人間にとって猫はどれほど大切な存在なのか？　奇跡の島で暮らす人々が“猫のもたらす癒しと力”を語る『ねこしま』本編映像解禁

世界屈指の「猫島」、マルタ共和国の“猫文化”に迫ったドキュメンタリー『ねこしま』がいよいよ本日1月10日（金）より全国公開。このたび、人間がいかに猫を必要としているかに迫るシーンの本編映像が解禁された。

野良猫と人間が共存する“奇跡の島”、マルタ共和国。愛らしくもたくましいマルタの猫たちと、彼らを支える人とのつながりから得られる強さと幸せの物語を描いた本作は、全米批評サイトRotten Tomatoes満足度100％（2025年1月7日現在）を記録したドキュメンタリー。

日本公開を記念して解禁された本編映像第二弾は、動物保護の猫カフェでスタッフとして働くカルメン・コレイロへのインタビューのシーン。

ここで明らかになるのは、マルタの人々と野良猫たちの共存の姿。保護された猫たちは、最初こそ気性も荒いが、そのうちにカルメンの身体もまるで自宅の一部であるかのように、膝の上で動き回り、首にシッポを巻き付ける。

そんな環境に身を置くカルメンが語るのは、人間がいかに猫を必要としているか。「長いこと外出せず、家族に心配されていた大臣のお母さまが、この上なく幸せそうな顔で子猫を抱き上げていた。私ももらい泣きしてしまった」と、人間の努力ではなし得ない癒しをくれる猫の偉大さを讃える。

ガンで闘病中の患者から「ここに来ると痛みを忘れてしまう」という言葉を引き出した「猫の力」に賛辞を惜しまないカルメン。彼女たちの不断の努力や、国へのリクエストなど、共存に当たっての前向きな提言はスクリーンで確認してみよう。

『ねこしま』は本日1月10日（金）よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋、新宿武蔵野館他全国ロードショー。