サンダンス映画祭で大喝采を浴び、全米では1500スクリーンで公開されスマッシュヒット! 若者を中心に熱狂的なファンを生み出したSNS時代の青春ロードムービー『Zola(原題)』が邦題『Zola ゾラ』として、8月26日(金)新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開されることが決定、特報映像もあわせて解禁された。

本作は、2015年10月、デトロイトに住む一般女性アザイア“ゾラ”キングがツイッターに投稿したスリリングな計148ツイートの連続投稿と、その物語をフィーチャーしたローリングストーン誌の記事を『ムーンライト』『ミッドサマー』『mid90s』と次々にヒット作を生み出したハリウッドで最も勢いのあるスタジオA24が映画化した、疾走感あふれるオフビートな青春ムービー。
ある日、レストランで働いていたゾラは、客としてやってきたステファニと意気投合し、連絡先を交換する。すると翌日、ステファニから「ダンスで大金を稼ぐ旅に出よう」と誘われ、あまりに急なことで困惑するも結局行くことに。これが48時間の悪夢の始まりだとは露知らず…。
今回解禁された特報映像は、デトロイトのウェイトレスであり、ストリッパーでもあるゾラが、電撃的に出会ったダンサーのステファニから、“フロリダへの出稼ぎ旅”に誘われるところから始まる。キラキラで不穏、スリリングな雰囲気が漂い、「全米を熱狂させたリアル“SNS”ストーリー」をいち早く体感させるような映像となっている。
主人公のゾラには『マ・レイニーのブラックボトム』でダッシー・メイを演じ、ヴィオラ・デイヴィスやチャドウィック・ボーズマンとの共演で大きな存在感を見せつけたテイラー・ペイジ。ぶっ飛んだストリッパー、ステファニ役にはエルヴィス・プレスリーの孫としても知られ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『アンダー・ザ・シルバーレイク』などの話題作への出演でハリウッド屈指の人気急上昇女優となった注目株、ライリー・キーオ。セクシーで荒唐無稽、それでいてクール&キュートなコンビを、それぞれが魅力的に演じている。
監督を務めたのは長編デビュー作『Lemon(原題)』がサンダンス映画祭で絶賛され、人気ブランドmiu miuの女性監督シリーズに抜擢されるなど、各界から注目を集める気鋭の黒人女性監督ジャニクサ・ブラヴォー。ブラヴォー監督はゾラの物語と出会った時、「アザイアのツイートはガッツと迫力のある展開で、まるでカーディ・Bの『ボーダック・イエロー』とデヴィッド・リンチの『ブルーベルベット』(86)の交差点」のように感じたという。
また、主人公のゾラについて「ゾラはアメリカで働きながら暮らす若い黒人女性です。自分を認めてくれない、守ってくれない環境の中で、彼女は主体性を保っている。私はその主体性に強く惹きつけられたのです」と語った。
撮影はジェーン・カンピオン監督作『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で2022年のアカデミー賞撮影賞にノミネートされた撮影監督、アリ・ウェグナー。サントラは『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』や『ジャッキー』などでも知られる“ミカチュー”ことミカ・レヴィと、キャストもスタッフも女性クルーがけん引する本作は、フォトジェニックでパワフルな作品に仕上がっており、全米公開当時にはミッシー・エリオットやケイティ・ペリーなどがSNSで言及。カニエ・ウェストは本作を二回も見て、劇伴のミックスを発表するなど、多くのセレブ達をも熱狂させた。
また、劇中にはUSHER、MIGOS、2 CHAINZなど、大人気アーティストたちの楽曲も満載。SNSと現実が交差する、まさに“今”という時代を映し出した青春映画の傑作がここに誕生する!
Zola ゾラ
2022年8月26日(金)新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイント他全国ロードショー
STORY
ウェイトレス兼ストリッパーのゾラはレストランで働いていたところ、客としてやってきたステファニと「ダンスができる」という共通点があることで意気投合し、連絡先を交換する。すると翌日、ステファニから「ダンスで大金を稼ぐ旅に出よう」と誘われ、あまりに急なことで困惑するも結局行くことに。これが48時間の悪夢の始まりだとは露知らず…。
監督:ジャニクサ・ブラヴォー「アトランタ」
撮影:アリ・ウェグナー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
音楽:ミカ・レヴィ(ミカチュー)『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』
出演:テイラー・ペイジ『マ・レイニーのブラックボトム』、ライリー・キーオ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ほか
2021年/アメリカ/英語/86分/ビスタ/カラー/5.1ch /原題:Zola/ R18+ /日本語字幕:石田泰子/配給:トランスフォーマー
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