ⓘ当サイトにはプロモーション(広告)が含まれています

兄のヴィットリオと兄弟監督として数々の名作を生み出してきたイタリアの名匠、パオロ・タヴィアーニが2月29日、ローマの病院で短い闘病の後、亡くなったと現地メディアや米「Variety」などが報じた。享年92歳。

兄ヴィットリオの死後、パオロが単独で監督した『遺灰は語る』が昨年日本でも公開

2歳年上の兄ヴィットリオ(2018年に死去)と一緒にジャーナリストとして活躍していたが、1954年に短編映画を製作。60年代にはドキュメンタリーやヴァレンティノ・オルジーニと共に、長編映画を製作。67年から兄弟2人だけで監督するようになり、次第に国内・国外の映画祭で知られるようになる。77年の『父/パードレ・パドローネ』がカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。日本では82年になって正式公開された。

兄ヴィットリオと
Georges Biard, CC BY-SA 3.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0, via Wikimedia Commons

その後、82年の『サン★ロレンツォの夜』もカンヌで審査員特別グランプリを受賞。84年には『カオス・シチリア物語』も好評で、続いて無声映画時代のハリウッドでD・W・グリフィス監督の大作『イントレランス』の撮影に参加したイタリア人兄弟を描く『グッドモーニング・バビロン!』(87)は日本で大ヒットし、各種映画ベストテンで軒並み1位を獲得した。さらに『太陽は夜も輝く』(90)『フィオリーレ/花月の伝説』(93)も日本公開され、何度か来日も果たしファンを獲得。

2000年代にはテレビ映画などを製作していたが、2012年に発表した『塀の中のジュリアス・シーザー』がベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。17年まで兄弟で活動を続けた。ヴィットリオの死後、パオロが単独で監督した『遺灰は語る』(22)を製作し、日本でも翌年公開された。公開時にはオンラインQ&Aイベントも行い、日本のファンと交流した。

Source:Variety

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事