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鬼才ポール・ヴァーホーヴェン監督によるエロティック・スリラー『氷の微笑 4Kレストア版』(6月16日公開)の試写会イベントが6月7日(水)に実施され、作家の岩井志麻子、映画評論家/ライターの森直人が登壇した。

「ポール・ヴァーホーヴェン監督の変わらない演出力、語りの力が堪能できる」

全米で160億円を超えるボックス・オフィスを記録したほか、ここ日本でも1992年の年間ランキング3位を記録する大ヒットとなった(※一般社団法人日本映画製作者連盟発表)本作は、『トータル・リコール』『ELLE エル』『ベネデッタ』の鬼才ポール・ヴァーホーヴェン監督によるエロティック・スリラー。ロックスター殺害事件の捜査をきっかけに深みにはまっていく刑事ニックをマイケル・ダグラス、ニックを惑わす作家キャサリンをシャロン・ストーンが演じる。1992年公開当時は「一般映画制限付き(R)」として修正を施し公開されていたが、今回は無修正R18+にて公開される。

本作の公開記念イベントに登壇した作家の岩井志麻子、映画評論家・ライターの森直人は、30年ぶりに劇場公開される本作を改めて見直したそうで、岩井は「キャサリンが足を組み替えるシーン、アイスピックでの殺害シーンに気を取られていたが、再度観返したところ面白くてビックリ」、森は「ポール・ヴァーホーヴェン監督の変わらない演出力、語りの力が堪能できる」と絶賛する。

能力ある才女“ヴァーホーヴェン・ウーマン”の原点として君臨する作家キャサリン・トラメルの魅力は今も色褪せず、岩井は「スクリーンにアップになっただけで“ワーっ”と思わせる、華のある素晴らしい存在」とキャサリンを演じたシャロン・ストーンの美しさを絶賛。同じ作家としては「あんな派手な作家見たことない」と語るも、「リアルと創作は全く別物。結婚相手にだったら堅実さを求めるだろうけれども、恋愛したい人にとっては“ヤバいけど面白い人”の方が心ときめきますよね」と劇中で危険な恋愛関係に陥る刑事ニック(マイケル・ダグラス)とキャサリンのリアリティを感じられる関係についても言及する。

岩井も好きなシーンとして挙げた「覗き見」のシーンについては、森より『氷の微笑』に影響を与えた『めまい』を監督したアルフレッド・ヒッチコックによる『裏窓』からの引用が感じられること、その系譜で『氷の微笑』がパク・チャヌク監督最新作『別れる決心』にも影響を与えているという解説がなされた。

『氷の微笑 4Kレストア版』は6月16日(金)より全国の劇場で公開。

作品情報

氷の微笑 4K 30周年記念レストア版
2023年6月16日(金)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか公開

STORY
サンフランシスコの刑事、ニックはかつてのロックスター殺害事件の捜査に乗り出す。いくつかの不穏な痕跡から、当時のアリバイが不確かなキャサリンという作家を尋問するが、享楽的な彼女に次第に翻弄されていく。駆け引き、愛、そして新たに起こる不可解な事件の数々―。出口のない迷路にはまったニックが唯一頼れるのは、彼自身の本能だけだった…。

監督:ポール・ヴァーホーヴェン 出演: マイケル・ダグラス、シャロン・ストーン、ジョージ・ズンザ
1992/アメリカ/英語/カラー/128分 映倫:R18+
原題:Basic Instinct  配給:ファインフィルムズ

© 1992 STUDIOCANAL

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