少年たちの瑞々しい初恋を描いた実話ラブストーリー『シチリア・サマー』が全国公開中。このたび、ジュゼッペ・フィオレッロ監督が、構想約10年をかけて映画化した本作の制作を振り返る特別メイキング映像が解禁された。
イタリアで爆発的な大ヒットを記録し、『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督にも大絶賛された映画『シチリア・サマー』は1982年のイタリア・シチリアを舞台に、運命的な出会いを果たした2人の少年の眩しすぎる恋を描く実話ラブストーリー。主人公のニーノとジャンニには、新星俳優ガブリエーレ・ピッツーロと、ダンサーとしても活躍するサムエーレ・セグレート。数百人のオーディションを勝ち抜き、彗星のごとく現れた2人が瑞々しい演技を魅せる。監督を務めるのは、イタリアで俳優として活躍するジュゼッペ・フィオレッロ。
11月23日に公開を迎えた本作は、20代~60代の幅広い世代が劇場に訪れ、満足度調査では「満足度95%」(11/23~11/26実施、松竹調べ)という高評価を獲得。さらに11月27日発表の「Filmarks映画初日満足度ランキング」でも1位に。「こんな鮮烈なラストは久しぶりに観た…!」、「映画館で観て本当によかった。美しく切ない秀作」といった絶賛コメントがSNSに寄せられている。
1980年、イタリアで起きたジャッレ事件を基に40年の時を経て映画化された本作。事件当時11歳だったフィオレッロ監督は、30年後に事件に関する新聞記事を目にし、大きく心を動かされたという。若者2人が犠牲になった事件の記憶が忘れられないように、「ただ純粋に恋に落ちる2人の物語を伝えたい」という強い思いに突き動かされ映画化が実現した。
今回、「この映画は素晴らしい旅のようだった」と比喩する監督のメッセージと共に、シチリアでの撮影風景を収めた特別メイキング映像が到着。2022年、撮影は監督の故郷シチリアにて行われ、実際の事件が起きたジャッレより、100kmほど隔たった場所にロケーションが設定された。リアルな田舎の風景を映画に収めたいという思いのもと、監督の幼少期の記憶を辿るように撮影が進んでいった。

「毎日、この少年たちの物語を描くため、特別な何かを探していました。構図や、色彩や音、特別な光を」と監督が語るように、実在した若者が紡いだ物語をリアルに蘇らせるため、周到な準備のもと隅々までこだわり抜いた演出が光る。ニーノとジャンニが海水浴に行くシーンなど、劇中の印象的なシーンの数々は、監督の経験から想起されたものだということが映像の中で明かされている。「この物語を語るのは、ジャッレの少年2人を忘れずにいるための大きな契機でした」と、映画化に対する思いの強さを覗かせ、長年の夢が叶った喜びを語っている。
また、演技経験が浅くも、観客の目を惹く瑞々しい演技を披露した主演のピッツーロとセグレートとの関係性については、「彼らとは特別な関係を築きました。この友情は生涯続くでしょう」といい、時に父や兄のように接し、親密な関係性を築き上げた。ジャッレの少年たちの特別な思いに引き寄せられるかのように集まったスタッフとキャスト陣により、40年前の真実の物語が今蘇る。
『シチリア・サマー』は大ヒット公開中。
シチリア・サマー
2023年11月23日(木・祝)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか公開
STORY
1982年、初夏の日差しが降りそそぐイタリア・シチリア島。バイク同士でぶつかり、気絶して息もできなくなった17歳のジャンニに駆け寄ったのは、16歳のニーノ。育ちも性格もまるで異なる2人は一瞬で惹かれあい、友情は瞬く間に激しい恋へと変化していく。2人で打ち上げた花火、飛び込んだ冷たい泉、秘密の約束。だが、そんなかけがえのない時間は、ある日突然終わることに──。
監督:ジュゼッペ・フィオレッロ 主演:ガブリエーレ・ピッツーロ、サムエーレ・セグレート
2022年/イタリア語/134分/スコープ/カラー/5.1ch/原題:Stranizza d'Amuri/日本語字幕:高橋彩/
後援:イタリア大使館 配給:松竹
© 2023 IBLAFILM srl




