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第97回アカデミー賞でブラジル映画初の国際長編映画賞を獲得したほか、主演女優賞、作品賞にもノミネートされた名匠ウォルター・サレス監督が手がけた最新作『アイム・スティル・ヒア』が8月8日(金)より公開。このたびフェルナンダ・トーレスと夫ルーベンスを演じたセルトン・メロのインタビュー映像が解禁された。
このたび解禁されたのは、ヴェネツィア国際映画祭でのワールドプレミア翌日に収録された、フェルナンダ・トーレスとセルトン・メロによる2ショットインタビュー映像。本作でブラジル人俳優として初めて第82回ゴールデングローブ賞・主演女優賞を獲得し、第97回アカデミー賞でも主演女優賞にノミネートされたトーレスが、軍事独裁政権によって突然夫を失った妻エウニセを演じ、その夫ルーベンスを演じたメロと共に本作を語っている。

本作に出演した感想について、トーレスは「これはブラジルだけの話じゃない。今、世界中で起きている問題」「国家から暴力的な迫害を受ける中で、どう生きていくかを考えさせられる映画」だと語る。そして「父親が行方不明になり、家族がどれほどつらい思いをしたのか、軍政下でどう生き抜いたのか。今を生きる私たちこそ考えるべきことよ」と強調し、スクリーンにパイヴァ家を甦らせる意義を訴えた。
本作の原作「Ainda Estou Aqui」を執筆したパイヴァ家の息子マルセロとはもともと親しい友人であったトーレス。役作りのために「マルセロを通じて彼の家族とも親しくなり、話を聞かせてもらった」と振り返る。その上で「主に参考にしたのはエウニセの写真とインタビューだった」と語る。彼女はエウニセについて「優しくて上品な女性であると同時にとても強くてたくましかった」「正義を追求することを決して諦めなかった」と表現。「自分を憐れまない 彼女の毅然とした生き方を大切にして演じたわ」と語る。
一方、夫ルーベンスを演じたメロもまた、実在の人物に向き合うこととなった。「ルーベンスはエウニセと違って、残されているのは写真だけ」と明かし、その人となりを掴むために、実際にパイヴァ家の人々と対話を重ねたと言う。だが、最終的には監督やフェルナンダ、スタッフたちとも話し合って彼がどんな人物だったか自由に想像」「僕なりのルーベンスを作り上げたんだ」と語り、さらに「この作品における僕の役割は観客の記憶に刻まれることだった」と真摯にその思いを口にした。
『セントラル・ステーション』でブラジル人俳優として初めてアカデミー賞にノミネートされた名女優フェルナンダ・モンテネグロ。現在も95歳(インタビュー時は94歳)で現役を続ける彼女が、本作では老年期のエウニセを演じ、親子で共演していることも話題に。
トーレスは、そのことについて「私はいつも母と一緒に劇場にいた。家よりも劇場の方が両親と過ごす時間が長かったの」と懐かしそうに語り、「まさに我が道を行く人なのよ」と笑顔を見せる。共演のセルトン・メロも、「彼女(モンテネグロ)はブラジル映画界にとって“母”のような存在。そしてフェルナンダ(トーレス)は、僕にとって“姉”も同然」と語り、2人揃って偉大な先輩へ尊敬の念を表する。そして「この作品は心を深く揺さぶる人間ドラマよ。失踪した夫を探し続ける妻そして最後に登場して締めるのが母なの」と“鍵”を閉めるジェスチャーをしながら賛辞を贈った。
最後、本作が現在の世界と呼応するものであることについて、強い想いを語ったトーレスとメロ。「独裁政権は弾圧しようとしたけど人々はそれに屈せずレジスタンス芸術が開花した」「この映画が描いてる普遍的なテーマはブラジルだけでなく世界中の観客の心に届くはず。今まさに世界で起きている問題を彷彿とさせるからよ」「世界中の観客の心に深く響く、実に稀有な作品」とその想いとともに締め括った。
アイム・スティル・ヒア
2025年8月8日(金)新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
【CAST&STAFF】
監督:ウォルター・サレス
脚本:ムリロ・ハウザー、エイトール・ロレガ
出演:フェルナンダ・トーレス、セルトン・メロ、フェルナンダ・モンテネグロ
音楽:ウォーレン・エリス|撮影:アドリアン・テイジド
2024年|ブラジル、フランス|ポルトガル語||137分|カラー|ビスタ||5.1ch|原題:AINDA ESTOU AQUI|英題:I'M STILL HERE|字幕翻訳:原田りえ|レイティング:PG12
提供:クロックワークス、プルーク 配給:クロックワークス
©2024 VIDEOFILMES / RT FEATURES / GLOBOPLAY / CONSPIRAÇÃO / MACT PRODUCTIONS / ARTE FRANCE CINÉMA
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