デイン・デハーンら豪華競演！ 国際麻薬取引の現在を描く『ZeroZeroZero 宿命の麻薬航路』日本初放送

世界3大陸にまたがるコカイン密輸に関わるイタリアマフィアとメキシコ麻薬カルテル同士の権力抗争を、壮絶かつリアルに描く犯罪アクションドラマ『ZeroZeroZero 宿命の麻薬航路』（字幕版・全８話）が「BS10 スターチャンネル」にて10月12日(火)より日本で独占初配信（「スターチャンネルEX」でも10月12日（火）より配信開始）。これに先駆け10月10日（日）第一話先行無料放送が決定。そして今回、息つく暇もないほど緊迫した「麻薬航路」が衝撃的な予告映像も解禁となった。

北米、ヨーロッパ、アフリカを舞台に、国際麻薬取引の現在を迫真の映像化した海外ドラマ『ZeroZeroZero 宿命の麻薬航路』。 第76回ヴェネツィア国際映画祭でもプレミア上映された話題作がついに日本上陸する。

タイトルの「ZeroZeroZero」は、“０００”と呼ばれる最も精製度の高い小麦粉から転じて、麻薬取引人たちの間では最も純度の高いコカインを指す。そのタイトルに象徴されるかのように、本作はテレビドラマの域を超えて映画レベルのクオリティを持つ作品となっている。クリストファー・ノーランなどの作家性の強い映画監督が好むような時間軸を巧みに操作したストーリーテリングや、犯罪映画の雰囲気に相応しいダークでスタイリッシュな映像がみどころ。玄人の評論家たちやテレビドラマ通たちから絶賛される上質な作品に仕上がっている。

キャストには国際色豊かな顔ぶれが集結し、アメリカのリンウッド一家の家長にイギリス出身の名優ガブリエル・バーン（『ユージュアル・サスペクツ』）、その娘に同じくイギリス人女優のアンドレア・ライズブロー（『ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷』）、息子役にはアメリカ人俳優のデイン・デハーン（『アメイジング・スパイダーマン２』）。

イタリア人マフィアに扮するのは、イタリア映画界・TV界のベテラン俳優アドリアーノ・キアラミダと若手俳優ジュゼッペ・デ・ドミニコ。フランスからも名脇役のチェッキー・カリョが出演。メキシコ人の出演陣で最も注目すべきは、マヌエル役ハロルド・トレス。メキシコの大学で演劇を専攻した本格派で、気迫ある演技で圧倒的な存在感を放ち、2021年のインディペンデント・スピリット賞テレビ部門で男優賞にノミネートを果たした。

南イタリアから始まり、メキシコのモンテレイ、アメリカのニューオリンズ、アフリカのセネガル、モロッコへと、物語はその舞台をダイナミックに移していく。テレビドラマの製作では、予算削減のために撮影は安上がりで済む別の場所に置き換えたりすることが多いが、本作では実際の場所での撮影を敢行。５カ国、３００箇所以上にも及んだというロケーション撮影ならではの迫力が堪能できる。

凝った映像のオープニングクレジットで流れる音楽を担当しているのは、スコットランドのポストロック・バンド、モグワイ。テレビドラマのサウンドトラックによくある耳当たりの良い音楽とは対照的に、先鋭的なサウンドは一度聴いたら忘れられないほど印象的。

評論家も視聴者も本作を絶賛。Rotten Tomatoesでのスコアは94％。IMDBでも10点中8.2点の高得点をマークしている（2021年8月現在）。