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チリのドキュメンタリー映画作家パトリシオ・グスマン監督を追悼し、アップリンク吉祥寺・アップリンク京都にて「パトリシオ・グスマン監督 緊急追悼特集」が10月16日(金)より開催されることが決定した。

チリの歴史と記憶を、半世紀にわたってカメラに刻み続けた映画作家、パトリシオ・グスマン。1970年代のチリを記録した『最初の年』『チリの闘い』から、時を越えて故郷を見つめ直した『夢のアンデス』、そして現代のチリの人々の声を映し出した『私の想う国』まで。グスマンが残した映画は、ひとつの国の歴史であると同時に、記憶とは何か、そして私たちは過去とどう向き合うのかを問いかける。

グスマン監督は2026年9月15日、パリで85歳で亡くなった。これを受け、追悼特集の開催が決定した。上映作品は『最初の年:民意が生んだ、社会主義アジェンデ政権』『チリの闘い:武器なき民の抵抗』『夢のアンデス』『私の想う国』の4作品。1970年代のチリを記録した初期作から近年作まで、アップリンクが配給する4作品が日替りで限定上映される。

上映作品紹介

『最初の年:民意が生んだ、社会主義アジェンデ政権』
原題:El primer año/英題:The first year
1970年、選挙で誕生した世界初の社会主義政権・アジェンデ政権。その最初の1年を、労働者や先住民、若者たちの希望に満ちた姿とともに記録したグスマンの長編デビュー作。クーデター後に失われかけた幻の作品が2Kレストア版で蘇る。

『チリの闘い:武器なき民の抵抗』
原題:LA BATALLA DE CHILE La Lucha de un Pueblo sin Armas/英題:The battle of Chile
「映画史上もっとも偉大なドキュメンタリーの一つ」(Time Out誌)
アジェンデ政権が軍事クーデターに倒れるまでの最後の数ヶ月を、現場で撮り続けた3部作(第1部「ブルジョワジーの叛乱」、第2部「クーデター」、第3部「民衆の力」)。政治ドキュメンタリーの金字塔を2Kレストア版で上映。

『夢のアンデス』
原題:La cordillera de los sueños/英題:The Cordillera of dreams
2019年カンヌ国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞(ルイユ・ドール)受賞
軍事クーデター後、パリへ亡命したグスマン。祖国の夢の象徴であるアンデス山脈を通して、新自由主義の実験場となったチリと、いまなお続くピノチェトの遺産を見つめる。『光のノスタルジア』『真珠のボタン』に続く三部作の最終章。

『私の想う国』
原題:MI PAIS IMAGINARIO/英題:My Imaginary Country
第75回カンヌ国際映画祭 正式出品・特別上映作品
2019年、地下鉄料金の値上げをきっかけに始まったチリの民主化運動。リーダーもイデオロギーもない運動の中心にいたのは、若者と女性たちだった。150万人のうねりが国を変えていく瞬間を、女性たちの声とともに捉える。

まとめ(注目ポイント)

  • 10月16日(金)から追悼特集を開催アップリンク吉祥寺・アップリンク京都で「パトリシオ・グスマン監督 緊急追悼特集」を実施。
  • 初期作から近年作まで4作品を上映『最初の年』『チリの闘い』『夢のアンデス』『私の想う国』を限定日替わり上映。
  • 『夢のアンデス』は2019年カンヌ受賞作アンデス山脈を通じ、チリの歴史と新自由主義、ピノチェト政権の遺産を見つめる作品。
  • 『私の想う国』は民主化運動を記録2019年のチリで若者や女性たちが中心となった運動を捉えた、第75回カンヌ国際映画祭正式出品作。
上映情報

パトリシオ・グスマン監督 緊急追悼特集
2026年10月16日(金)より アップリンク吉祥寺・アップリンク京都にて開催

【上映作品】
『最初の年:民意が生んだ、社会主義アジェンデ政権』
『チリの闘い:武器なき民の抵抗』
『夢のアンデス』
『私の想う国』

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