復讐に燃える勇者オッタ・ベンガ登場！『落下の王国』4Kリマスター版、キャラクター映像初公開　ムビチケ第2弾特典情報も到着

2008年の日本公開以来、国内では配信されることなく、“幻”とされ続けてきたカルト的ファンタジー大作『落下の王国』の4Kデジタルリマスター版が11月21日（金）より全国公開。このたび、主人公ロイが語るおとぎ話に登場するキャラクターたちの人物像に迫る本編映像が解禁された。

『ザ・セル』のターセム監督が構想26年、撮影4年をかけて完成させた幻の傑作が、圧巻の4Kデジタルリマスターで蘇る。13以上の世界遺産、24ヵ国を巡り、CGに頼らず撮影された壮麗な映像美は、まるで万華鏡のように観る者を魅了する。デヴィッド・フィンチャーとスパイク・ジョーンズが製作を支援し、衣装は石岡瑛子が担当。傷ついたスタントマンが少女に語る“愛と復讐の叙事詩”が、17年の時を経てスクリーンに再降臨する。

主人公のスタントマン・ロイは、映画撮影中の事故で大怪我を負い、入院してベッドに横たわっていた。そこに木から落ちて、腕を骨折して入院していた5才の少女・アレクサンドリアが現れる。ロイは動けない自分に代わって、自殺するための薬を薬剤室から持って来させようと、少女に思いつきの冒険物語を紡ぎ聞かせ始めていく。

既に解禁されている予告編では、RPGの世界をリアルに覗き見るかのように、鮮烈な色彩と壮麗な情景が次々と映し出される。“お話を聞かせて”と呟くアレクサンドリアが目を閉じると、ベートーヴェン《交響曲第7番》のフルートの旋律に乗せて、壮大な幻想世界が幕を開ける。アレクサンドリアの想像力が描き出すおとぎ話のシーンは、どれも神秘的で思わず息を呑むものばかり。白装束に身を包み、オーケストラのように整然と舞う人々。個性豊かな６人の勇者たちと、インドのピチョーラ湖を背景に登場する美しきヒロイン・エヴリン姫の印象的な姿。そして、タージ・マハル、ヴィッラ・アドリアーナといった世界遺産、ナミブ砂漠、フィジー諸島などの絶景が映し出され、まるで“迷宮”のように映像の中へと誘い込まれる。

今回解禁された本編映像では、ロイが語るおとぎ話に登場するキャラクターの人物像が紐解かれ、元奴隷の戦士オッタ・ベンガが紹介される。牛の角を思わせる装飾を頭に被り、鍛え上げられた体を持つ彼は、弟と共に残忍なオウディアス総督のもとで奴隷として生きてきた。しかしある日、弟の死をきっかけに、オッタ・ベンガは長年抑え込んできた怒りを爆発させる。足につながれた鎖を斧で断ち切り、農園に火を放ち、仲間を解放する——。その瞬間、彼は宿敵オウディアスへの復讐を誓い、腹の底から雄たけびを上げる。

なお、オッタ・ベンガを含め計5名のキャラクターが登場予定であり、いずれも“オウディアス総督への復讐心”を共有している。他のキャラクターたちの個性や物語の背景については、今後の続報で明らかにされる予定。

10月31日(金)より、各上映劇場および通販サイトにて、ムビチケカード特典第２弾の発売が決定。今回の特典は、メインビジュアルを手がけた塚本陽によるアザービジュアルを使用したポストカード全４種。ムビチケカードを購入すると、そのうち１枚が特典として付属する（数量限定）。

特典第１弾のランダムポストカード付きムビチケカードは、４種コンプリートを目指すファンも多かったことから、ムービーウォーカーストア・一部上映劇場では既に一時完売している。

ムビチケ販売情報

●購入場所：上映劇場（※一部取り扱いがないところもございます）、メイジャー通販サイト、MOVIE WALKER STORE
●価格：一般1,600円（税込）
●特典第二弾販売開始日：
≪劇場≫10/31(金)劇場オープン時～11/20(木)まで
≪通販≫10/31(金)AM10時～2025年11月20日(木)23:59
●特典：ランダムポストカード第二弾（全４種）
※ムビチケカード１枚につき４種からどれか１つ付き。絵柄はお選びいただけません。
※特典は在庫がなくなり次第終了となります。