「小さな配給会社」クレプスキュール フィルムの初の特集上映が開催決定　『WANDA／ワンダ』から『ヒューマン・ポジション』まで一挙上映

「小さな配給会社」クレプスキュール フィルムの初のレトロスペクティヴ上映が3月22日（土）～4月18日（金）までシアター・イメージフォーラムにて実施されることが決定した。このたび特集予告映像や配給会社からのメッセージが解禁された。

2022年にたったひとりで立ち上げられた「小さな配給会社」クレプスキュール フィルム。配給作品第７弾となる『メイデン』が4月19日（土）よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開されることを記念して、これまでに公開された全6作品をレイトショーで一挙上映する「クレプスキュール フィルム レトロスペクティヴ」が実施されることが決定した。

スマッシュヒットを記録した日本劇場初公開のアメリカ映画『WANDA／ワンダ』に始まり、映像美で魅せる東欧エストニアのダーク・ラブストーリー『ノベンバー』、チェコスロヴァキア最後の女性死刑囚をモノクロで描いたチェコ映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』、妻を亡くした棺桶職人の老人と戦争から戻らない夫の帰りを待つ栗売りの女性を寓話的に描いたスロヴェニア映画『栗の森のものがたり』、その攻撃性から施設を転々としなければならない9歳の少女を描きベルリン国際映画祭で銀熊賞も受賞したドイツの話題作『システム・クラッシャー』、そして心の居場所を求める新聞記者を描いた癒しのノルウェー映画『ヒューマン・ポジション』と、国もテーマもそれぞれ違う話題作が目白押しの一ヶ月間となる。

鑑賞券は当日一般1,400円（税込）となるが、先行販売となる1回券は1,200円（税込）で、3枚のポストカード（ランダム封入）＆スマホケースにピッタリのステッカーが付いてくる。さらにチケットが3枚セットとなった3回券は3,600円（税込）で前述のステッカーに加えてオリジナルB３ポスター(『WANDA／ワンダ』または『ノベンバー』のどちらか選べる)が付いてくる。　

クレプスキュール フィルムよりメッセージ

「小さな配給会社」と公式Xに記載されたクレプスキュール フィルムは2022年にたったひとりで立ち上げた、文字どおりの”小さな”会社。年2本の少ペースで公開してきた配給作品数も、はや６本。余白のある映画が好き、足りないところは自分の感性で、引き出しで埋めてゆく楽しみがある…を心情に、楽しくも、孤独な作業の作品選び。初日を迎えると、SNSの反応と裏腹に、シビアな日報が届く（泣きたくなることも）。配給作品第７作『メイデン』（4/19～）の公開を記念してレトロスペクティヴ上映を開催します。クレプス配給作品を観ることで、自分のなかの新しい感情との出逢いを…この機会にスクリーンでご堪能ください！