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侯孝賢(ホウ・シャオシェン)プロデュース、台湾ニューシネマの系譜を受け継ぐ俊英・シャオ・ヤーチュエン監督による台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』が6月14日(金)より全国公開。今回、優しい父親役を演じたリウ・グァンティンのサックス練習風景を収めたメイキング映像が解禁された。

「いつかソロリサイタルを開くよ。冗談だよ(笑)」

名匠・侯孝賢監督作品の助監督を務め、台湾ニューシネマの系譜を受け継ぐ俊英・シャオ・ヤーチュエンが監督を務めた本作は、昨年の東京国際映画祭でワールドプレミア上映され、人生の選択肢を知って成長していく少年と、彼を優しく見守る父の姿に心打たれる人が続出。2023年の第60回台北金馬映画祭で監督賞、最優秀助演男優賞(アキオ・チェン)、最優秀映画音楽賞、衣装デザイン賞の4冠を達成。5月16日に発表された、2024台北電影奨では、10部門でノミネートされるなど、新たな台湾映画の傑作として高く評価されている。

主演のリャオジエには『Mr.Long/ミスター・ロン』などで日本でも知られている日台のダブルで、台湾では神童と呼ばれる天才子役バイ・ルンイン。そして日本でもスマッシュヒットを記録した『1秒先の彼女』のリウ・グァンティンがW主演としてリャオジエの父親役に扮し、慎ましやかに支え合いながら生きる父子役を演じている。リャオジエに影響を与える“腹黒いキツネ”(オールド・フォックス)と呼ばれる地主のシャ役には、本作で台北金馬映画祭最優秀助演男優賞に輝いた台湾の名脇役アキオ・チェン。シャの秘書役に『怪怪怪怪物!』のユージェニー・リウ。そして、門脇麦が経済的には恵まれているが空虚な日々を生きる人妻・ヤンジュンメイを演じ、初の台湾映画出演を果たした。

このたび解禁されたのは、リャオジエの父親のリャオ・タイライを演じたリウ・グァンティンの人柄が伝わるメイキング映像。本作ではタイライは趣味でサックスを夜な夜な吹いているシーンが出てくるのだが、サックス奏者の役というわけでもないのにリウ・グァンティンの役作りは半年前に遡る。毎週マンツーマンのレッスンを続け、実直にひたすら吹き続けた。

このメイキング映像では、先生とマネージャーから毎週進歩が早いですと褒められると、「(マネージャーに)どうせ最後の方のレッスンしか知らないんでしょ」と返し、「始めた時を記録している」と初期の頃からちゃんとチェックされていたことを知ると、先生に「先生ありがとうございます。いつかソロリサイタルを開くよ。冗談だよ(笑)」と最高の笑顔でジョーク。チャーミングなグァンティンの真面目でお茶目な人柄が伝わってくる映像となっている。

さらに、レストランの給仕長の仕事をしながら幼い息子と慎ましやかな生活を送りながら、いつか自分たちの家を買い、亡き妻の夢だった理髪店を開くという夢を持つタイライを演じるため、独学で散髪の練習をしたり、リャオジエの訪問着を手作りで拵えたりしていたのでグァンティンの役作りの苦労は多岐にわたっていた。

グァンティンは「僕たちが生きている現代とは全く違う時代の人なので彼に近づけるよう哲学や内面の思考について書かれた本を読みました。大変だったのはミシンです。器用ではないので、足踏みミシンには苦労しました。あとはサックスも半年ほど練習しましたね。他には、当時のことを知るために、昔の時代を背景にした映画をいくつか観ました」と語っている。役作りの集大成である本編は劇場で確かめてみよう。

『オールド・フォックス 11歳の選択』は6月14日(金)新宿武蔵野館ほか全国公開。

作品情報

オールド・フォックス 11歳の選択
2024年6月14日(金)新宿武蔵野館ほか全国公開

STORY
台北郊外に父と二人で暮らすリャオジエ。コツコツと倹約しながら、いつか、自分たちの家と店を手に入れることを夢見ている。ある日、リャオジエは“腹黒いキツネ”と呼ばれる地主・シャと出会う。優しくて誠実な父とは真逆で、生き抜くためには他人なんか関係ないと言い放つシャ。バブルでどんどん不動産の価格が高騰し、父子の夢が遠のいていくのを目の当たりにして、リャオジエの心は揺らぎ始める。図らずも、人生の選択を迫られたリャオジエが選び取った道とは…!?

バイ・ルンイン リウ・グァンティン
アキオ・チェン ユージェニー・リウ 門脇麦
監督:シャオ・ヤーチュエン プロデューサー:ホウ・シャオシェン、リン・イーシン、小坂史子

原題:老狐狸/英題:OLD FOX/2023年/台湾・日本/112分/シネマスコープ/カラー/デジタル/字幕翻訳:小坂史子

配給:東映ビデオ

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公式サイト https://oldfox11.com/

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