トニー賞ノミネートの振付家ホフェッシュ・シェクターが本人役で登場！『ダンサー イン Paris』劇映画を超えたレッスンシーン映像解禁

エトワールになる夢の実現を前に予期せぬ出来事によって挫折してしまう、ひとりの若き女性ダンサーの第二の人生を描いたセドリック・クラピッシュ監督最新作『ダンサー イン Paris』が、大好評につき9月15日からロングラン上映中。このロングランヒットを記念して、トニー賞ノミネートの振付家ホフェッシュ・シェクターによるレッスン風景をドキュメンタリーのように映した本編映像が解禁となった。

本作は『スパニッシュ・アパートメント』『パリのどこかで、あなたと』などフランスで最も愛される監督の一人となったセドリック・クラピッシュ監督最新作。エトワールになる夢をケガであきらめた主人公のエリーズが、未知なる人々やダンスと出会い、新たな人生の扉を開く姿を描いている。劇映画でありながら、トニー賞ノミネートの振付家でありダンサーのホフェッシュ・シェクターが本人役として出演し、代表作「ポリティカル・マザー ザ・コレオグラファーズ・カット」振付の指導風景もカメラに収められた稀有な作品となっている。

本番中の怪我により、もはや目前だった夢のエトワールの道も閉ざされたエリーズ（マリオン・バルボー）は、するべきことも分からずバイトに誘われるままブルターニュのレジデンスへ。芸術を愛するオーナーが様々なアーティストのために提供している宿泊施設だ。そこで出張料理のアシスタントをこなす日々だったが、パリで出逢ったダンサーや仲間たちがそこに現れる。ホフェッシュ・シェクター・カンパニーの御一行が練習のために宿泊するのだ。

今回解禁された映像は、冒頭、夜中にひとり踊るエリーズの姿から始まる。ホフェッシュからレッスンに参加しないかと誘われても、頑なに「もう踊れないかもしれない」と断ってきたエリーズだったが、ある時、一人で踊っているダンサーの練習相手になったことから、徐々にダンサーとしての自分を取り戻し始めていた。

そして遂にカンパニーの一員として迎え入れられたエリーズは、クラシックバレエの世界からコンテンポラリーダンスの世界へ、ホフェッシュの代表作である「ポリティカル・マザー ザ・コリオグラファーズ・カット」の練習へと足を踏み入れていくのだった…。

2016年にはブロードウェイで『屋根の上のヴァイオリン弾き』の振付を担当しトニー賞にもノミネートされ、現在、舞台界で最も注目を浴びる舞踏家でもあるホフェッシュ・シェクター。2019年には自身のダンスカンパニーを引き連れ、BunkamuraオーチャードホールでKAT-TUNの上田竜也主演で日本初公演された「ポリティカル・マザー ザ・コリオグラファーズ・カット」を成功させたことも記憶に新しい。

ここで映されるのはまさにホフェッシュ・カンパニーがその代表作である「ポリティカル・マザー～」の練習をする風景。劇映画でありながらも全員本物のダンサーによる練習風景は、劇映画を超えたドキュメンタリー的な臨場感があふれる映像となっている。

『ダンサー イン Paris』は絶賛公開中。