名匠ヴィム・ヴェンダース監督が役所広司を主演に迎えた『PERFECT DAYS』が絶賛公開中。このたび、役所演じるトイレ清掃員の平山がたびたび訪れる飲み屋の女将、石川さゆりの登場シーンが解禁された。
『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』など、数々の傑作を世に送り出し続けてきた名匠ヴィム・ヴェンダース。本作は彼が長年リスペクトしてやまない役所広司を主演に迎え、東京・渋谷の公共トイレ清掃員・平山の日々を描いた作品。昨年12月より公開された本作は、現在興行収入は8億円を突破。公開から2ヵ月近い今も劇場は平日、土日も変わらず賑わいを見せ、公開劇場も増加し続けている。第96回アカデミー賞では国際長編映画賞にノミネートされ、受賞の行方にも期待が高まる。
今回解禁された本編映像は、公開後特に反響の大きかった女優・石川さゆりの登場シーン。ぱらぱらと雨が降る中、下町の路地裏でぽっと灯る赤提灯が、カッパを着て自転車に乗って訪れた平山(役所広司)をあたたかく迎える。

「平山さん、いらっしゃい」と美しい声で声をかけたお店の女将(石川さゆり)は常連の平山に「いつもの?」と尋ね、平山の胸ポケットから覗く文庫本に興味を示し「何の本を読んでるの? 幸田文“木”。エッセイ?」と問いかける。
すると、いつも無口な平山は顔をほころばせて「読んだことある?」と答える。女将は、ううん、と首をふりながら「平山さんはインテリね」と感心し、お世辞めいた言葉に平山は照れて笑う。そんなやりとりに、ふたりの適度な距離感、そしての平山の過去や素顔をほんのりと想像することができる。常連と軽口をたたきながらの心地よい空気が流れる飲み屋で、石川さゆりが平山のプライベートを包み込む温かいシーンとなっている。
本編ではほかに、石川さゆりがあがた森魚の奏でるギター演奏に合わせてアカペラで歌唱するシーンも描かれ、心に染み入る石川の歌声で観客を驚かせているが、飲み屋の常連の男性として登場したモロ師岡の他、研ナオコ、長井短、犬山イヌコ、片桐はいり、安藤玉恵など、個性的なキャストがスクリーンの端々に登場し、物語をそっと支えて観客を楽しませてくれる。
『PERFECT DAYS』は絶賛公開中。
PERFECT DAYS
2023年12月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
STORY
東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、静かに淡々とした日々を生きていた。同じ時間に目覚め、同じように支度をし、同じように働いた。その毎日は同じことの繰り返しに見えるかもしれないが、同じ日は1日としてなく、男は毎日を新しい日として生きていた。その生き方は美しくすらあった。男は木々を愛していた。木々がつくる木漏れ日に目を細めた。そんな男の日々に思いがけない出来事がおきる。それが男の過去を小さく揺らした。
監督:ヴィム・ヴェンダース
脚本:ヴィム・ヴェンダース、 高崎卓馬
製作:柳井康治
出演:役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和
製作:MASTER MIND 配給:ビターズ・エンド
2023/日本/カラー/DCP/5.1ch/スタンダード/124分/G
原題:『PERFECT DAYS』
邦題:『PERFECT DAYS』
© 2023 MASTER MIND Ltd.
公式サイト perfectdays-movie.jp




