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2025年の台北金馬映画祭へ公式招待され、最優秀撮影賞、最優秀視覚効果賞、最優秀オリジナル映画歌曲賞にてノミネートをはじめ、パリ台湾映画祭、メルボルン台湾映画祭、台北映画賞、バンクーバー台湾映画祭など台湾国内の数々の映画祭で高く評価された、映画『那張照片裡的我們(The Photo From 1977)』の邦題が『1977 あの写真の私たち』に決定した。2026年11月13日(金)よりシネマート新宿にて1週間限定で先行限定上映、2026年11月20日(金)より新文芸坐、K2、Strangerほか全国公開される。

プロデューサーとして、Netflixシリーズ「模仿犯」や、ドラマ「悪との距離」「次の被害者」「茶金 ゴールドリーフ」など、数多くの大ヒット作を手がけてきたフィル・タンが、フランク・チェンと共に監督を務めた。初監督に挑戦したフィル・タンは「単なる恋愛物語ではありません。困難の中でも自分らしく生き、人生の力を取り戻し、世界と向き合う勇気についての物語です。映像美術や衣装を通してその時代を丁寧に再現し、人々と時代が織り成す深い共鳴を描いています」とコメントを寄せた。

世界的なムーブメントとなったフォークソングブームを背景に、1977年に起きた「中壢事件」に翻弄された、若者たちの切ない恋の物語。主演を務めるのは台湾・韓国の若手スターたち。読字障害があり進学を断念したが父親の写真館を手伝いながら自分も写真家になる夢を持つヒロイン・シエンインを演じるのはNetflix「次の被害者」、『夏のレモングラス』のムーン・リー。韓国から中壢にやってきたテコンドー指導者で、シエンインに大きな影響を与えるジン・ハオシー役には『あの夏、僕たちが好きだったソナへ』や日韓合作映画『奨太さんの最後の出張』で大谷亮平との共演でも話題の韓国のボーイズグループ「B1A4」の元メンバージニョン。BLドラマ「HIStory」シリーズで注目を集めたエディソン・ソンがシエンインに密かに恋心を抱く幼なじみで大学でギターサークルに所属するホングオを演じる。実力と人気が揃った台湾・韓国の3名の若手スターが、物語と同様に国境を越え奇跡のトリプル主演として、本作に集った。

今回解禁されたポスタービジュアルはタイトルの通り1枚の写真がモチーフになっている。はにかむように佇むヒロイン・シエンインとその横にはハオシー、そして一歩後ろにホングオが。1977年のファッションや雰囲気に包まれた三人の姿が確認できる。そこに添えられるのは【台湾、1977年― 時代はうねる。歌と写真と共に。】という印象的なキャッチコピー。時代に翻弄された三人の若者たちの関係性が写し出されている。

あわせて5点の場面写真が解禁。三人が自転車でさわやかに疾走する青春感満点な写真をメインに、カメラを構えるシエンインやテコンドーの道着に身を包む黒帯のハオシー、フォークギターを弾きながら歌うホングオの姿が捉えられている。

また、監督を務めたフィル・タン&フランク・チェン、さらに国内映画祭ディレクター石坂健治&暉峻創三からコメントが到着した。コメント全文は以下のとおり。

加えて、『1977 あの写真の私たち』“ディレクターズカット版”特別上映会の開催が決定。日本初上映となる、141分のディレクターズカット版を一日限りで上映する。詳細は以下にて。

コメント全文

フィル・タン/監督、プロデューサー
『1977 あの写真の私たち』が伝えたいのは、単なる恋愛物語ではありません。困難の中でも自分らしく生き、人生の力を取り戻し、世界と向き合う勇気についての物語です。
1970年代の台湾には独特で鮮烈な表情がありました。キャンパスに響くフォークソング、郷土文学論争、静かに成長する半導体産業、西洋思想の流入による自由と開放への憧れ。それは抑圧と希望が共存する時代でした。私たちは映像美術や衣装を通してその時代を丁寧に再現し、人々と時代が織り成す深い共鳴を描いています。

