2021年7月6日より開催を予定している第74回カンヌ国際映画祭のオープニング作品がアダム・ドライバーとマリオン・コティヤール共演の『Annette(原題)』に決定。独特な世界観が垣間見える予告編が解禁された。

フランスの鬼才レオス・カラックス監督8年ぶりの最新作

『Annette』は『ポンヌフの恋人』『ポーラX』などでカルト的な人気を誇るフランスの鬼才レオス・カラックス監督8年ぶりの最新作で初の英語作品。

現代のロサンゼルスを舞台に、スタンダップコメディアンのヘンリーと国際的なオペラ歌手のアンの恋をミュージカル・タッチで描く。

ヘンリー役で主演を務めるのは『デッド・ドント・ダイ』『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』などの人気俳優アダム・ドライバー。これまでも劇中で歌うことはあったが、本格的なミュージカルはこれが初。予告編では舞台上でマイクを手に空中を舞う姿も確認できる。もともとはジュリアード音楽院出身という経歴を持つだけに、どのような歌唱を見せてくれるのか注目だ。

ヒロイン役に『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』のマリオン・コティヤール

歌手のアン役には『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したフランスを代表する女優マリオン・コティヤール。予告編ではふたりのロマンティックなキスシーンも切り取られている。

この二人のカップルの子どもが「アネット」という名前で、この子どもの存在がふたりの運命を大きく変えていく…というストーリーになる模様。

楽曲を手がけたのはアメリカのロックバンド「スパークス」のロン・メイルとラッセル・メイルで、ふたりが脚本も執筆。一癖も二癖もある彼らの楽曲同様、一般的なミュージカル作品とはまるで異なる、独特な世界観の作品になりそうだ。

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