『RRR』監督＆主演NTR Jr.がタッグを組んだ『ヤマドンガ』を日本初独占配信！「JAIHO」2023年3月のラインナップ解禁

映画配信サービス「JAIHO（ジャイホー）」の2023年3月に配信開始される全作品ラインナップが発表された。大ヒット作『RRR』監督＆主演NTR Jr.がタッグを組んだファンタジーアクション『ヤマドンガ』など話題作が続々配信される。

3月の「JAIHO」要注目作品１つ目は、全世界で大ヒット中の『RRR』(2022)や『バーフバリ』２部作（2015、2017）【※JAIHOで常時配信中】のS.S.ラージャマウリ監督が『RRR』のNTR Jr.を主演に迎えた、前代未聞のファンタジーアクション作品『ヤマドンガ』（2007）。日本初独占配信が決定した。

ケチな泥棒・ラジャ（NTR Jr.）が閻魔大王への悪態をついたことをきっかけに、閻魔大王が激怒！地獄に落とされたラジャが、持ち前の話術と死んだ祖父の助力でなんと地獄の民の人気を獲得⁉　閻魔から地獄の王の座を奪った揚げ句、更には地上に帰還。そして、ラジャがあるきっかけで出会った不遇の女性と愛し合い、彼女をその境遇から救おうと決意するも、ラジャへの復讐に燃える閻魔が地上に降り立ち彼らの仲を引き裂こうと画策するー。ドラマティックな展開と、想像を超えたアクションで、本作もS.S.ラージャマウリ監督節全開、全編「愛の力」がみなぎるエンタメ大作となっている。

2つ目は、原作・脚本を手がけた最新作『呪呪呪／死者をあやつるもの』(2021)でも話題！ 『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2017) 【※JAIHOで2023年3月28日より4K版再配信＆常時配信】を始め、大きな注目を集めたNetflixドラマ「地獄が呼んでいる」（2021）ほか、ウェブコミックなどさまざまなジャンルを横断しながら大活躍、今、その動向が最も注目されてるクリエイターのひとり、ヨン・サンホ監督がプロデュースを手がけたエロティック・アニメ・シリーズ『発狂する現代史』を日本独占初配信。全11話からなる本シリーズ、3月は第1〜3話、4月には４話〜6話、5月には７話〜11話まで連続配信されることが決定した。

キャリアのスタートはアニメであり、『豚の王』（2011）や第46回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション最優秀作品賞を受賞した『フェイク〜我は神なり』（2013）など、アニメーション監督としても高い評価を持つヨン・サンホ監督。現代社会を生きる男女の性と愛憎を赤裸々に描き、権力や欲望が渦巻く韓国社会の闇をも暴く衝撃的な展開が繰り広げられる本シリーズはヨン・サンホファンならずとも必見の作品となっている。

ほかにも、3月からJAIHOで独占初配信が始まる作品が続々決定。濱口竜介監督（『ドライブ・マイ・カー』）が、19年発行の仏映画雑誌「カイエ・ドュ・シネマ」誌で2010年代のベストテンに選出したことでも話題、JAIHO23年上半期注目作品のひとつ、ブエノスアイレスでシェイクスピア劇に出演する劇団員たちをユニークな演出で描いた、アルゼンチンの俊英監督マティアス・ピニェイロによるヒューマン・ドラマ『ヴィオラ』（2012）【※3月10日〜配信予定】や、傑作映画111本を解説する異色の“映画を旅するドキュメンタリー”『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』でも登場、自然を旅する学者に「聖人」の姿が重なっていく様子を描く、ポルトガルの異才監督ジョアン・ペドロ・ロドリゲスによる神秘に満ちた物語『鳥類学者』（16）【※3月20日〜配信予定】のほか、米アカデミー賞のタイ代表に選出された、タイのインディペンデント映画界で活躍する女性監督アノーチャ・スウィチャーゴーンポンによる、1976年にタイで実際に起きた、左派学生と市民活動家らの集会に警察が衝突し、150名以上の負傷者を出した「タンマサート大学虐殺事件（“血の水曜日”事件）」をフェイクドキュメンタリータッチに描いた『暗くなるまでには』（16）【※3月24日〜配信予定】など、これまで日本ではなかなか見ることのできなかったJAIHOならではの珠玉のラインナップを取り揃えている。ラインナップ詳細は以下にて。

2023年３月の注目の配信作品

『ヤマドンガ』
日本初公開作品＜プレミア＞
★配信開始：3月17日（金）00:00
原題：YAMADONGA
監督：S.S.ラージャマウリ
出演：NTR Jr.(エヌティーアールジュニア)、モーハン・バーブ、プリヤーマニ
2007年/インド/178分/音声：テルグ語/字幕：日本語

