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米アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を獲得した映画『フリーソロ』以来の壮大なスケールと迫力に満ちた驚くべきアルピニストのドキュメンタリー映画『アルピニスト』(7月8日公開)の本編映像が初解禁された。断崖絶壁を、命綱もつけず、たった独りで登るフリーソロという登山スタイルの真髄を体感できる驚愕映像だ。

「緊張感やスリルは求めてない」

本作は、天才アルピニスト、マーク・アンドレ・ルクレールの姿を収めたドキュメンタリー。SNS社会に背を向けながらも、不可能とされていた数々の世界の山脈の難所に挑み、次々と新たな記録を打ち立てていくマーク。だが、偉業を成し遂げながらも、名声を求めない彼の性格から世間的な知名度はほぼ皆無――。そんな彼の驚くべきフリーソロというクライミング・スタイルに、思わず手に汗握る作品だ。

今回解禁された本編映像は、身体を支えるロープや安全装置などを使わずに山や絶壁を登るというマークのクライミングスタイル「フリーソロ」を捉えた圧巻のシーン。

その命知らずで無謀な挑戦について「緊張感やスリルは求めてない」と語るマーク。では何が目的なのかと問う監督に対して、マークは「単にもっと気軽な娯楽みたいなものかな。楽しい冒険さ」と屈託なく明かす。

映像の中で語られるように断崖絶壁をまるで「魔法のようにスルスル登る」マークの姿に圧倒される映像となっている。

昨年開催された「東京オリンピック2020」で、「ボルダリング」「スピード」「リード」という3つの基本種目で構成される「スポーツクライミング」が公式種目として追加されたが、そのことで近年、クライミングに注目が集まっている。中でもロープなしで人工的な壁を登る「ボルダリング」人気は急上昇中。公益財団法人日本オリンピック委員会のホームページによると「身体能力とテクニック、そして攻略するための読みが必要で、何よりも知力や判断力がないと勝利を手にすることができないスポーツ」とのことで、もっと高みを目指したいと、その魅力にとりつかれる人も増加中。

スポーツとして人気を博す「クライミング」だが、そのルーツは、自然の岩場を登っていく「ロッククライミング」や、氷壁をのぼる「アイスクライミング」にある。あの高い山の上にあるものは何なのだろう。長い歴史において、人類はその高みに惹きつけられてきた。やがて19世紀になり、西洋社会では余暇のアクティビティとして、登山が注目されるようになる。その後、技術の進歩に合わせて装備も身軽となり、その結果、クライマーたちは物理的にも、精神的にも自由に。単に頂上を目指すのではなく、どのような手段で登るのか。あるいはどれだけ早く登るのか。そこにある種の哲学性を帯びてくるようになった。

クライマーたちのハイレベルなチャレンジは、一種のアートとして、われわれを感動させてくれるが、本作には多くの偉大なクライマーたちのインタビューが登場。危険と隣り合わせに生きているからこそ生まれてくる、その魅力的な哲学に触れることができることも、本作の見どころとなっている。

そしてもちろん、本作の主人公となる天才クライマー、マーク・アンドレ・ルクレールの芸術的なチャレンジも、われわれに感動をもたらしてくれる。彼もまた、偉大なクライマーたちの歴史に連なる重要人物として、われわれの記憶に残る偉大なクライマーであることは疑いもない。なぜ人は山に登りたくなるのか。ボルダリングをはじめとしたスポーツクライミングが注目を集める今だからこそ、本作は、その問いかけに、ヒントをもたらしてくれるかもしれない。

『アルピニスト』は7月8日(金) TOHOシネマズ シャンテ 他全国公開。

作品情報

アルピニスト
2022年7月8日(金) TOHOシネマズ シャンテ 他全国公開

原題:『THE ALPINIST』
出演:マーク・アンドレ・ルクレール、ブレット・ハリントン、アレックス・オノルド(『フリーソロ』) ほか
監督:ピーター・モーティマー、ニック・ローゼン
制作:レッドブルメディアハウス

配給:パルコ ユニバーサル映画

2021年/英語/アメリカ映画/G/93分/ビスタ

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公式サイト https://alpinist-movie.com/

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