フランスの国民的コメディ映画最終章『最高の花婿 ファイナル』4月8日公開決定　予告編＆ポスタービジュアル完成

世界145か国で公開され、日本でも大ヒットしたフランスの国民的コメディ映画『最高の花婿』『最高の花婿 アンコール』に続くシリーズ最終章『Qu'est-ce qu'on a TOUS fait au bon Dieu?』が邦題『最高の花婿 ファイナル』として4月8日（土）より新宿K’s cinemaほか全国順次公開されることが決定した。あわせて予告編とポスタービジュアルが解禁された。

フランスで5人に1人が観たという、国民的大ヒットを飛ばした『最高の花婿』（2014）。フランスはロワール地方を舞台に、敬虔なカトリック教徒で保守的なヴェルヌイユ夫妻の4人の娘たちが、それぞれアラブ人、ユダヤ人、中国人、コートジボワール人と結婚したことから起こる異文化バトルをユーモアたっぷりに描き、日本でも大絶賛を浴びた。2019年には続編『最高の花婿 アンコール』が制作され、その年のフランス映画興行収入No.1を獲得。そしてついに3部作のフィナーレを飾る最終章『最高の花婿 ファイナル』が誕生。欠点だらけだが憎めないあの多国籍ファミリーが、さらなる大騒動と事件を抱えて帰ってくる！

前作で海外移住しようとした4人の婿たち家族を自分たちの住むシノンにつなぎ止めて老後は一安心…のクロードとマリー・ヴェルヌイユ夫妻。もうすぐ結婚40周年を迎える夫妻を祝おうと、娘たちは親戚一同大集結のサプライズパーティーを計画。アルジェリア、イスラエル、中国、コートジボワールから一筋縄ではいかない強烈キャラの婿たちの両親が大集結し、異文化バトルは更にヒートアップ。この多国籍大ファミリーは一緒にパーティーを楽しめるのか？

バラエティー（1月10日版）では「他のフランス映画の追従を許さないくらいダントツの興行収入で、やはり今回の『最高の花婿ファイナル』も一番海外で稼いだフランス映画です」と本作がフランスを代表するフレンチコメディであると高評価。

配給元の山中陽子社長は「日本では移民映画はヒットしないと周囲から危惧されていましたが、公開してみたらまさかのスマッシュヒットでした。シリーズ1作目から8年ファンもじわじわと増え続けると同時に、ハラル店も増え、中国人が富裕層となり、映画に世の中が追い付いてきた。日本で多国籍ファミリー社会はもうすでに根付き始めている」とコメント。

このたび解禁された予告編は、結婚40周年を迎えるヴェルヌイユ夫妻を祝おうと、娘たちが親戚一同大集結のサプライズパーティーを計画するところからスタート。アルジェリア、イスラエル、中国、コートジボワールから一筋縄ではいかない強烈キャラの婿たちの両親が大集結で異文化バトルが更にヒートアップする様子がテンポよく楽しく描かれる。

音楽はベートーヴェンの名曲。「運命」に翻弄されながらも、絆を紡いでいく家族の「歓喜の歌」は心に響く。この多国籍大ファミリーが一緒にパーティーを楽しめるのだろうかハラハラさせられるが、グローバル化が進む現代社会だからこその、移民に対する差別や偏見など異文化問題を背景に、世界共通の「孫に会いたい」「家族と一緒に過ごしたい」という子世代、親世代の純粋な想いに笑って泣ける予告編となっている。

あわせて解禁されたポスタービジュアルではロワール地方の青空に浮かぶ気球を背景に、多国籍ファミリーが勢ぞろい、そのグローバルで豊かな存在感に圧倒される。幸せの象徴である気球という同じ乗り物に乗って広大な世界に羽ばたいていく未来が想像される。

場面写真ではロワール城で記念撮影するヴェルヌイユ夫妻と最強の多国籍ファミリー親世代軍団、異文化バトルや世代ギャップに悩みながらも友情を育む多国籍婿チーム、多国籍家族問題に振り回されながらも怒りを堪えるヴェルヌイユ夫妻と娘の姿が確認できる。