DVD発売記念！『NCIS ネイビー犯罪捜査班シーズン11』“ギブスの父”に哀悼の意を捧げる特典映像を公開

国民的大ヒットドラマ『NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン11』DVD-BOX PART1が、本日2021年6月2日（水）リリース。これを記念し、7月7日（水）にリリースされるDVD-BOX PART2に収録の特典映像「追悼：ジャクソン・ギブス役ラルフ・ウェイトを偲んで」の一部が公開された。

全米ではシーズン18もスタートしている圧倒的人気を誇る犯罪捜査ドラマ『NCIS ネイビー犯罪捜査班』。このたびリリースされるシーズン11では、シーズン10で大きな転機を迎えたジヴァがトニーの説得を振り切ってNCISを辞め、イスラエルへ帰国。一方、最新シーズンでも活躍中のビショップが今シーズン中盤でNSA（国家安全保障局）から出向、ギブスに認められ正式メンバーとなる。

そして、これまで度々登場していたギブスの父ジャクソン役のラルフ・ウェイトが他界したため、最終話は追悼エピソードとなっている。さらに、エピソード18・19は、本作のスピンオフ『NCIS：ニューオーリンズ』のパイロットである、クロスオーバー・エピソード「ニューオーリンズ支局（前編・後編）」となっており、キングことドウェイン・プライドやラサール、ブロディらニューオーリンズ支局の面々が登場する。

『NCIS：ニューオーリンズ』シーズン1のDVDがリリースされた当時はシーズン11の日本語吹替版が放映されておらず、字幕版のみの収録だったため、DVDとしては今回が初の吹替版となるファン必見のエピソードだ。そんな波乱続きの中での再出発を果たし、新メンバーも登場するシーズン 11 は見逃せない！

6月2日（水）のDVD-BOX PART1&レンタルDVD VOL.1～6のリリース記念として、7月7日（水）にリリースされるDVD-BOX PART2に収録の特典映像「追悼：ジャクソン・ギブス役ラルフ・ウェイトを偲んで」の一部を公開。『わが家は11人』『暴力脱獄』など、多くの作品に出演した名優ラルフ・ウェイト。元々は聖職者で俳優としては遅咲きだった彼だが、『NCIS ネイビー犯罪捜査班』シリーズでは、小さな雑貨店を営むギブスの父親ジャクソンとして登場。惜しまれつつ他界した彼への思いを本作の主演マーク・ハーモンをはじめとするキャストやスタッフらが綴る貴重な映像だ。

ジャクソンの息子ギブス役のマーク・ハーモンは「本作の関係者が彼を尊敬し、彼の死を悼んでいる。何年もの間、本作に出演してくれたのは我々には宝ともいえる経験」と感謝の意を示す。ラルフ・ウェイトの“白髪と青い瞳”は、ギブスの父親役にぴったりで彼とマーク・ハーモンが並んだ際、2人の“青い瞳”が輝いていたことを見て“運命”を感じたというスタッフ。正式に父親役に抜擢され、それを証明するかのように、最初から2人は息が合っていたという。

一方「シーズン5から彼は完璧だった。まさにギブスの父親。その彼と共演できないなんて、これほど悲しいことはない」と残念がるのは、ディノッゾ役のマイケル・ウェザリーだ。「撮影班を恐れさせていたあの青い瞳と、僕に聞かせてくれた面白い話が恋しいよ」と故人と懐かしむ。

さらに「彼は自分の車で長距離を走って現場に来る。とても活動的な人だった。時の流れとともに彼の動きはゆっくりになったが、彼にそのことを言おうものなら、痛い目に遭うことになる」と優しい笑みを見せるマーク・ハーモン。親子の2人が言い合う本編のシーンでは、「（父親を）心配して何が悪い？」とギブスが言うセリフがあるが、まさしく偉大な俳優を尊敬し、実の息子のように接していたマーク・ハーモン自身の“心の声”が聞こえるようだ。

ラルフの訃報を電話で知らされた製作総指揮のゲイリー・グラスバーグは「その時は動揺したなんてものじゃない。頭が真っ白になった。物語の最後に追悼文を入れるだけでは不十分で、シーズン11の最後をしめくくる物語として、ジャクソン・ギブスの死を描くことにしたんだ」とラストのエピソードの経緯を説明。ギブスに父親との思い出が押し寄せ、帰郷して父が営んでいた思い出の店に赴くシーンは、心震える感動の仕上がりとなっている。また、マーク・ハーモンはあらためて「彼の死はつらい。でも彼が残したものを無駄にはしない。そうすれはラルフも本作に出演したことを誇りに思ってくれる」と、天国の彼に改めてメッセージを残した。