病気の療養から復職した新聞記者がなにげない日常や社会との繋がりから心の居場所を見出してゆく、静かな癒しの映画『ヒューマン・ポジション』が9月14日(土)より全国順次公開。このたび、様々な「生活と猫」をテーマに編集された本編映像「猫のいる生活篇」が解禁された。
本作は喪失感を抱えた主人公が人生のちいさな一歩を踏み出す、猫と優しさと静かな時間に満ち満ちたスローシネマ。新聞社に勤めるアスタは、地元のホッケーチーム、アールヌーボー建築を保存するための小さなデモやクルーズ船の景気など地元の人々を取材しニュースにする。彼女の支えとなるガールフレンドのライヴは、デザインチェアを修復し、キーボードを演奏し、作曲をする。子猫が歩きまわる家で、料理を作ったり、古い映画を観たり、ボードゲームを楽しんだりと二人は穏やかな時間を過ごしている。ある日、アスタは10年間ノルウェーに住み、働いてきた難民のアスランが強制送還されたという記事を目にする。その事件を調べて行くにつれ、アスタは自身を覆っていた無気力感を払拭し、仕事とプライベートの両方で自分が求める“心の居場所”を次第に見出していく…。監督は、本作が長編2作目となるノルウェーが生んだ才能アンダース・エンブレム。



今回解禁された本編映像は、様々な「生活と猫」をテーマに編集されたもの。アスタとライヴの二人の食卓には、必ず猫がいる。広げた新聞の上もお構いなし、隙あらば何か食べてやろうと試み、または遊ぼうよと誘う。見えない何かを追ってみたり、一人掛けの椅子にもまるで自分のベッドかのようにのびのび寛ぐ。アスタのお腹の上も落ち着く。でも実はアスタも同じ気持ちで、お腹の上に猫がいるとそれだけで嫌なことも忘れて優しい気持ちになれる。寝るときも一緒だ。窓の外を見るのが大好きで、いるだけで知らず知らずアスタや二人の時間を優しい時に変えていくこの不思議な生き物。時々の悪戯には目を瞑ってやりたい。



このやたらと人懐っこい猫、なんとアンダース・エンブレム監督の愛猫、その名もフロッピーくん。今回このフロッピーくんの写真も一挙解禁された。
『ヒューマン・ポジション』は9月14日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。
ヒューマン・ポジション
2024年9月14日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
監督・脚本・編集:アンダース・エンブレム 撮影:マイケル・マーク・ランハム 音楽:エイリク・スリニング 製作:スティアン・スキャルタッド、アンダース・エンブレム
出演:アマリエ・イプセン・ジェンセン、マリア・アグマロ、ラース・ハルヴォー・アンドレアセン
原題:A Human Position 日本語字幕:西村美須寿
提供:クレプスキュール フィルム、シネマ サクセション 配給:クレプスキュール フィルム
2022年/ノルウェー/ノルウェー語/カラー/ビスタ/78分
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