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デビュー作『ラスト、コーション』で約1万⼈の中から選ばれヒロインに⼤抜擢され、その⼤胆な演技で脚光を浴びたタン・ウェイ。パク・チャヌク監督の新作『別れる決心』(2月17日公開)では言語の壁を超えてヒロイン役を務めた彼女が、“新時代のファムファタール誕生”と今大きな話題を呼んでいる。

『別れる決⼼』
「監督のおかげで、私の⼈⽣の⼀部が完成しました」

ヴェネチア国際映画祭にてグランプリの⾦獅⼦賞に輝いたアン・リー監督の『ラスト、コーション』(2007)で熱烈な映画デビューを飾ったタン・ウェイ。中国出⾝、ミス・ユニバースにも選ばれたことのある彼女は、約1万⼈の中からオーディションで『ラスト、コーション』のヒロインに⼤抜擢され、台湾版アカデミー賞と⾔われる第44回台湾⾦⾺賞(⾦⾺奨)で最優秀新⼈賞を獲得し⼀躍注⽬の存在となった。

⽇本軍占領下の上海を舞台に、⼥スパイと政府⾼官の禁断の愛を描く『ラスト、コーション』は、⽇本ではR-18指定での公開となるほどの過激な描写で⼤きな話題を集めたが、彼⼥はデビュー作とは思えないほどの⼤胆な演技でトニー・レオン演じる主⼈公を誘惑するヒロインを演じ、その体当たりの演技と強烈な美しさで世界中の度肝を抜いた。

その後も、キム・テヨン監督の韓国・⾹港・アメリカ合作の映画『レイトオータム』(2010)で韓国の映画賞である百想芸術⼤賞で外国⼈初の最優秀演技賞を受賞し、鮮烈な印象を残した。さらに、中国国内で5億元を超えるヒット作となった『めぐり逢いの予感/北京ロマン in シアトル』(2013)や、第34回⾹港電影⾦像奨で作品賞を獲得したアン・ホイ監督の『⻩⾦時代』(2014)ではタン・ウェイ⾃⾝も 2015 年度の⾹港電影導演會年度頒獎禮・第 2 回英國倫敦國際華語電影節にて主演⼥優賞を受賞するなど、国際的⼥優として⼀躍その名を広く知らしめる。

そして、2019年には「⼤明皇妃 -Empress of the Ming-」にて12年ぶりのテレビドラマ出演をするなど、常に⼤きな注⽬を集め続けている。

そんな彼女の最新作となるのが、本年度アカデミー賞で国際⻑編映画賞のショートリスト⼊りも果たし、アカデミー賞®ノミネートにも⼤きく注⽬が集まるパク・チャヌク監督の『別れる決⼼』。今年最もロマンティックな作品との呼び名も⾼い一作だ。

『別れる決⼼』

本作でタン・ウェイは、刑事のヘジュン(パク・ヘイル)が追うある事件の、被害者の妻・ソレを演じている。刑事と容疑者という⽴場ながらも、互いに惹かれあっていくという役どころだが、⼆⼈の交錯する⽬線とプラトニックながらもなんとも艶やかなやりとりに世界中の観客が虜となっている。

『別れる決⼼』はすでに、韓国国内で社会現象とも⾔えるブームを巻き起こしており、数々の映画賞を獲得。タンも⻘⿓賞・釜⽇映画賞・韓国映画評論家賞と韓国国内の映画賞で主演⼥優賞を軒並み受賞し、さらにパクも⻘⿓賞・⼤鐘賞・釜⽇映画賞にて主演男優賞を受賞するなど、男⼥主演賞を揃って受賞を果たすほどの独⾛状態にある。

