80年代レバノン、姿を消した韓国人大使を助けだせ！　ハ・ジョンウ＆チュ・ジフンが“凸凹バディ”に『ランサム 非公式作戦』予告編解禁

韓国2大スター、ハ・ジョンウとチュ・ジフンが豪華共演する『ランサム 非公式作戦』が9月6日（金）より公開。このたび予告編＆日本版ポスタービジュアルが完成した。

本作は実際の韓国人拉致事件をベースにしたポリティカル・アクション。『チェイサー』や『白頭山大噴火』など韓国映画界を代表する名優ハ・ジョンウと『ジェントルマン』などの人気俳優チュ・ジフンという2大スターがバディを演じる。監督は『最後まで行く』のキム・ソンフン。

今回完成した予告編は、レバノン・ベイルートで消えた外交官を救うために身代金を手に現地に向かう外交官ミンジュン（ハ・ジョンウ）と、タクシー運転手として現地で働く韓国人のパンス（チュ・ジフン）というふたりが偶然出会い、バディとして救出ミッションに挑む姿が描かれている。

救出した際の成功報酬として“自身の出世”という約束を取り付けたミンジュンだったが、レバノンに到着した途端に、銃を持った者たちの襲撃に遭ってしまう。街に逃げ出したミンジュンは、その場に居合わせたパンスのタクシーに乗車。銃声音が鳴り響くなかでも逃げ切ることが出来たが、パンスは「あんたのせいで撃たれそうになった」と猛抗議。しかしミンジュンは現地を熟知するパンスに協力を仰ぐことを決意し、「100ドルで救出に協力を。アメリカで働くか？」と韓国政府直属の見返りがあると匂わせて交渉を成立させる。ここに“エリート外交官＆タクシー運転手”という凸凹バディが誕生！

凸凹バディの目的は、「拉致された人質の救出」。外交官の為に用意した身代金の取引日が近づく中で、ミンジュンの同僚が「生きて帰れ！」と声を荒げる姿が映し出される。関係者のただならぬ緊迫感と、タイトルにもある“非公式作戦”がいかに危険なものかが伝わってくる。

またパンスが運転するタクシーが、エンジン全開でカーチェイスを繰り広げる様子、さらには天に向かって炎が吹き上げる瞬間など、製作費“約200億ウォン（日本円で約20億円）という事を裏付ける、ド迫力なアクションシーンも確認出来る。戦火のベイルートの街で、果たして二人は捕らわれた外交官を救うことができるのか？　危険すぎるミッションの行末が気になる映像に仕上がっている。

「孤立無援の救出ミッションが始まる」というキャッチコピーが添えられたメインビジュアルでは、火花を散らすほどのドリフト走行に挑むパンスの鬼気迫る表情と、驚きの表情を浮かべるミンジュンを捉えており、お互いのキャラクター性が一目で分かる。また青空に車が吹っ飛んでいる瞬間から、ダイナミックに炎がバーストしている様子など、本作のハチャメチャ感も表現している。

観客をひとときも飽きさせないアクション映画を作りあげたキム・ソンフン監督は「ダイナミックなアクションシーンだけではありません！　緊張感と感情が調和するストーリー展開も見所です。どこまでも終わらない、“最後まで行く”アクションシーンは、手に汗握りますよ(笑)」と茶目っ気あるコメントを寄せている。

『ランサム 非公式作戦』は9月6日（金）、新宿バルト9ほか全国ロードショー。