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第78回カンヌ国際映画祭監督週間オープニング作品『君の見る世界をなぞる』が8月21日(金)より全国順次公開。このたび、主人公エンゾを演じた新人俳優エロワ・ポユのキャスティング理由を明かす監督コメントが到着した。

南フランスの陽光あふれる街を舞台に、大人への入り口に立とうとする16歳の少年の心の機微を瑞々しく描いた『君の見る世界をなぞる』。このたび、主人公であるエンゾの思春期の揺らぎと彼を温かく見守るまなざしを捉えた場面写真が一挙解禁された。

学校になじめず建設現場で働く16歳のエンゾ(エロワ・ポユ)の姿や、彼の教育係でウクライナ出身の青年ヴラド(マクシム・スリヴィンスキー)と、南仏の陽光が差し込む屋外で会話をしている姿、互いに優しい眼差しを向けあう場面などが捉えられている。

また、両親の姿を映した場面写真からは、戸惑いと葛藤に満ちた思春期の渦中にいるエンゾを見守る両親の不安げな表情が滲んでおり、複雑な胸の内もうかがえる。

大人になりたいという憧れと“いま”に対する葛藤の狭間で揺れ動く16歳のエンゾについて、ロバン・カンピヨ監督は「エンゾには、期待される役割に応える代わりに、それを極端なまでに拒む “動かない強さ”があります。それは彼が勇敢だからなのではなく、彼がこれから待ち受ける世界を恐れているからです。穏やかで陽光に満ちたプール付きの豪邸を与えてくれる家族を前にして、彼はあえて月と夜と、断崖に打ち寄せる波の側に身を置こうとする思春期の少年なのです」と、複雑な心情を持ち合わせていると語る。

さらに、主人公エンゾを演じた新人俳優について「水泳が得意な青年を求めて、SNSを通じてオーディションをすると発表しました。エロワは元競泳選手で、その経験から培われた自己規律や仲間との連帯感、そして孤独や寡黙さも持ち合わせていました。演技は未経験でしたが、彼の持つ素質はすべて、この役柄にとって重要な要素だったのです」と、エロワ・ポユのキャスティング理由を明かした。

まとめ(注目ポイント)

  • 『君の見る世界をなぞる』8月21日公開『君の見る世界をなぞる』が2026年8月21日より全国順次公開。第78回カンヌ国際映画祭監督週間オープニング作品。
  • 場面写真を一挙解禁主人公エンゾとヴラドの交流や家族との関係など、思春期の揺れる心情を映し出した場面写真を公開。
  • 監督がキャスティング理由を明かすロバン・カンピヨ監督が、元競泳選手エロワ・ポユの自己規律や寡黙さが主人公像と重なったとコメント。
  • 16歳の少年のひと夏を描く家族への反発や将来への不安、戦争の現実に直面する少年エンゾの繊細な成長を描く青春ドラマ。
作品情報

君の見る世界をなぞる
2026年8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開

STORY
南仏の裕福な家庭で育った16歳のエンゾは、学校に馴染めず、建築現場で見習いとして働いている。そこで出会ったウクライナ出身の青年ヴラドに憧れを抱き、惹かれていくが、彼は兵役のため戦争へと向かわなければならない。満ち足りた生活を送る家族への反発、進むべき道のわからない将来への不安、そして親しい人が奪われる戦争の現実。自分の感情を制御できぬまま、エンゾが過ごす夏は、静かに形を変えていく。

監督:ロバン・カンピヨ(『BPM ビート・パー・ミニット』)
出演:エロワ・ポユ、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、エロディ・ブシェーズ、マクシム・スリヴィンスキー ほか

2025年|フランス、ベルギー、イタリア|フランス語、ウクライナ語|カラー|アメリカンビスタ|5.1ch|102分
PG12|原題:ENZO|字幕翻訳:リネハン智子|配給:樂舎

©Les Films de Pierre / Lucky Red / Page 114 / Les Films du Fleuve / France 3 Cinéma / AMI, Alexandre Mattiussi

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