12月30日に開催された中国映画界の最高賞である金鶏奨授賞式にて、2021年度全世界興収No.3に輝いた話題作『こんにちは、私のお母さん』(2022年1月7日公開)のチャン・シャオフェイが最優秀主演女優賞を受賞した。

中国版ツイッター微博(ウェイボー)では「2021年度実力俳優」に選出された期待の存在

本作は、舞台・テレビ・映画で活躍する人気喜劇女優ジア・リンが監督・脚本・主演に初挑戦し、亡き母との実話を基に作り上げた作品。興行収入約937億円で 2021 年の全世界公開映画の興行収入ランキング第3位に輝き、2021年中国興行収入・第2位、中国歴代興行収入・第3位(12月31日現在・Box Office Mojo 調べ)を記録した。

元気と明るさだけが頼りで、何をするにもまるでダメで母に苦労ばかりかけていた娘が、母と巻き込まれた交通事故をきっかけに20年前の1981年にタイムスリップし、迷惑をかけてきた母の幸せのため、別のお金持ちの男性と結婚させるべく孤軍奮闘する。タイムスリップによる予測不能なストーリーと懐かしさ、熱血スポ根ドラマ、母のライバルとの戦い、そして世界中どこも変わらぬ親子の愛情など見どころ溢れるパラレルワールド・コメディだ。

今回、主演女優賞を受賞したチャン・シャオフェイは中国版ツイッター微博(ウェイボー)で「2021年度実力俳優」に選出された、今後の活躍が期待されている存在。本作ではジア・リンの母の若き日を演じている。

チャン・シャオフェイは遼寧省出身、1986年1月10日生まれ。2009年北京電影学院俳優科卒業後、中国放送芸術団に入り、2016 年からジア・リンが設立した北京大碗娯楽有限会社に所属。2006 年在学中に戦争映画『烽火歳月』に出演し、正式に演技の道に入る。2010 年、建党 90 周年記念映画『飛天』に出演。2012 年、本作品監督主演のジア・リンと共にコント「女人 N 次方」で北京 T V 春晩に出演する。2016 年、「喜劇総動員シーズン1」第一回目の小品として本映画の原作となる小品「你好,李煥英」で同じく母親の若い時代を演じている。

『こんにちは、私のお母さん』は2022年1月7日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国公開。

作品情報

こんにちは、私のお母さん
2022年1月7日(金)より全国公開

監督・脚本:ジア・リン 出演:ジア・リン、チャン・シャオフェイ、シェン・トン、チェン・フー、リウ・ジア
2021年/中国映画/中国語/128分/カラー・モノクロ/シネマスコープ/5.1chデジタル/原題:你好,李煥英(英題:Hi, Mom)/字幕翻訳:本多由枝

配給:Tiger Pictures Entertainment、ハーク 配給協力:EACH TIME

© 2021 BEIJING JINGXI CULTURE & TOURISM CO., LTD. All rights reserved

公式HP hark3.com/himom

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事