「ロック界にもあんなに破天荒な奴はいない」『ラウダー・ザン・ユー・シンク ギャリー・ヤングとペイヴメントの物語』予告編完成

全世代の音楽ファンのハートを今もなお掴み続ける唯一無二のオルタナバンド、ペイヴメントの伝説のオリジナルドラマー、ギャリー・ヤングの半生とバンドを追ったドキュメンタリー『ラウダー・ザン・ユー・シンク ギャリー・ヤングとペイヴメントの物語』が6月15日（土）から公開。このたび予告編が完成した。

ニルヴァーナやソニックユースと共に90年代を代表するインディー / オルタナ・ロックバンドと称され、今日も新規のファンを獲得し続けているペイヴメント。ゆるく荒削りでキャッチーなそのローファイサウンドは、伝説の「おやじ」ことギャリー・ヤング抜きには生まれなかった！

ヒッピー世代のドラマーで他のメンバーより一回り年上、「LSDなら375回やってる」と豪語し、ライブ前には並ぶファンに野菜をプレゼント。出番がない曲では逆立ちを披露するなど、その予測不能な行動はメンバーを時に悩ませながら、幾つもの伝説のステージを生み出した。90年代当時の空気が詰まったライブ映像や充実のメンバーインタビューと共に語られる、これは知られざるギャリー・ヤングとペイヴメント黎明期の物語――。

今回解禁された予告編は、「やあ、俺はギャリー・ヤングだ」という登場シーンからスタート。「もうロック界にもあんなに破天荒な奴はいない。この先も出ないだろう」と彼が残した伝説的エピソードが語られるとともに、ペイヴメントが大ブレイクしていく様子が映し出されていく。しかし、酒とドラッグに溺れるギャリーは次第に制御不能に。バンドとの関係は悪化していく…。知られざる彼らの物語に期待が高まる映像となっている。

『ラウダー・ザン・ユー・シンク ギャリー・ヤングとペイヴメントの物語』は6月15日（土）よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。