パク・ヘイルの出演は脚本が出来上がる前に決定し、彼の出演を前提に脚本作業がされたというが、その際にすでにタン・ウェイの出演も決まっていたという。ヒロインのソレを中国⼈に設定したのも、彼⼥をキャスティングするためだというほどで、パク監督は「『ラスト、コーション』を⾒た時から、彼⼥と映画を撮りたいと思っていました」と念願の出演であったことを明かし、「⾃信に満ちたソレというキャラクターは彼⼥なら説得⼒が出ると思ったんです。そして、彼⼥とパク・ヘイルなら、魅⼒的な組み合わせになると思いました」とオファーの決め⼿を語っている。

パク・チャヌク監督作品への出演は本作が初となるが、監督の作品の⼤ファンだというタン・ウェイは「彼は驚異的な考えの持ち主であり、驚異的なキャラクターを⽣み出します。私が演じたソレというキャラクターもそうでした。昨⽇、パレでの公式上映が終わった瞬間、『監督、ありがとうございます。監督のおかげで、私の⼈⽣の⼀部が完成しました』と⾔ったほどです」とカンヌ国際映画祭の際に喜びを語っている。

タンが演じたソレは、夫が⼭で亡くなり⼀⼈残された時、夫の事件を担当する礼儀正しく清廉な刑事へジュンと出会う中国⼈⼥性である。タンは韓国の監督との仕事は初ではないが、これまで韓国語を話すことはなかった。本作で⼀から韓国語を学び、⾃⾝のセリフのみでなく相⼿のセリフまでを覚えていたほどの勤勉さであったという。それについてタンは「仕事を通して学ぶのが好きなので、⼤変だとは思いませんでした」と⾔い、「⼤変だったのは、撮影の最初の頃に使っていた翻訳マシンの⽅かもしれないです。最初は⾯⽩がっていたのですが、あまり役に⽴たず…。必要がなくなってしまって、結局途中から使わなくなってしまいました」と撮影時を振り返った。

劇中でも、普段は韓国語で話すソレが、熱弁する際に翻訳アプリを使⽤し、へジュンをもどかしい気持ちにさせるシーンがあり、なんとも印象的だが、彼⼥⾃⾝も⾔語の壁を超えての出演であった。

鮮烈なデビュー作『ラスト、コーション』では「⼥スパイが暗殺⽬的で誘惑する」という、所謂ファムファタール(男を破滅させる魔性性のある運命の⼥性)的な役柄で映画史に名を刻むほどの熱演を魅せたタン・ウェイ。しかしパク監督は、『別れる決⼼』のヒロインに⼥性を神話化したり、性的対象としてみたりする従来のファムファタール像は当てはまらず、意識的に気を配り極⼒避けようとしたという。

監督は「ソレは愛という⾔葉で全てを正当化できないほど、本当に命をかけた愛をしている⼈物であり、そういう彼⼥の姿を⾒ながら、『私が⾒間違えていたのか』と作品を楽しんでもらえるといい」と語る。タン・ウェイだからこそ魅せることができる、現代の新たなファムファタール像に注⽬だ。

『別れる決心』は2月17日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。

作品情報

別れる決心
2023年2月17日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

STORY
男が山頂から転落死した事件を追う刑事ヘジュン(パク・ヘイル)と、被害者の妻ソレ(タン・ウェイ)は捜査中に出会った。取り調べが進む中で、お互いの視線は交差し、それぞれの胸に言葉にならない感情が湧き上がってくる。いつしか刑事ヘジュンはソレに惹かれ、彼女もまたへジュンに特別な想いを抱き始める。やがて捜査の糸口が見つかり、事件は解決したかに思えた。しかし、それは相手への想いと疑惑が渦巻く“愛の迷路”のはじまりだった……。

監督:パク・チャヌク
脚本:チョン・ソギョン、パク・チャヌク
出演:パク・ヘイル、タン・ウェイ、イ・ジョンヒョン、コ・ギョンピョ
提供:ハピネットファントム・スタジオ、WOWOW
配給:ハピネットファントム・スタジオ
原題:헤어질 결심|2022 年|韓国映画|シネマスコープ|上映時間:138 分|映画の区分:G

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公式サイト https://happinet-phantom.com/wakare-movie/

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