映画配信サービス「JAIHO（ジャイホー）」の3月の注目作品の一つ、ヨン・サンホ監督がプロデュースしたエロティック・アニメ・シリーズ『発狂する現代史』（配信中）の本編特別映像が解禁された。
本作はウェブコミックなどさまざまなジャンルを横断しながら大活躍し、原作・脚本を手がけた最新作『呪呪呪／死者をあやつるもの』（2021）も話題のクリエイター、ヨン・サンホ監督がプロデュースを務めた、日本初＆独占配信中のエロティック・アニメ・シリーズ。主人公ヒョンデを演じるのは『新しき世界』(2012)、『ブーメランファミリー』(2013)、『国際市場で逢いましょう』(2014)など100本以上の映画・ドラマに出演するチョン・ヨンギ。ミンジュ役とナレーションを担当するのは、キム・ギドク監督の衝撃作『メビウス』(2013）で息子の性器を切り取る母と快楽を与える女の2役を演じて強烈な印象を残した女優イ・ウヌ。
今回解禁された本編特別映像は、医者のチョルスが、ミンジュに“今日はたっぷり楽しみたい”と携帯でメッセージを送るシーンから始まる。
2人は想い合っているが、チョルスには妻のヨンヒがいて別れられない。妻との関係は冷え切っていて、ミンジュからも「いつ離婚してくれるの」と迫られるチョルスだが、彼は「もう少し待ってくれ」というばかり。「もう6年も待ったわ」とため息をつくミンジュ。
愛する人には妻がいる、お互いを思いながらも上手くいかない現状に、「全員が孤独な戦いをしているの」と嘆くミンジュ…。現代社会を生きる男女の性と愛憎を赤裸々に描く本作を象徴するシーンとなっている。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2017) 【※JAIHOで4K版再配信＆常時配信中】、Netflixドラマ「地獄が呼んでいる」（2021）など様々なジャンルで活躍中のヨン・サンホ監督だが、実はキャリアのスタートはアニメ。『豚の王』（2011）や第46回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション最優秀作品賞を授賞した『フェイク〜我は神なり』（2013）など、アニメーション監督としても高い評価を持つヨン・サンホ監督ならではの、権力や欲望が渦巻く韓国社会の闇をも暴く衝撃的な展開が見どころの必見作品となっている。
『発狂する現代史 Part1』
日本初公開作品＜プレミア＞
★配信開始： ＜※第1〜3話配信中＞
Master and Man/발광하는현대사
監督：ホン・ドクピョ 製作：ヨン・サンホ
声の出演：チョン・ヨンギ、イ・ウヌ
2014年/韓国
Part1（１～3話）：63分／Part2（4～7話）：73分／Part3（8～11話）：75分
音声：韓国語/字幕：日本語 /R18+<＊18才未満の未成年者の視聴は推奨致しません>
【おすすめポイント】
『新感染 ファイナル・エクスプレス』【2023年3月28日より4K版再配信＆常時配信】のヨン・サンホ監督がプロデュースを手掛けたエロティック・アニメ・シリーズ。現代社会を生きる男女の性と愛憎を赤裸々に描き、権力や欲望が渦巻く韓国社会の闇を暴く衝撃的な展開が繰り広げられる。ヨン・サンホは、第16回釜山国際映画祭 DGKアワード 監督賞を授賞した『豚の王』（2011）や第46回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション最優秀作品賞を授賞した『フェイク〜我は神なり』（2013）など、アニメーション監督として高い評価を受け、実写映画初監督作となる『新感染 ファイナル・エクスプレス』（2016）が韓国興収年間1位の大ヒット、続編『新感染半島 ファイナル・ステージ』（2020）も大ヒットを記録し、2023年2月10日(金)より全国公開されている原作・脚本を手掛けた『呪呪呪／死者をあやつるもの』（2021）も話題となっている。監督は『フェイク〜我は神なり』のラインプロデューサーや『豚の王』の作画監督などを務めたホン・ドクピョ。
【ストーリー】<第１話：お祝いの夜/第２話：ありふれた土曜日/第３話：従属関係>
32歳のヒョンデと27歳のミンジュは、セックスフレンドとして2年以上も関係を続けている。ある日、ヒョンデは自分が結婚することをミンジュに告げると、ミンジュは自分に好意を寄せる男性フンと同棲を始める。ミンジュのことが忘れられないヒョンデは、妻スニと一緒にいてもミンジュとのセックスを思い出す始末。交通情報レポーターであるミンジュの職場まで押しかけるが、冷たくあしらわれてしまう。実はミンジュの心には、6年以上待っている既婚男性チョルスがいた。医者であるチョルスは妻ヨンヒとその母の権力に囚われ離婚することが出来ず、ミンジュとは体だけの関係を続けていた。一方、ヒョンデは新しく始めたカルチャースクールのイラスト講師の仕事先で出会った専業主婦の学生と関係を持つ。
