映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』とかが屋・加賀がコラボ！　映画の前衛的な“イヤーマン”ダンスを特殊メイクで再現した動画が公開

デヴィッド・クローネンバーグ監督最新作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』が8⽉18⽇（⾦）より公開。このたび本作とお笑い芸⼈・かが屋の加賀翔がコラボ。加賀が本作に登場する印象的なキャラクター“イヤーマン”に扮し、映画の前衛的なダンスを完全再現した動画が公開された。

『クラッシュ』『イグジステンズ』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』など数々の受賞歴と共に物議を醸してきた映画作家デヴィッド・クローネンバーグ。その最新作は、第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、退出者が続出した賛否両論の問題作。主演は『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセン。自身のカラダから臓器を生み出すアーティスト・ソールを演じ、パートナーのカプリースに『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のレア・セドゥ、二人を監視する政府機関のティムリンに『スペンサー ダイアナの決意』のクリステン・スチュワートという豪華キャストが揃った。製作に20年以上を費やした最新作のテーマは「人類の進化についての黙想」。鬼才監督が創造する人類の進化とは？

このたび、本作とお笑い芸⼈・かが屋の加賀翔とのコラボが決定し、“イヤーマン”に扮した加賀が苦⼿なダンスに挑戦した。“イヤーマン”は『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』に登場する印象的なキャラクターで、全⾝に⽿をつけ、前衛的なダンスをしなやかに踊る姿は観るものの印象に強く残る。

特殊メイクに約 5.5 時間かけて 20 個もの⽿を装着し、⽿だらけのイヤーマンに変⾝した加賀。⾃⾝の姿に⼾惑いながらも、⾳楽が流れ始めるとノリノリになり、しなやかかつ機敏な動きで劇中のイヤーマンのダンスを完全再現。フリーダンスのパートになると、持ち前の柔軟性を⽣かし、ダイナミックな動きやキレキレな動きを⾒せる場⾯も。

ダンスを終えた加賀は「まさか⾃分にダンスのお仕事が来るとは思ってなかったので凄く緊張しましたが、映画の世界観を損なわないようにして⾃分なりに踊りました」と達成感のあるコメントを述べ、5.5時間かけた特殊メイクについては「イヤーマンというキャラクターなんですけど、1⼈のイヤーマンが7⼈に囲まれてメイクされて気まずかったです」と振り返る。

また、本作を鑑賞した加賀は「⾒る前は怖いグロテスクな映画だと思っていたんですけど、⼤⼈なSF映画のような、そういう未来の描き⽅があるんだと感じる作品でした。刺激されたことがないところが刺激されて、⼦供⼼と⼤⼈⼼がくすぐられる話でした」とクローネンバーグ監督の世界観を⼤絶賛。

メイクを担当した東京ビジュアルアーツ特殊メイク学科の学⽣は「たくさんの⽿をつけるという作業をするのは初めてでしたが、特に⽿と肌の⾊を合わせるのが⼤変でした。⽿も重さで落ちてきてしまうので、随時メイク直ししたりと、⼯夫して撮影を進めていきました」とメイクのポイントを解説。

かが屋・加賀がまるで本物の舞踏家のように舞い踊る『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』イヤーマンダンス映像に注⽬だ。

『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』は8月18日（金）より全国公開。

ダンス動画

メイク動画

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