賞金6億円を手にするのは南か北か!?『宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました』12月29日公開決定　字幕監修・松尾スズキのコメントも到着

韓国と北朝鮮の軍事境界線を越えた賞金6億円の宝くじをめぐるシチュエーション・コメディ映画『宝くじの不時着 １等当選くじが飛んでいきました』が12月29日（金）に、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショーされることが決定した。あわせて日本版ポスタービジュアルが解禁され、字幕監修を務める松尾スズキの推薦コメントも到着した。

巨額の製作費を投じた大作ではなく、大物スターも未出演で、2022年サマーシーズンにおける韓国での公開前は誰もが全くのノーマーク作品だった本作。だが、あまりにも突き抜けた面白さが瞬く間にSNSで広まり、封切り5日目には興収No.1に駆け上がるスマッシュ・ヒットを記録。さらにその勢いがなぜかベトナムに伝わり、韓国映画の歴代興収ベストワンに輝く異例の大ヒットも記録。“揚げる大捜査線”の愛称を持つ映画『エクストリーム・ジョブ』を超える爆笑の話題作が、年末年始に日本に上陸する。

韓国軍の兵士が手にした１等賞金６億円の宝くじが、韓国から軍事境界線を越えて北朝鮮兵士のもとに?!　まさに『愛の不時着』ならぬ、『宝くじの不時着』が発生！　一攫千金を狙った、共同給水区域＝“JSA”で前代未聞の南北“宝くじ”会談が始まる。果たして最後に６億円を手にして笑うのは南か北か!?　予測不能かつ笑撃の嵐が吹き荒れるストーリーで、奇妙奇天烈な人間模様が繰り広げられるシチュエーション・コメディ。年末年始はこの映画で笑い納め＆笑い初め!?

今回完成した日本版ポスタービジュアルは、 上段中央には、最初に１等賞金６億円の宝くじを拾った韓国軍人・チョヌ（コ・ギョンピョ）を写し出し、宝くじを持ちながら野心と金欲にまみれた表情を見せて、主役の人間性を可笑しく表している。

また左右には、宝くじを奪取するために、チョヌと一緒に作戦行動を共にするも、分け前を要求してしまう上官・カン小哨長（ウム・ムンソク）、優しすぎてどんくさい観測兵・マンチョル（クァク・ドンヨン）も登場。何かを踏ん張る形相、あっけにとられた面持ちを見せて、北朝鮮に不時着してしまった“宝くじ奪取作戦”が、非常に困難なミッションだという事を表している。

また下段には、宝くじの二番目の持ち主で、現保有者となる北朝鮮上級兵士・ヨンホ（イ・イギョン）が、口を開けて興奮する様子が捉えられている。さらに、ヨンホの妹で“ディスり兵士”の異名を持つ・ヨニ（パク・セワン）、弾ける時はとことん弾ける政治指導員・スンイル（イ・スンウォン）、ハッキング専門の上級兵士・チョルジン（キム・ミンホ）らも登場して、 一枚のくじを巡る“南北ドリーム争奪戦”の戦況を、一枚のポスタービジュアルで表現している。

“幸運のウリ坊”というキャラクターもひょっこり顔を出し、宝くじの行く末を見守っている様子がとてもチャーミング。「笑撃」な作品性が一目で分かるデザインが完成した。

また本作の字幕監修を松尾スズキが務めることも決定。作家、演出家、俳優として、長年第一線で活躍する松尾が、本作のバラエティー表現を昇華させる。このたび松尾の推薦コメントも到着した。

松尾スズキ　推薦コメント

設定がいい。構成がいい。キャストがいい。
コメディとしてもサスペンスとしても、小憎らしいほど冴えている。
関われて光栄です。
字幕監修：松尾スズキ（作家・演出家・俳優）