「野獣死すべし」を原作に舞台を現代に置き換え、イギリスで大ヒットした海外ドラマ 『ビースト・マスト・ダイ/警部補ストレンジウェイズ』が2月3日(木)より「スターチャンネルEX」にて独占日本初配信されることが決定。また「BS10 スターチャンネル」では、3月9日(水)より日本独占放送を開始する(※3月6日(日)午後1:00より字幕版 第1話を無料放送)。あわせて予告編が解禁された。
本作は、傑作ミステリー小説「野獣死すべし」を原作にした異色の復讐サスペンス。『ボヘミアン・ラプソディ』など数々の名作映画を製作してきた老舗プロダクション、ニュー・リージェンシーと、リドリー・スコット率いるスコット・フリー・プロダクションが初タッグを組んでTVシリーズを手掛け、イギリスで大ヒットした注目作。
『グッド・ワイフ』とそのスピンオフシリーズ『グッド・ファイト』の敏腕弁護士ルッカ・クイン役で一躍有名になったクシュ・ジャンボが復讐に燃える母親フランシス役を、『チェルノブイリ』で英国アカデミー賞(BAFTA)主演男優賞を受賞したジャレッド・ハリスが容疑者としてフランシスの標的になる富豪ジョージ役を演じる。冷静に復讐の機会を狙うフランシスと”野獣”ジョージが対峙する鬼気迫るシーンは緊迫感にあふれ、ふたりの演技合戦から目が離せない。
そして、PTSDと闘いながら事件を追う警部補ストレンジウェイズに抜擢されたのは『追想(2018)』『ダンケルク』で注目のビリー・ハウル。今後の活躍から目が離せない若手英国男優のひとりだ。他にもナサニエル・パーカー、ジェラルディン・ジェームズら、イギリスが誇る名優が脇を固めている。
原作はダニエル・デイ=ルイスの父親で桂冠詩人のセシル・デイ=ルイスがニコラス・ブレイクのペンネームで1938年に出版した同名小説「野獣死すべし」。江戸川乱歩も絶賛したこの傑作小説の映像化としては“フランスのヒッチコック”と呼ばれたクロード・シャブロル監督による映画『野獣死すべし(1969)』が有名だが、イギリスでのドラマ化は実に53年ぶりで、舞台を現代にアップデート。主人公を父親から母親に変え、原作に忠実ながら新たな視点を追加している。容疑者に近付き、復讐の機会を冷静に狙うフランシスが放つ緊張感や終盤の一捻りと、PTSDを抱えた若き警部補ストレンジウェイズのキャラクターの魅力など最後まで飽きない極上の復讐サスペンスに仕上がっている。
『キング・オブ・コメディ』に始まり、近年では『ボヘミアン・ラプソディ』など数々の大ヒット映画を生み出してきた老舗プロダクションニュー・リージェンシーがリドリー・スコット率いるスコット・フリー・プロダクションズとタッグを組み、BBCやITVのドラマを配信しているプラットフォーム、BritBox初のオリジナル作品として初めてドラマを手掛け、同サービスの再生回数新記録を獲得。Rotten Tomatoes批評家票86%、視聴者票72%(2021年12月現在)の高評価を集め、早くもストレンジウェイズ警部補を主人公にしたシーズン2の製作が噂されている。
数々の映画やドラマの舞台となり、上流階級の保養地としても愛されてきたワイト島。本土の喧騒とは打って変わった静かな島自体が孤立や閉塞感を表し、失意と殺意の間で葛藤するフランシスの感情を美しい景観が一層引き立てている。随所に挿入された打ち寄せる波を空撮した映像はとても印象的だ。
ビースト・マスト・ダイ/警部補ストレンジウェイズ
(原題:THE BEAST MUST DIE /全6話)
【配信】スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS
2月3日(木)#1、2同時配信開始
※2/10(木)以降は毎週木曜1話ずつ更新
※第1話無料配信期間 2/3(木)~3/4(金)
https://ex.star-ch.jp/special_drama/mzjKr
【放送】 BS10 スターチャンネル
【STAR1 字幕版】3月9日(水)より毎週水曜よる11:00 ほか
※3月6日(日)午後1:00 字幕版 第1話 無料放送
STORY
ひき逃げで6歳の息子を亡くした母親フランシスは、捜査が打ち切りになったことを知り、悲しみに明け暮れる。自身の手で犯人を見つけ出すしかないと心に決めた彼女は、徹底的なリサーチの末、ある人物に近づいていく。一方、このひき逃げ事件を担当していた警察署長が自殺し、後任としてやってきた警部補ストレンジウェイズ。彼は、署がこの事件に関して何かを隠していると疑い、独自に捜査を進めていく。
企画・脚本・製作総指揮:ギャビー・チャッペ
監督:ドメ・カルコスキ
製作総指揮:ナサニエル・パーカー
原作:ニコラス・ブレイク「野獣死すべし(永井淳 訳/ハヤカワ文庫)」
出演:クシュ・ジャンボ(『グッド・ワイフ』『グッド・ファイト』)、ジャレッド・ハリス(『チェルノブイリ』、「シャーロック・ホームズ」シリーズ)、ビリー・ハウル(『追想(2018)』)、ジェラルディン・ジェームズ(『劇場版 ダウントン・アビー』)、ナサニエル・パーカー(『最後の決闘裁判』)
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