『ファンタスティック・ビースト』シリーズのジュード・ロウが主演を務める心理スリラー『不都合な理想の夫婦』(4月29日公開)の予告編と場面写真が解禁された。

21年度英国インディペンデント映画賞で6部門にノミネートを果たした本作は、“理想の夫婦”を虚飾と野望が引き裂いていく極限の心理スリラー。主人公を演じたのは『ファンタスティック・ビースト』シリーズのジュード・ロウ。その妻役には『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のキャリー・クーン。監督は『マーサ、あるいはマーシー・メイ』でサンダンス映画祭の監督賞を受賞したショーン・ダーキン。英米の両国で暮らした体験から、自身で感じた文化的な差異をもとに脚本を手掛けた。
今回解禁となった予告編は、主人公のローリー(ジュード・ロウ)が、窓から外の景色を眺めながら、「移住しよう」と宣言するシーンから始まる。妻のアリソン(キャリー・クーン)は、馬小屋で調教師として働き、2人の子供にも恵まれた生活を送っていたので、今回で4回目となる転居の相談に戸惑いを見せるが、夫の決意は固かった。
4人家族の新生活の舞台となったのはロンドンの郊外。新居となる大豪邸に子供たちは大喜びする一方で、妻は不安な想いに駆られながらも、夫の望み続けた完璧な生活をともに過ごす。だが、次第にお互いの罵り合いが始まり、徐々に夫ローリーの本性が垣間見えてくる。家族のために仕事に精を出してきたと夫は言うが、妻からすると自身の見栄を張るために行動してきたと思われていた。虚飾と野望が混沌と入り混じる中、理想的な家族と思われていた彼らの行く先は、どのような結末を迎えるのだろうか…!?




予告編にあわせて本作の場面写真9点が追加解禁。同僚とバーでお酒を交わしながら、何やら重苦しい顔を浮かべるローリーの姿や、溺愛する馬の世話をするアリソンの様子などが切り取られている。




『不都合な理想の夫婦』は4月29日(金)より、kino cinéma横浜みなとみらい、kino cinéma立川髙島屋S.C.館、kino cinéma天神 ほか全国順次公開。
不都合な理想の夫婦
2022年4月29日(金)より kino cinéma横浜みなとみらい・立川髙島屋S.C.館・天神 ほか全国順次公開
監督・脚本:ショーン・ダーキン
出演:ジュード・ロウ、キャリー・クーン
2019年|イギリス|英語|107分|カラー|ビスタ|5.1ch|原題:The Nest|字幕翻訳:高山舞子 映倫:R15+
提供:木下グループ
配給:キノシネマ
©Nest Film Productions Limited/Spectrum Movie Canada Inc. 2019