【おすすめポイント】
全世界で大ヒット中の『RRR』(2022)や『バーフバリ』２部作（2015、2017）【JAIHOで常時配信中】のS.S.ラージャマウリ監督が、『RRR』のNTR Jr.を主演に迎え2007年に発表した６作品目の監督作。原案・共同脚本はラージャマウリの父で『RRR』や『バーフバリ』２部作、『マガディーラ　勇者転生』(2009)【JAIHOで常時配信中】でもタッグを組み、『バジュランギおじさんと、小さな迷子』(2015)や『マニカルニカ　ジャーンシーの女王』(2019)などの大ヒット作も手掛けるK.V.ヴィジャエーンドラ・プラサード。音楽はこちらもラージャマウリ作品の常連であり、『RRR』でインド映画初のアカデミー賞歌曲賞ノミネートを果たし受賞に期待がかかるM.M.キーラヴァー二。NTR Jr.がフィルムフェア賞 最優秀主演男優賞（テルグ語映画）を受賞した。本作はNTRJr.にとって、ラージャマウリ監督３作目の出演作。日本独占初公開。

【ストーリー】
ケチな泥棒ラジャは、貸金業を営む若い女性ダナラクシュミから借金をしながら、相棒のサクティと共に窃盗で身を立てる日々。ある日、富豪から高報酬の仕事を引き受けたラジャは、任務の途中で悪漢に追われる女性マヒを助ける。ラジャは気付いていないが、実はマヒは2年前にラジャが命を救った少女だった。マヒは幼いころに両親を亡くし、財産を狙う親族から虐げられていた。一方、ラジャの依頼主が報酬を支払う直前に死んでしまい、ラジャは閻魔大王（ヤマ・ダルマラージャ）を恨み悪態をつく。それを聞いた閻魔は怒り、ラジャを死なせて地獄に呼び寄せてしまう。だが、ラジャは持ち前の話術と死んだ祖父の助力で地獄の民の人気を得て、閻魔から地獄の王の座を奪った揚げ句、地上に戻る。マヒと再会したラジャは彼女を愛し、親族から救うことを決意する。しかし、復讐に燃える閻魔が地上に降り立ち、ダナラクシュミに扮装してラジャを誘惑し、2人の仲を裂こうとする…。

『発狂する現代史 Part1』※第1〜3話
日本初公開作品＜プレミア＞
★配信開始： 3月29日（水）00:00
Master and Man/발광하는현대사
監督：ホン・ドクピョ　製作：ヨン・サンホ
声の出演：チョン・ヨンギ、イ・ウヌ
2014年/韓国
Part1（１～3話）：63分／Part2（4～7話）：73分／Part3（8～11話）：75分
音声：韓国語/字幕：日本語 /R18+　<＊18才未満の未成年者の視聴は推奨致しません>

【おすすめポイント】
『新感染　ファイナル・エクスプレス』【2023年3月28日より4K版再配信＆常時配信】のヨン・サンホ監督がプロデュースを手掛けたエロティック・アニメ・シリーズ。現代社会を生きる男女の性と愛憎を赤裸々に描き、権力や欲望が渦巻く韓国社会の闇を暴く衝撃的な展開が繰り広げられる。ヨン・サンホは、第16回釜山国際映画祭 DGKアワード 監督賞を授賞した『豚の王』（2011）や第46回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション最優秀作品賞を授賞した『フェイク〜我は神なり』（2013）など、アニメーション監督として高い評価を受け、実写映画初監督作となる『新感染 ファイナル・エクスプレス』（2016）が韓国興収年間1位の大ヒット、続編『新感染半島 ファイナル・ステージ』（2020）も大ヒットを記録し、2023年2月10日(金)より全国公開されている原作・脚本を手掛けた『呪呪呪／死者をあやつるもの』（2021）も話題となっている。
監督は『フェイク〜我は神なり』のラインプロデューサーや『豚の王』の作画監督などを務めたホン・ドクピョ。
主人公ヒョンデを演じるのは『新しき世界』(2012)、『ブーメランファミリー』(2013)、『国際市場で逢いましょう』(2014)など100本以上の映画・ドラマに出演するチョン・ヨンギ。ミンジュ役とナレーションを担当するのは、キム・ギドク監督の衝撃作『メビウス』(2013）で息子の性器を切り取る母と快楽を与える女の2役を演じて強烈な印象を残した女優イ・ウヌ。

【ストーリー】<第１話：お祝いの夜/第２話：ありふれた土曜日/第３話：従属関係>
32歳のヒョンデと27歳のミンジュは、セックスフレンドとして2年以上も関係を続けている。ある日、ヒョンデは自分が結婚することをミンジュに告げると、ミンジュは自分に好意を寄せる男性フンと同棲を始める。ミンジュのことが忘れられないヒョンデは、妻スニと一緒にいてもミンジュとのセックスを思い出す始末。交通情報レポーターであるミンジュの職場まで押しかけるが、冷たくあしらわれてしまう。実はミンジュの心には、6年以上待っている既婚男性チョルスがいた。医者であるチョルスは妻ヨンヒとその母の権力に囚われ離婚することが出来ず、ミンジュとは体だけの関係を続けていた。一方、ヒョンデは新しく始めたカルチャースクールのイラスト講師の仕事先で出会った専業主婦の学生と関係を持つ。

3/1〜3/31の配信作品一覧