ミュージカル大作『ヘアー』(79)や警官アクション『プリンス・オブ・シティ』(81)などに主演して人気を博したベテラン俳優のトリート・ウィリアムズが6月12日にバイク事故で死去した。享年71。

ウィリアムズはバーモント州でバイクに乗って走行中、後ろから来た車に追突され、ドクターヘリで搬送されたが、息を引き取ったという。彼のエージェントである友人が語った。
コネチカット州出身で、76年『マラソンマン』『鷲は舞いおりた』で映画界入り。『ヘアー』で注目を集め、さらにスティーヴン・スピルバーグ監督の『1941』(79)でも重要な役を演じ、一躍ハリウッド期待の新星に。シドニー・ルメット監督の『プリンス・オブ・シティ』の主役に抜擢され、ゴールデングローブ賞主演男優賞候補になった。
その後も『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(84)『ゾンビ・コップ』(88)『思い出のハートブレイク・ホテル』(89)『デンバーに死す時』(95)『狼たちの街』(96)『ザ・ファントム』(96)『デビル』(97)『ザ・グリード』(98)『ディープ・エンド・オブ・オーシャン』(99)など数々の映画に出演していたが、次第にテレビに活躍の場を移していた。
2002年からはTVシリーズ「エバーウッド 遙かなるコロラド」に主演して人気を獲得。ここで共演したクリス・プラットや同作のキャストたちからもお悔やみのメッセージがSNSなどで発信された。映画『ベガスの恋に勝つルール』(08)『127時間』(10)などにも出演していた。
『ホワイトカラー』で共演したマット・ボマーはインスタグラムで写真を公開し、「ソーシャルメディア上でこのようなことをするのは好きではないのですが、トリート・ウィリアムズが俳優としても人としても、絶対的な宝だったことをお伝えしたい」として、「彼はずっと私のことを気にかけてくれました。トリート、あなたは素晴らしい俳優であり、素晴らしい人間でした。あなたと知り合えたことをとても幸せに思っています。安らかに、友よ」と語り掛けた。




