーティスの異様性など不穏な要素しか感じられない映像となっている。

まとめ(注目ポイント)
- 『ヘンリー』8月28日公開映画『ヘンリー』が2026年8月28日よりシネマート新宿ほか全国で順次リバイバル上映。
- 日本オリジナルポスター&予告編解禁ヘンリーの無機質な眼差しを捉えた日本オリジナルビジュアルと最新予告編を公開。
- 実在の連続殺人鬼を描く衝撃作ヘンリー・リー・ルーカスをモデルに、犯罪と狂気の日常を淡々と映し出す犯罪スリラー。
- 同テーマ作品も続々公開『エヴィレンコ』『アングスト/不安 4K』とあわせ、実在の連続殺人鬼を描く作品が連続公開。
ヘンリー
2026年8月28日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
STORY
14歳の時、虐待を繰り返す母を殺害したヘンリーは、相棒のオーティスとその妹ベッキーとの奇妙な同居生活をはじめる。だがヘンリーは、次第に本能的ともいえる殺人への衝動が抑えられなくなっていく。そしてヘンリーに惹かれ、自ら迫るベッキーの様子を見たオーティスが嫉妬、共同生活は惨劇と化していく。
監督・製作・脚本:ジョン・マクノートン
出演:マイケル・ルーカー、トム・トウルズ、トレイシー・アーノルド、キャム・ヘスキン
1986年|アメリカ映画|カラー|83分|スタンダードサイズ|原題:HENRY: PORTRAIT OF A SERIAL KILLER
キングレコード提供 アンプラグド配給
© 1986 MALJACK PRODUCTIONS




