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第80回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門での上映が話題となった『けものがいる』が4月25日(金)より全国順次公開。このたび、ヒグチユウコの描き下ろしイラスト、レア・セドゥが“何か”に怯えるスリリングな本編映像が解禁された。また長塚圭史、長島有里枝など著名人からのコメントが到着した。

サブリミナル的に差し込まれた映像には「けもの」のような影が…

このたび解禁されたのは、画家として活躍するヒグチユウコが本作を観て描き下ろしたレア・セドゥの表情が印象的なイラスト。こちらのイラストのカラー版は劇場販売されるパンフレットに収録されている。あわせてコメントも到着した。コメントは以下のとおり。

何度見ても楽しめた。恋愛映画で時折感じる違和感がなくて、
後味がいいとか、そういうことじゃないところが、凄くよかった。
ドランの映画にもある、深くてたどりつかない、とどきそうで、とどかない感じ。現実で出会うそういうものに、なんだか近い気がした。
ヒグチユウコ(画家)


また実際に発生した地震や、実在の大量殺人鬼エリオット・ロジャーをモデルにした事件が描かれている2014年のロサンゼルスを舞台にしたパートの1シーンであるスリリングな本編映像も解禁となった。

レア・セドゥ演じるガブリエルが、一人で過ごす豪邸でオンライン占い師から「あなただけに話すわ」と言われたあと、得体の知れない何かの存在に気がつき、怯え、叫ぶ。その姿は往年のサスペンス映画のようであり、またサブリミナル的に差し込まれた映像には「けもの」のような影が…。

そして、小説家の平野啓一郎、俳優の竹中直人などの著名人からのコメントに続き、 劇作家・演出家・俳優の長塚圭史、アーチストの長島有里枝、社会学者の西田亮介などからも絶賛コメントが到着した。コメント全文は以下のとおり。

著名人コメント 敬称略・50音順

どうかこの先も人類が豊かな「感情」と共に、未来を築けますように。
劇中の時代クラブが素敵、あんな店なら毎週通いたい。
在本彌生(写真家)

間違わない世界と引き換えに捨てかねない宝石があることへの注意喚起、パンクでセクシーな世界観に溺れた! 
長島有里枝(アーチスト)

いかなるテクノロジーを以てしても、心の奥深くで想った人の記憶は消すことはできない。人間の強靭な意識への讃歌。物語を越えた映画のならではの時間を体感した。
長塚圭史(劇作家・演出家・俳優)

AIによる人間の脆弱性への介入が現実味を帯び、規制される時代に、時代を超える描写で「人間性とはなにか」に迫った実験作。
西田亮介(社会学者、日本大学危機管理学部教授)

3つの時空が絡み合う壮大な心理劇を刺し貫く、赤く輝くハトの瞳。
その翼が運ぶのは、死か恐怖か、人智を超えた運命か。
ぬまがさワタリ(いきものクリエイター)

感情は仕事の邪魔になるって?感情も意識もなく虐殺を起こしてしまうようなAIには言われたくない台詞です。感情を素直に表現すべきか、抑制すべきか、その選択がどんな結果をもたらすか、なかなか答えの出ない課題を突きつける作品です。レア・セドゥの演技が見事です。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

人生も、臨床も、他のいろいろなことも、こころを使うほど豊かに、そしてややこしくなっていくように感じます。
豊かだけどややこしいことが急速に少数になっていきそうな現代の怖さをひしひしと感じさせる、すごくややこしい構成の、非常に魅力的でフラクタルな作品でした。
星野概念(精神科医)

作品情報

けものがいる
2025年4月25日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

監督・脚本・音楽:ベルトラン・ボネロ『SAINT LAURENT/サンローラン』 ヘンリー・ジェイムズ「密林の獣」を自由に翻案 
共同プロデューサー:グザヴィエ・ドラン
出演:レア・セドゥ『デューン 砂の惑星 PART2』、ジョージ・マッケイ『1917 命をかけた伝令』、ガスラジー・マランダ『サントメール ある被告』、 グザヴィエ・ドラン(声) 『マティアス&マキシム』

原題:La bête/2023年/フランス・カナダ/ 仏語・英語 /ビスタ/5.1ch/ 146分/字幕:手束紀子/配給:セテラ・インターナショナル

©Carole Bethuel
© FILM : 2022 - LES FILMS DU BÉLIER - MY NEW PICTURE - 9459-5154 QUÉBEC INC. - ARTE FRANCE CINÉMA - AMI PARIS - JAMAL ZEINAL-ZADE

公式サイト kemonogairu.com

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