没後60年を迎えたフランスの国民的シャンソン歌手エディット・ピアフの新たな伝記映画『Edith/エディット(原題)』が製作されることが決定した。AI技術を使って彼女の声とイメージが再現される。

「新しいテクノロジーと伝統的なアーティストを結びつけることの微妙なバランスを取るのはとても難しいこと」
本作はワーナー・ミュージックがピアフの遺族の協力を得て製作。1920年~60年代のパリとニューヨークを舞台に、ピアフの波乱万丈の人生を描く。彼女の実際のパフォーマンスやインタビューなどのアーカイブ映像に加え、ピアフ本人の声や画像を学習させたAI技術によって彼女の独特の声とイメージを蘇らせる。また「ばら色の人生」や「愛の讃歌」といった彼女の代表曲も使用され、「これまで知られていなかった彼女の人生の側面を明らかにする」という。
ワーナー・ミュージック・フランスのCEO、アラン・ヴェイユは「エディット・ピアフはフランスで最も偉大なアーティストの一人であり、フランス国民にとって今でも大きな誇りです。新しいテクノロジーと伝統的なアーティストを結びつけることの微妙なバランスを取るのはとても難しいことで、エディット・ピアフの遺族と緊密に協力し、最大限の敬意をもってこのプロジェクトに取り組むことが不可欠でした」とコメントしている。
エディット・ピアフの伝記映画には過去にマリオン・コティヤールが主演を務め、アカデミー賞主演女優賞に輝いた『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』(2007)などがあるが、AI技術を使って彼女を蘇らせるのは今までにない試みとなる。
Source: Variety