フランク・チェン/監督
現実に縛られ苦境にある人々が、この作品から勇気を受け取り、自分自身の価値や信念を取り戻してくれることを願っています。
1970年代は台湾史における重要な転換点でした。十大建設による経済成長、戒厳令体制、中華民国と米国の断交、フォークソング運動、そして西洋思想の流入。私たちは当時の人々がどのように愛し、信じ、葛藤していたのかを誠実に描こうとしました。理想と現実が絶えずぶつかり合う、純朴でありながら矛盾を抱えた時代。その背景を持つラブストーリーとして本作を完成させました。

石坂健治(東京国際映画祭シニア・プログラマー/日本映画大学教授)
1987年まで戒厳令が敷かれていた台湾。
そんな厳しい時代にも若者たちは新しい夜明けを希求する。
長髪、フォークソング、学生運動。
闘争と弾圧の狭間に咲く切ない恋に胸が熱くなった。

暉峻創三(映画評論家/大阪アジアン映画祭プログラミング・ディレクター)
1977年の台湾にテコンドー・コーチの韓国人青年がやってきた事から始まる、三角関係恋愛物語。
一見、突飛な設定に見えて、当時の台湾の歴史的事件や韓国の情勢をしっかり劇中に取り込み、
不安な時代を生きる若者たちの純粋で熱くて儚い青春ドラマがリアリティたっぷりに展開する。
台北電影奬で最優秀撮影賞にノミネートされた、陰影に富む美しい映像も忘れられない。

『1977 あの写真の私たち』“ディレクターズカット版”特別上映会

10月4日(日)11:35~(1回上映)                            
会場:シネマート新宿
チケット:2,500円(税込)
※来場者全員に特製ブロマイド(2枚セット)をプレゼント
チケット販売:9月10日(木)20時より下記劇場オンライン予約サイトで販売開始
https://www.cinemart-ticket.jp/shinjuku/schedule/index.php
※劇場窓口では、翌日オープン時より販売開始

作品情報

1977 あの写真の私たち
2026年11月13日(金)~19日(木)先行限定上映 シネマート新宿
11月20日(金)新文芸坐、K2、Strangerほか全国公開

STORY
1977年。台湾は高度経済成長の真っただ中にあった。フォークソング運動が盛り上がり、党外勢力が台頭し始める一方で、戒厳令下の社会にはさまざまな緊張とエネルギーが渦巻いていた。そんな時代のうねりの中、保守的な客家の町・中壢(ジョンリー)にある町初の写真館「華壢(ホワリー)写真館」は、静かに時代の変化を見つめ続けていた。写真館の主人の娘、范賢英(ファン・シエンイン) は読字障害を抱えており、文字を読むことができない。小学校卒業後は進学せず、父の写真館を手伝いながら、密かに写真撮影を学んでいた。保守的な客家の家庭に育った彼女は、写真家になる夢を父に打ち明けられずにいる。幼なじみの李弘國(リー・ホングオ) は社会問題への関心が高く、フォークソングの創作にも参加する情熱的な大学生。明るく快活に見えるが、実は長年賢英に想いを寄せている。ある日、韓国人テコンドー指導者・金浩熙(ジン・ハオシー)が青年団の招きで中壢を訪れる。過去に秘密を抱えた彼の存在は賢英の好奇心をかき立てる。互いを知るにつれ、三人の関係には微妙な変化が生まれていく。

主演:ムーン・リー、ジニョン、エディソン・ソン
監督:フィル・タン、フランク・チェン

2025年/台湾・韓国合作/126分/スコープサイズ/中国語・客家語・韓国語・英語/DCP/5.1ch/原題:那張照片裡的我們 The Photo from 1977/日本語字幕:河栗 まゆ美
提供・配給:キングレコード 後援:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター

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公式サイト 1977-photo.com

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