ヴィム・ヴェンダース監督が手掛けるアートドキュメンタリー『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』が6月21日(金)より全国順次公開。このたび田中泯(ダンサー・俳優)からコメントが到着した。また、ヒューマントラストシネマ渋谷にて3D先行上映会の開催が決定した。

本作は、戦後ドイツを代表する芸術家であり、ドイツの暗黒の歴史を主題とした作品群で知られるアンゼルム・キーファーの生涯と、その現在を追ったドキュメンタリー。監督は、『PERFECT DAYS』(23)で第76回カンヌ国際映画祭 主演俳優賞(役所広司)を受賞し、第96回アカデミー賞®国際長編映画賞にノミネートされたことも記憶に新しい、ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダース。
このたびヴィム・ヴェンダース監督『PERFECT DAYS』、そして第36回東京国際映画祭で上映された短編『Somebody Comes into the Light』に出演の田中泯(ダンサー・俳優)からコメントが到着。田中泯は、アンゼルム・キーファーとも交流があり、フランス・バルジャックにあるアトリエを訪れている。コメントは以下のとおり。
田中泯さん(ダンサー俳優)コメント
「見て、感じて、思った」
こころは細胞となってカラダを突き動かす。誰しもがだ。一生の運動一生の表現。誰しもが完全な個人として世界に現れる。その時の世界という環境を刻印されて生命を始める。誰しもがだ。
一九四五年、アンゼルム・キーファーとヴィム・ヴェンダースは戦後0年の荒れ果てた国ドイツに生まれた。この情報だけで、こころ動かす幾多の基調低音が聞こえてくる。
キーファーさんの夢想が好きだ。思想と称ぶ人が多いが、何が違う。ヴェンダース監督は、広島・長崎の原爆投下のニュースが世界を席捲したその時に生まれた。
映画の中でB29の低音が聴こえたのは僕だけだったのか? アンゼルムの創造物は常に傷ついた物と事に満ちている。日本の戦後0年に生まれた僕のこころの奥底にもムカムカはある。子供の頃からずっとだ。
アンゼルム・キーファーとは、年齢から追放された記憶の創造者の事だ。
そして、今回コメントを寄せた田中泯と、映画評論家の森直人を招いて、トークイベント付き3D先行上映会の開催が決定。ヴィム・ヴェンダース監督作への出演、そして、アンゼルム・キーファー本人とも交流のある田中泯が、映画を通じてヴェンダース監督についての印象や、フランス・バルジャックにあるキーファーのアトリエを訪ね感じたことなどを語る予定。
3Dでの上映は、ヴェンダース監督自身が強く熱望している上映方法であり、立体的で目の前に存在するかのような奥行きのある映像を再現し、ドキュメンタリー作品において新しい可能性を追求した形となっている。また、来場者には“動く”3Dポストカードを特典として配布予定。イベントの詳細は以下のとおり。

※画像はイメージです
トークイベント付き3D先行上映会
【開催日時】6月6日(木) 18:45の回(上映前にトークイベント開催)
【会場】ヒューマントラストシネマ渋谷 odessa theater1
【登壇者(敬称略)】田中泯(ダンサー・俳優)/森直人(映画評論家)
※登壇者は都合により、予告なく変更となる場合がございます。
【料金】2,400円均一 ※各種割引使用不可
【チケット販売】
オンライン:5/30(木)19:00~
窓口販売:5/31(金)朝オープン時~ ※オンライン販売で残席があった場合のみ
※詳細はヒューマントラストシネマ渋谷のHPをご確認ください。
アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家
2024年6月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国順次公開
監督:ヴィム・ヴェンダース エグゼクティブプロデューサー:ジェレミー・トーマス 撮影:フランツ・ルスティグ ステレオグラファー:セバスチャンクレイマー 編集:マクシーン・ゲディケ 作曲:レオナルド・キュスナー 出演:アンゼルム・キーファー ダニエル・キーファー アントン・ヴェンダース
2023年/ドイツ/93分/1.50:1/ドイツ語・英語/原題:Anselm/カラー・B&W/5.1ch/3D&2D 字幕:吉川美奈子 配給:アンプラグド
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公式サイト unpfilm.com/anselm




