ドニー・イェン監督・主演『シャクラ』キャラクターポスター解禁　孤高のヒーローが現代に放つメッセージとは

ドニー・イェンが製作・監督・主演を務め、盟友のアクション監督・谷垣健治（『るろうに剣心』）と共に挑んだ新たな武侠アクション『シャクラ』が2024年1月5日（金）より全国公開。このたび、主人公の喬峯（きょうほう）役ドニー・イェンをはじめとするメインキャラクターのポスターが解禁された。

宇宙最強の異名を持ち、現在大ヒット公開中の『ジョン・ウィック：コンセクエンス』では、キアヌ・リーブス演じる主人公ジョン・ウィックの旧友であり、最大の敵となる盲目の達人ケインを演じるなど、ハリウッドでも唯一無二の存在感をみせるドニー・イェン。本作は彼が製作・監督・主演を務め、伝説の武侠小説『天龍八部』を原作に、アクション映画の更なる高みに挑んだ最新作。

このたび解禁されたのは、主人公の喬峯（きょうほう）役ドニー・イェン、喬峯と敵対する慕容復（ぼようふく）役ウー・ユエ、喬峯が絆を深めていく女性 阿朱（あしゅ）役チェン・ユーチー、父親である段正淳を敵視する阿紫（あし）役リウ・ヤースーという喬峯を取り巻くメインキャラクターポスター。

ポスターには各々キャラクターのセリフが配され、ドニー・イェン演じる喬峯には「男たるもの、正々堂々にしてやましきところなし！」と、身に覚えのない罪により追われる立場になっても自分の正義を貫く信念を表す言葉が。またその喬峯と出会い、愛し合うようになる阿朱には「貴方が何人でも、一生ついていく」と喬峯への愛情と芯の強さを感じるセリフが配された。

今回、香港を代表する武侠小説家・金庸（きんよう）の人気長編小説『天龍八部』で描かれる壮大な世界を映画化するにあたり、金庸の熱烈なファンであるドニー・イェンは小説を再読し、自身が演じる喬峯について「優れた武芸者であることに加え、自分自身に対して誇り高く、同時に率直で正直な凛々しさを持っている。濡れ衣を着せられ、侮辱されても、それらすべてに耐えられるだけの強靭な精神、そして忍耐力が彼には備わっている」と分析。

その上で「愛、仁義、友情、家族愛という信念を持ち続けることで、誰もが喬峯になれる！」と語り、「ヒーローにも関わらず、他人に理解されず、信じてもらえない喬峯の境遇は、現代人の共感を呼ぶ」と自信を見せる。

これまで『イップ・マン』シリーズなど様々な英雄を演じてきたドニー・イェンが、主演そして監督として挑んだ、孤高のヒーロー・喬峯。逆境の中でも信念を捨てないその姿は、長いキャリアの中で時に険しい道のりを歩んできたドニー・イェン自身の姿にも重なる。そして混沌とした現代を生きる私たちへのメッセージでもあるのだ。

また、公開にむけて、配給ツインの公式X（旧twitter）では、ドニー・イェン×アクション監督・谷垣健治の最強タッグが作り上げた “龍爪手”や　“降龍十八掌”といった必殺技などアクション名場面クリップ（GIF画像）を配信予定。その一部が先行解禁された。

『シャクラ』は2024年1月5日（金）TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。