世界中の映画祭を席巻している新鋭シャルロット・ル・ボン監督の長編デビュー作『ファルコン・レイク』が8月25日(金)より公開。このたび、キャストのオーディションと撮影風景を収めたメイキング映像が到着した。

湖畔の避暑地を舞台に、14歳になる少年と16歳の少女が辿る“忘れられないひと夏”を描く『ファルコン・レイク』。多感な思春期を過ごす10代のリアリティを追求したキャスティングの裏側を監督であるシャルロット・ル・ボンが明かすメイキング映像が到着した。
大人へと変わりゆく年頃の少女が持つ大胆さと繊細さを兼ね備えたヒロインのクロエ役には「無意識に人を惹きつけるような魅力を備えた美少女」を求めていたという監督。オーディションだけではその希望に叶うキャストを見つけることができず、公募に踏み切ると、ビデオだけでも200本が届いた。
計400人もの中から選ばれたのは、当時18歳のサラ・モンプチ。解禁となったメイキング映像には、最近見た夢の話を語る想像力豊かで物憂げな表情が印象的なサラの貴重なビデオ映像も収められており、映像を見た時の様子を振り返りながら「クロエはこの子だ!」と即決だったと監督は語る。
また、彼女の少年らしさも感じさせる雰囲気にも魅了されたという監督は、「映画でドレスを着させられるのがイヤだった」と役者としても活躍する自身の経験から、スカートではなく短いパンツを中心とした衣装にするなどこだわりも語られた。

そんなクロエに恋心を寄せる14歳を迎える少年バスティアン役には、奇しくも撮影時14歳だったジョゼフ・アンジェルが大抜擢。『パリの恋人たち』(18/ルイ・ガレル監督)に子役として出演していたジョゼフを見て、魅了された監督の強い希望でのキャスティングとなった。
「クロエとバスティアンがもし同い年だったら、付き合っていたと思えるような少年がよかった」と語る監督の意向通り、役者たちの実年齢や年齢差を活かしたキャスティングが実現できたことで、本作では思春期の少年少女にしか醸し出せない儚さや、ぎこちない距離感などがありのままに映し出されている。
主人公のバスティアン役のジョゼフ・アンジェルは本作で第11回カナダ・スクリーン・アワード最優秀主演賞にノミネートされるなど、高い評価も受けた。2人の新星の才能を発掘したシャルロット・ル・ボン監督の深い洞察力による演出や、ジョゼフとサラが演じる等身大のバスティアンとクロエの姿に期待が高まるメイキング映像となっている。
『ファルコン・レイク』は8月25日(金)渋谷シネクイントほか全国順次ロードショー。
ファルコン・レイク
2023年8月25日(金)渋谷シネクイントほか全国順次ロードショー
STORY
もうすぐ14歳になる少年バスティアンは、母の友人ルイーズのもとでひと夏を過ごすため、家族でフランスからカナダ・ケベックの湖畔にあるコテージを訪れる。森、湖、深い自然に囲まれて過ごす数日間。メランコリックで大人びた雰囲気の3つ年上のルイーズの娘・クロエに惹かれていくバスティアンは、彼女を振り向かせるため幽霊が出るという湖へ泳ぎに行くが──。
監督・脚本:シャルロット・ル・ボン
出演:ジョゼフ・アンジェル、サラ・モンプチ、モニア・ショクリ
原作:バスティアン・ヴィヴェス「年上のひと」(リイド社刊)
提供:SUNDAE 配給:パルコ 宣伝:SUNDAE
原題:Falcon Lake|2022 年|カナダ、フランス|カラー|1.37:1|5.1ch|100 分|PG-12|字幕翻訳:横井和子
© 2022 ‒ CINÉFRANCE STUDIOS / 9438-1043 QUEBEC INC. / ONZECINQ / PRODUCTIONS DU CHTIMI




