現代フランスを代表するアニメーション監督ミッシェル・オスロの最新作『古の王子と3つの花』が7月21日(金)より公開。本作をはじめ、この夏続々と日本公開される個性豊かな海外アニメーション3本をチェック。

昨年公開された『ONE PIECE FILM RED』、『すずめの戸締まり』、『THE FIRST SLAM DUNK』が立て続けに興行収入100億円を超す大ヒットを記録するなど、映画界は空前のアニメーションブーム。そんな中、今年の夏は、多くの海外アニメーション映画が劇場公開される。
そのどれもが、各監督の作家性が光る個性あふれる作品ばかり。エキゾチックな映像美で描かれる『古の王子と3つの花』、実写とストップモーションアニメが奇跡の融合を果たした『マルセル 靴をはいた小さな貝』、ユニークなパペット・アニメ『愛しのクノール』。この夏は海外アニメーション作品の新たな魅力に触れてみてはいかがだろうか?
『古の王子と3つの花』 7/21(金)公開
『キリクと魔女』『ディリリとパリの時間旅行』などで知られる、現代フランスを代表するアニメーション監督ミッシェル・オスロの最新作。クシュ王国の王子は結婚を認めてもらうため、エジプト遠征の旅に出て、神々に祈り祝福されながら戦わずして国々を降伏させ、上下エジプトを統一、最初の黒人ファラオとなる。中世フランスの酷薄な城主に追いやられた王子は、地下牢の囚人を逃がした罪で森に追放されるが、数年後美しき野生児として城主に立ち向かう。モロッコ王宮を追われた王子は、雇われたお店の揚げ菓子を通じて国から出た事がない王女と出合い、2人は宮殿を抜け出し自分たちで生きていく。自分を信じることで自らの運命を変え幸福を手にする、至福の映像美で巡る3つの都、3つの時代の物語。
『マルセル 靴をはいた小さな貝』 公開中
2010年から14年にかけてYouTubeで公開され、累計5000万回再生を記録した短編作品を長編映画化。実写とストップモーションアニメを組み合わせ、監督自身が本人役で出演するなど、フィクションでありながらもドキュメンタリーのように見せかけたモキュメンタリー手法で、おしゃべりな貝のマルセルがアマチュア映像作家ディーンの力を借りながら家族を探す姿をコミカルかつエモーショナルに描く。話題作を次々と送り出している製作・配給会社A24が北米配給権を獲得し、第95回アカデミー賞の長編アニメ映画賞にノミネートされた作品。
『愛しのクノール』 7/7(金)公開
まもなく9歳になる少女バブスは、誕生日プレゼントに欲しかった仔犬のかわりに、祖父から子豚をプレゼントされる。最初は不満だったバブスだが、クノールと名付けた子豚と一緒に過ごすうちに、子豚は次第にかけがえのない存在になっていく。しかし、祖父が子豚をプレゼントしたのには恐ろしい秘密が隠されていた。その理由が明らかになると事態は思わぬ方向へと進んでいく…。原作はヨーロッパのベストセラー小説『クノールの復讐!』。ザ・プロディジーのミュージック・クリップなどを手掛けたマッシャ・ハルバースタッドによる長編パペット・アニメーション。
古(いにしえ)の王子と3つの花
2023年7月21日(金)より、YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
STORY
クシュ王国の王子は結婚を認めてもらうため、エジプト遠征の旅に出て、神々に祈り祝福されながら戦わずして国々を降伏させ、上下エジプトを統一、最初の黒人ファラオとなる。中世フランスの酷薄な城主に追いやられた王子は、地下牢の囚人を逃がした罪で森に追放されるが、数年後美しき野生児として城主に立ち向かう。モロッコ王宮を追われた王子は、雇われたお店の揚げ菓子を通じて国から出た事がない王女と出合い、2人は宮殿を抜け出し自分たちで生きていく。自分を信じることで自らの運命を変え幸福を手にする、至福の映像美で巡る3つの都、3つの時代の物語。
監督・脚本:ミッシェル・オスロ (『ディリリとパリの時間旅行』『キリクと魔女』)
声の出演:オスカー・ルサージュクレール・ ドゥ・ラリュドゥカン(コメディー・フランセーズ) アイッサ・マイガ
2022年/フランス・ベルギー映画/カラー/1.89:1/5.1ch/83分 原題:Le Pharaon, le Sauvage et la Princesse 日本語字幕:橋本裕充 配給:チャイルド・フィルム 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
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