『美⼥と野獣』『ダウントン・アビー』のダン・スティーヴンスが完璧な恋を仕掛けるアンドロイドを演じるロマンティック映画『アイム・ユア・マン 恋⼈はアンドロイド』の本予告とポスターが解禁された。

本作は、ミドルエイジクライシスに直⾯する⼥性とアンドロイドの思いがけない恋の行方を描くラブロマンス映画。ベルリンのペルガモン博物館で、楔形⽂字の研究に没頭する学者アルマは研究資⾦を稼ぐため、とある企業が極秘で⾏う特別な実験に参加することに。そこに現れたのは紺碧の瞳でアルマを熱く⾒つめるハンサムなトム。初対⾯にもかかわらず、積極的に⼝説いてくる彼は、実は、全ドイツ⼈⼥性の恋愛データ及び、アルマの性格とニーズに完璧に応えられるようプログラムされた⾼性能 AI アンドロイドだったー!
抜群のルックスと穏やかな性格と豊富な知識、ロマンチックなエスコートで難攻不落のアルマに恋を仕掛けるアンドロイド・トムを演じるのは『美⼥と野獣』(17)、『ダウントン・アビー』(10〜15、19)で観客のハートをつかんだダン・スティーヴンス。トムに尽くされても素直になれないアルマには、『es[エス]』(01)や『ヒトラーを欺いた⻩⾊い星』(17)など、ドイツで活躍するマレン・エッゲルト。監督は、超正統派ユダヤ教徒のコミュニティから逃亡する⼥性を描き、プライムタイム・エミー賞を受賞した『アンオーソドックス』(20/Netflixにて配信中)のマリア・シュラーダー。
今回解禁された映像は、研究者のアルマが、ある企業が極秘で⾏うこの特別な実験の被験者として参加、彼⼥の理想のパートナーとしてのあらゆるデータがインプットされた「アンドロイドのトム」と暮らし始めるシーンから始まる。
期間は3週間、報酬を⾃⾝の研究に充てる事が⽬的とはいえ、気乗りしないまま彼を⾃宅に連れて帰るが、その不安は的中!「君の瞳に吸い込まれそうだ」と⽢い台詞を囁き、完璧に家事をこなすかと思えば「息抜きして、働きすぎは良くない」とロマンチックな演出とともにアルマに優しい⾔葉をかける“完璧な彼”に、アルマは調⼦が狂ってしまい「気が変になりそう」と動揺、「機械」として接することで距離をおこうとするが、トムはその後も変わらず “アルマを幸せにすること” というただひとつのミッションを成功させるために、献⾝的な努⼒を続ける。
そんな中、トムと過ごす時間が増えるうちに、孤独や愛について“⼈間以上に⼈間らしい”⾔葉を発する彼に気づき「あなたを⼈間だと思ってもいい?」「あなたがいないとただの⼈⽣なの」と、やがて⾃⾝の⼼を開いていくがー。
⼈間・アルマとアンドロイド・トムが⾏き着く未来とは?「それを愛と⾔うのでは?」と真っ直ぐに答えるトムの真っ直ぐな⾔葉が胸に響くと同時に、最後、機械らしく!?ショートする彼の姿も捉えた、シニカルでユニークな予告となっている。
ポスターはアルマの横にピッタリと寄り添いながらも、その背後にまるでクローンのように無数に連なるトムの姿を切り取ったもの。⼈間同⼠の恋愛は妥協や擦り合わせの繰り返しで、ままならないことばかりだが、ロボット相⼿なら難しい⼈間関係もストレスゼロ。衝突のない関係は「愛」なのだろうか? それとも「⾼度で繊細なアルゴリズムの結果」なのか? 本作のテーマをそのまま体現するかのような 2 ⼈の関係性を切り取ったものとなっている。
なお、11⽉12⽇からは、ムビチケ(1,500円)も発売決定。表⾯はロゴにちょこんと乗ったダン・スティーヴンスの姿が可愛らしく、そして裏⾯はアンドロイドの⼼臓がイメージされたデザインのクリアファイル付き(A5サイズ)となっている。

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド
2022年1月14日(金)新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー
監督:マリア・シュラーダー『アンオーソドックス』 出演:ダン・スティーヴンス、マレン・エッゲルト、ザンドラ・フュラー
2021年|ドイツ映画|ドイツ語|107分|英題:I’m your man |日本語字幕:金澤荘子 提供:ニューセレクト 配給:アルバトロス・フィルム 映倫:PG-12 |
©2021, LETTERBOX FILMPRODUKTION, SÜDWESTRUNDFUNK
公式HP:imyourman-movie.com