ニコラス・ケイジが怪人“ロングレッグス”を演じるホラー・スリラー映画『ロングレッグス』 が8月15日(金)にDVD発売&デジタル配信開始となることが決定した。
本作『ロングレッグス』は「『羊たちの沈黙』以来、最高の連続殺人鬼映画 (AWARDS RADAR)」「2024年ベストホラー映画第1位 (VARIETY)」「この10年で最も怖い映画であり、2024年の必見作 (FLICKERING MYTH)」「見たこともないニコラス・ケイジ (EMPIRE)」といった海外での映画評の数々に象徴される通り、W主演の一角だけでなく製作をも務めたニコラス・ケイジが最後まで一切素顔を見せずに特殊メイクで怪人“ロングレッグス”を演じ切るという新境地に挑んだ、シリアル・サイコ・キラーを巡るホラー・スリラー。
1990年代半ば、オレゴン州。FBI支局に勤める新人捜査官のリー・ハーカーは並外れた直感力を買われ、重大な未解決事件の担当に抜擢される。ごく平凡な家族の父親が妻子を殺害したのち、自ら命を絶つ。そのような不可解な殺人事件が過去30年間に10回も発生していた。いずれの現場にも侵入者の痕跡はなく、“ロングレッグス”という署名付きの暗号文が残されていたのみ。“ロングレッグス”とは一体何者なのか。真相に迫ろうとするハーカーは暗号文を解読し、事件にある法則を見出すが、その正体も行方も依然としてつかめない。だがやがてハーカーの過去とロングレッグスの意外な接点が浮上し、事件はさらなる恐ろしい事態へと転じていくのだった…。

ニコラス・ケイジと共にW主演を務めるのは、『イット・フォローズ』(2014)主演のマイカ・モンロー。30年間で10家族が惨殺されながらも未解決のままだった難解な事件に挑む、特殊能力の持ち主であるFBIの新人捜査官を独特の陰りで演じている。監督・脚本は、あのアルフレッド・ヒッチコック監督の代表作『サイコ』(1960)の主演俳優アンソニー・パーキンスを父に持つ、オズグッド・パーキンス。長篇第4作目となる。
全世界での興行収入は1億ドルを突破し、ここ日本でも今年3/14に全国公開、興収1.5億円突破のスマッシュ・ヒットを記録した。そんなセンセーショナルな本作『ロングレッグス』が、きたる8/15にDVD発売&デジタル配信開始となる。
今回、DVD・配信ともに新たに日本語吹替版を制作。日本語吹替出演の早見沙織(マイカ・モンローの声)&大塚明夫(ニコラス・ケイジの声)からのコメントも到着した。コメント全文は以下のとおり。

早見沙織コメント

映画『ロングレッグス』の見どころ、おすすめポイント
ジワジワと背中に着いてくるような不気味な空気感が、最初から最後まで、全体的に続くところです。すごく引き込まれました。❝ロングレッグス❞とは何なのだろう?という不思議な謎が、観ているうちに明かされるのをお楽しみください。
正直、映画を個人的にどう思ったか?
好きだなと。例えば大きな音などが出てショッキングなホラーというよりは、画面の中に常にある変な空気感により、物語に入り込むことができる作品でした。最後まで観てからもう一度観直すと、驚くほど色々なところに伏線が張られていて、また楽しめました。
主人公を演じる際に心がけたこと
物語の序盤から主人公自身にも何かあるのではないか?と感じさせる不穏さがあるので、新人捜査官のフレッシュで元気でさわやかで、というイメージよりは、ミステリアスな、この人の人生や家族関係はどうだったのだろう?と気になるような雰囲気を表現しました。
日本語吹替版ファンへのメッセージ
ぜひ最後まで物語に没入して、世界に入り込んでください。字幕版で観ていただいた方は、日本語吹替版ならではの、日本語音声になることで初めて伝わる味わいを、そしてニコラス・ケイジを演じる大塚明夫さんのクレイジーな表現を楽しんでください(笑)。また、冨永さん演じるお母さんの変化にも注目です。
大塚明夫コメント

映画『ロングレッグス』の見どころ、おすすめポイント
ニコラス・ケイジが自分の顔をいっさい出さずに出演している事です。我々声優は常にそうなんですが(笑)、ハリウッドスターとしてはたいへん珍しい事で、そのような異例な事をやる彼の飽くなき探求心がとても素敵だと思うのです。ただ、ニコラスはものすごく恐ろしい特殊メイクなんですが、その笑顔の奥に、いつもの彼がいると感じます。
正直、映画を個人的にどう思ったか?
恐かったです。他の作品には無い、別種の、決してコワモテではない、陰湿な粘っこい恐ろしさです。このような、サタニズムや人形を介しての恐ろしい事件が特にアメリカでは多々あるようですが、そういったリアルな出来事に近い恐怖が人々の興味・関心を喚起し、(アメリカ本国で)大ヒットしたのではないかなと思いました。
演じる際に心がけたこと
人物としてロングレッグスが全体を背負って立つタイトルロールではないことで、ニコラス・ケイジが自由になっている感じ、彼がニコラス・ケイジであるところを見せなくてもいい、解き放たれたような楽しさを少しでも感じ取ってもらえたらと思って演じました。
日本語吹替版ファンへのメッセージ
ニコラス・ケイジを日本語で演じる声優さんは数多く、皆さんそれぞれのニコラスを演じられる中で、僕が作品数がいちばん多いと思いますが、ニコラス・ケイジがいつものニコラスではないので、僕もそのように(ニコラス・ケイジを意識せずに)演じました。その新鮮さや、いつものニコラスとの違いを感じていただけたら嬉しいですね。
ロングレッグス
2025年8月15日(金)DVD発売&デジタル配信開始
DVD 価格:5,280円(税込) 品番:DZ-0896 発売・販売元:松竹
(以下、DVD商品スペック)
収録分数:本編:約101分 + 映像特典(オリジナル予告編):約2分
画面サイズ:16:9LBシネマスコープサイズ ディスク層式:片面1層
音声:①(オリジナル)英語 ドルビーデジタル5.1chサラウンド
②(吹替)日本語 ドルビーデジタル2.0chステレオ
※声の出演:早見沙織、大塚明夫、金光宣明、冨永みーな、寺西はる、國府咲月、永瀬アンナ、江田拓寛、前堂友昭
字幕:①日本語 ②吹替用日本語
監督・脚本:オズグッド・パーキンス
出演:マイカ・モンロー、ニコラス・ケイジ、ブレア・アンダーウッド、アリシア・ウィット
2023年 / アメリカ / 英語 / 約101分 / シネマスコープ / カラー / 5.1ch. / 原題:LONGLEGS
映倫審査区分:PG-12
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