4月22日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて3作連続公開される『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』、『スージーQ』、『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』に、音楽関係者や著名人から推奨コメントが到着した。
『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』は、2013年にパーキンソン病と診断され歌手活動を引退した、アメリカ西海岸を代表する稀代のシンガー、リンダ・ロンシュタットの半生を描くドキュメンタリー。『スージーQ』は、現役で活躍する女性ロックシンガーの草分け的存在、スージー・クアトロの音楽史を辿る。『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』は、ロサンゼルスのハリウッド・ヒルズに位置し、カリフォルニア・サウンドという言葉を生み出したウェストコースト・ロックの聖地、ローレル・キャニオンに焦点を当てたドキュメンタリーだ。この3作品が“ROCKUMENTARY2022 極上のロック・ドキュメンタリー”と銘打って連続公開される。
このたび、公開に先駆けて各作品を鑑賞した著名人からコメントが到着。皮切りとなる4月22日(金)公開『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』についてブロードキャスターのピーター・バラカン、SING LIKE TALKINGの佐藤竹善から、5月6日(金)公開『スージーQ』について、スージー・クアトロの初来日時の記者会見にも参加したというDJ・音楽評論家の大貫憲章、スピッツの草野マサムネ、LEARNERSの紗羅マリーから、同じく5月6日(金)公開『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』について、スターダスト☆レビューの根本要、ウェストコースト・ロックに精通する伝説のレコード店・パイドパイパーハウス店主の長門芳郎からそれぞれ推奨コメントが寄せられた。
また、映画の公開を記念してタワーレコード新宿店・渋谷店では、関連商品購入者に映画ポスターをプレゼントするキャンペーンも実施中。映画に登場する往年のロックスターや数々の名曲を存分に楽しめる機会となっている。
著名人の推奨コメント(敬称略)
4/22(金)公開『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
幼少期のバックグラウンドと言い、ロック歌手のイメージを脱皮した時の潔さと言い、リンダの物語にあまり知られない場面が色々あって、音楽の要素とは別に、一人の解放された女性のポートレイトとしてもとても興味深い作品です。
佐藤竹善(Sing Like Talking)
彼女はジャンル分けの外へ飛び出し、ジャンルを繋ぎ、壁を取り払った。そしてすべてをポップスとして紹介した。
オリジナル、カバー、オペラからジャズ、民族音楽、異国語、、、歌いたいものを歌い、伝えたいことを伝える。
「声」という武器があれば、すべては手段と言ってしまってもいい。それが「歌手」たるものだろう。
昔よく、「竹善はなにが歌いたいの? なにを、どれをやりたいの?」と言われた。
そのたびに「いい曲」と答え、憮然とした表情の相手に一抹の侘しさを感じたものだ。
この映画があと30年早く在ったなら、「リンダの映画を観てから訊いてくれ」だけで済んだのに。
この映画はそんな、本当の「自由」を描いたものでもある。
5/6(金)公開『スージーQ』
大貫憲章(DJ・音楽評論家)
スージー・クアトロ!まぎれもなく古今東西、世界一の女性ロッカーだ。初めて渡英した1973年の夏のロンドンで耳に飛び込んできた「Can The Can」でヤラれ「悪魔とドライブ」は LONDON NITE でマスト・ダンシング・チューン!
そんな彼女をひとりの女性として見つめた視点に新たなエモーション!Don’t Miss It
草野マサムネ(スピッツ)
その昔、俺にとって「憧れのアイドル、恋の対象」だったスージーは、思ってた以上にステキな凄い人でした!
尊敬の感情にアップデートされてあらためて惚れ直した!ロックの可能性を広げてくれてありがとう!
紗羅マリー(LEARNERS)
あの小さな身体に大きなベース…動く姿を目で追っては、スージーの才能をどれだけ羨ましいと思ったことか。
生で見ることの出来なかった世代の私としては彼女の人生を垣間見れて、幸せです。
早すぎたクイーン・オブ・ロック 孤独なクイーン・オブ・ロック スージー・クアトロ。誰も超えることは出来ないでしょう。
5/6(金)公開『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』
根本要(スターダスト☆レビュー)
60年代半ばから70年代の半ばまで、数々のヒット曲を放ったThe Mamas&The Papas、The Byrds、Joni MitchellやC.S.N&Y、さらにはThe EaglesからThe Doorsまで、当時彼らはL.A郊外のローレル・キャニオンに住み、お互いに影響しあいながら、まるでひとつのユニットのように音楽を創っていたのです。今なお変わらない輝きを持つこのサウンド。もしあなたがこれらの音が好きならば、是非おすすめします。その音楽がどうやって生み出されたのか、どんな魔法がかかっていたのか、その答えを教えてくれる素晴らしい映画です。
長門芳郎(パイドパイパーハウス)
ライヴハウスやレストランが立ち並ぶサンセット通りまで車で5分。ミュージシャンたちにとって、自然に囲まれたボヘミアンな気風漂うローレル・キャニオンは理想的な場所だった。かつて彼の地の住人だったミュージシャンや関係者の証言、60〜70年代のレアな映像や音楽によって描かれるローレル・キャニオンの光と影。見応えあるドキュメンタリー映画だ。
リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス
4月22日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開
スージーQ
5月6日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開
ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック
5月6日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開
『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』
出演:リンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウン、エミルー・ハリス、ドリー・パートン、ボニー・レイット、ライ・クーダー、ドン・ヘンリー、ピーター・アッシャー、デヴィッド・ゲフィン、キャメロン・クロウ
監督:ロブ・エプスタイン&ジェフリー・フリードマン 製作:ジェームズ・キーチ、ミッシェル・ファリノーラ 音楽:ジュリアン・レイモンド 撮影:イアン・コード、ナンシー・シュライバー
2019年/アメリカ/93分/ビスタ/ステレオ
提供:ジェットリンク 配給:アンプラグド
©LR Productions, LLC 2019 – All Rights Reserved
『スージーQ』
出演:スージー・クアトロ、ジョーン・ジェット、デボラ・ハリー、シェリー・カーリー、リタ・フォード、アリス・クーパー
監督・製作:リーアム・ファーメイジャー 編集:サラ・エドワーズ 撮影:ジャック・イートン、ジェームズ・ナトール、デビヴィッド・リチャードソン
2019年/オーストラリア/104分/ビスタ/ステレオ
提供:ジェットリンク 配給:アンプラグド
© The Acme Film Company Pty Ltd 2019
『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』
出演:ヘンリー・ディルツ、ジャクソン・ブラウン、ジョニ・ミッチェル、デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ、スティーヴン・スティルス、ニール・ヤング、ロジャー・マッギン、ドン・ヘンリー
監督:アリソン・エルウッド 撮影:サミュエル・ペインター 作曲:ポール・パイロット 製作総指揮:アレックス・ギブニー、フランク・マーシャル
2020年/アメリカ/120分/ビスタ/ステレオ
提供:ジェットリンク 配給:アンプラグド
© 2020 CANYON FILMS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
この記事が気に入ったらフォローしよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローしよう
Follow WEEKEND CINEMA