ソウルの芸術団を舞台に、“母を失った女子高生”と“完璧主義の先生”の共同生活による心の交流を描いた感動作『괜찮아 괜찮아 괜찮아!』が、『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』の邦題で4月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開されることが決定した。あわせてティザー予告が解禁された。
本作は、韓国で初めて、第74回ベルリン国際映画祭「Generation Kplus」部門の最優秀作品賞にあたる〈クリスタル・ベア賞〉を受賞。この部門は、4歳以上の子どもたちを対象に、子どもが主人公の映画や子どもを題材にした映画が集まる部門。実際に子どもたちが審査員を務め、その中から最優秀作品を選定するのが特徴である。ジェネレーション部門責任者セバスチャン・マークは本作について「厳格さと規律、躍動感と止められない生命力、母娘関係、愛と喪失、野心、競争、連帯など、これらすべてが登場人物たちの複雑な感情の中で展開される。このような全ての要素において、私たちを魅了した」と称賛し、良質な作品として太鼓判を押した。

主演を務めるのは、『ソウォン/願い』(13)で主演ソル・ギョングの娘役で映画デビューを飾ったイ・レ。『新感染半島 ファイナル・ステージ』(20)や『犬どろぼう完全計画』(14)など、現在19歳にして数々の作品に出演し、実力派俳優たちとの共演を重ね、“天才子役”出身として映画ファンの記憶に刻まれる演技で魅了し続ける。本作では、不運な状況に置かれながらも自分の人生を前向きに捉える高校生「イニョン」を演じ、作品に共感と温もりを与えた。
そして、イニョンが所属するソウル国際芸術団の舞踊学科で“魔女”と呼ばれる完璧主義かつ冷徹な先生「ソラ」役には、『毒戦 BELIEVER』(17)での狂気的な演技が話題となったベテラン俳優チン・ソヨン。独り身となった女子高生との共同生活によって変化していく心の機微を見事に表現した。
さらに、イニョンを陰ながら支える町の薬局で働く薬剤師「ドンウク」には、ドラマ「私の解放日誌」や映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』(22)、『恋愛の抜けたロマンス』(21)など作品によって様々な表情でファンの心を掴むカメレオン俳優ソン・ソック。本作では、イニョンが抱えた、人には言えない傷を唯一見せられる人物として、常に“優しい言葉を処方”して作品に癒しを与えた。
また、イニョンを敵対視している芸術団のエース「ナリ」に、ドラマ「代理リベンジ」や「車輪」などのチョン・スビン。イニョンの唯一の友人「ドユン」に、ドラマ「ムービング」「わかっていても」のイ・ジョンハが出演。新進気鋭の新世代スターからベテラン俳優まで、世代を超えた実力派俳優たちの共演が、観客の共感を呼び起こす。

そんな本作の監督を務めるのは、ドラマ「恋愛体質〜30歳になれば大丈夫」や「私が死ぬ一週間前」などの演出で知られるキム・ヘヨン。本作が長編監督デビュー作となり、2025年青龍映画賞で新人監督賞を受賞。長編2作目となる、日本映画のリメイク『今夜、世界からこの恋が消えても』が昨年12月に韓国で劇場公開され、今後の活躍が期待される女性監督の一人だ。キム・ヘヨン監督は本作について「日常の平凡な物語を心に響くように表現することを目標にしています。この映画がその始まりです」と語り、リアリティ溢れる独特な台詞と魅力的な演出力を発揮した。
そんな本作のティザー予告が解禁。韓国舞踊の発表会でのステージ裏で生徒たちが慌ただしく準備している。そんな矢先、主人公イニョンの元に母の訃報が届き、彼女は泣き崩れてしまう。母子家庭で育ったイニョンは家までも失ってしまい、隠れて練習室で寝泊まりするようになる。それに気づいた芸術団の先生ソラは、不遇の中でも舞台に立つことが大好きな彼女を見かねて居候させることに。薬剤師ドンウクが投げかける言葉や仲間たちの笑顔に支えられ、ひとりぼっちのイニョンはどのように成長していくのか。そして、奇妙な共同生活の行方は─?
まとめ(注目ポイント)
- 映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』4月10日公開母を失った女子高生と完璧主義な先生の共同生活を描く感動作。4月10日より新宿ピカデリーほか全国公開。
- ベルリン国際映画祭でクリスタル・ベア賞を受賞第74回ベルリン国際映画祭の「Generation Kplus」部門にて、韓国映画初となる最優秀作品賞のクリスタル・ベア賞を受賞。
- 主演のイ・レや実力派俳優ソン・ソックらが共演19歳の主演イ・レに加え、チン・ソヨンやソン・ソックなど、世代を超えた多彩な実力派俳優陣が集結。
- 奇妙な共同生活の行方を捉えたティザー予告解禁居場所を失った主人公が先生の家に居候し、周囲の人々の言葉や笑顔に支えられながら成長していく姿を収録。
大丈夫、大丈夫、大丈夫!
2026年4月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開
STORY
母親を失った高校生イニョン(イ・レ)は、家賃が支払えず家から追い出されてしまい、所属しているソウル国際芸術団の練習室で隠れて寝泊まりしていた。芸術団の60周年公演に向けて猛特訓が続く中、ある日、“魔女”と呼ばれ、完璧主義で生徒達に容赦なく厳しい態度をとる芸術監督ソラ(チン・ソヨン)に練習室での生活がバレてしまい、その日からソラの家で一緒に暮らすことに。年齢も性格も生活習慣も違う二人は、お互いに戸惑いを見せながらも、同じ時間を過ごすことで徐々に心を通わせていく。そんな中、イニョンを敵対視している芸術団のエース、ナリ(チョン・スビン)の不調をきっかけにチーム内で問題が勃発。イニョンをはじめとする団員たち、そしてソラの気持ちはバラバラになってしまう。公演開催の危機に迫られた芸術団のため、ソラはある覚悟を決めるが…
監督:キム・ヘヨン 出演:イ・レ、チン・ソヨン、チョン・スビン、イ・ジョンハ、ソン・ソック
提供:KDDI 配給:日活/KDDI
2023年/韓国/カラー/スコープ/5.1ch/原題:괜찮아 괜찮아 괜찮아!/英題:IT’S OKAY!/102分/字幕翻訳:根本理恵
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