映画『インファナル・アフェア』の日本公開20周年を記念し、シリーズ全3部作が、それぞれ『インファナル・アフェア 4K』、『インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』、『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』として11月3日(金)より全国公開。このたび、運命に翻弄される3部作の登場人物を描いた、海外版20周年記念イラストビジュアルが解禁された。あわせて、著名人からの推薦コメントも到着した。
先日閉幕した第48回トロント国際映画祭にて特別貢献賞を受賞したアンディ・ラウと、今年ヴェネツィア映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞したトニー・レオン。今もアジアのトップスターとしてその第一線を走り続ける二人が、それぞれに「警察に潜入したマフィア」と「マフィアに潜入した警察官」を演じ、その生き様と究極の対決が世界に鮮烈な印象を残した1作目は、2003年に日本初公開。その翌年に主人公たちの秘められた過去を描き1作目をも凌ぐ完成度でファンをうならせた2作目が、翌々年には壮絶な闘いを締めくくる最終章となる3作目が公開され、最後まで全く予測がつかないスリリングな展開と、運命に翻弄される登場人物たちのはかない魅力は、公開から20年を迎えた今もなお衰えることを知らない。そんなフィルム・ノワールの金字塔と言える傑作サスペンス・アクション3部作が20年ぶりに4Kでスクリーンに蘇る。
このたび解禁されたのは、シリーズ全3部作に登場する個性豊かなキャラクターたちが描かれた、海外版20周年記念イラストビジュアル。昨年の香港公開20周年を記念して制作されたイラストをもとに構築した特別なビジュアルとなり、左から1作目『インファナル・アフェア』、2作目『インファナル・アフェアII 無間序曲』、3作目『インファナル・アフェアIII 終極無間』、それぞれを象徴する登場人物たちが配置されている。
この本ビジュアルをもとにしたポストカードが、公開初日の11月3日(金)より、劇場特典として配布されることが決定(※一部劇場を除く、数量限定)。各作品を鑑賞した方に対象のポストカードを1枚ずつプレゼント。合計3種類を集めると、一枚の絵が完成するという、貴重なアイテムとなっている。
また今回、今もなお色褪せないフィルムノワールの傑作に、各界の著名人から絶賛&4Kへの期待コメントが到着した。さらに女優・武田梨奈登壇の公開初日トークイベントや3部作一挙オールナイト上映チケット等、劇場イベント情報も解禁。著名人コメント、イベント詳細は以下のとおり。
『インファナル・アフェア 4K』3部作は11月3日(金)より、 109シネマズプレミアム新宿、 グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国公開。
著名人コメント
ジャガモンド斉藤(映画紹介人/お笑い芸人)
仏像トンネルをくぐり抜けていくカメラ!
その先で示される「無間地獄」(絶え間無く責め苦にあう)というテーマ。
当時、小学生だった僕が父親と一緒に観た時、このオープニングが衝撃的だった。
導入としては渋すぎる“宗教の普遍性”と、そこに結びつく現代性。それこそが本作の魅力だ。
もちろんというべきか「無間地獄」というテーマはハリウッドのリメイク版からは削がれていて、導き出される結末も異なるが、個人的にグッと来てしまうオチは…断然こっち。
熊江琉衣(モデル・タレント)
大陸で大人気のアンディ・ラウとトニー・レオン主演のこの映画は、脇を固める役者さん達も超豪華です。
一つ一つの演出にも必ず意味があって、何度も見返したくなります。
この作品の中国語名は「無間道」、仏教でいう無間地獄の事なので、このテーマを頭に入れて観るとさらに楽しめると思います。
はやく映画館の綺麗な大画面でかっこいい二人が見たい!
ISO(ライター)
何年経てど色褪せることのないベスト・オブ・屋上映画。
忠誠心と自我の狭間で煩悶するトニー・レオンとアンディ・ラウの渋みと色気にはいつ観ても食らってしまう。彼らが違う形で出会い、親友となる別の未来を想像せずにはいられない。
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
先日、1作目をHD画質で再見したのだが、テレビのサイズでも青空が一面に広がるシーンの鮮烈さに息を呑んだ。内容は勿論のこと、物語と連動する美麗な映像も本作の魅力。全編が額縁に飾りたいショットの宝庫。時代を越える悲壮の美学。これを4Kリマスターした映像で、しかも劇場で見ることが出来る幸せを噛み締めたい。
ビニールタッキー(映画宣伝ウォッチャー)
冷たくドライでありながら独特の湿り気もある男二人のドラマにあの頃の香港映画の熱気と美学を感じる。今改めて見ると後の様々な映画に影響を与えていたことを再発見する。20年経った今も色褪せない香港ノワールの傑作。
109シネマズプレミアム新宿 公開初日のイベント上映チケットが絶賛販売中
■『インファナル・アフェア 4K』公開初日トークイベント付上映
<香港映画に縁の深い二人が本作や4K映像の魅力をお伝え!>
・日時:2023年11月3日(金・祝)9:30の回 上映後
・登壇者(予定/敬称略):女優・武田梨奈、映画評論家/ライター くれい響
・詳細ページ:https://109cinemas.net/premiumshinjuku/news/7703.html
■『インファナル・アフェア 4K』3部作 オールナイト一気見上映
<プレミアムな環境で、公開年順に3部作を一挙に味わうチャンス!>
・日時:11月3日(金・祝)22:30~28:40(翌4:40)頃予定
・上映作品:
『インファナル・アフェア 4K』
『インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』
『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』
・詳細ページ:https://109cinemas.net/premiumshinjuku/news/7701.html
■映画公開を記念してオリジナルカクテルを11月3日(金・祝)より提供開始
香港の青空とビクトリアハーバーをイメージした『ヤンのブルーモヒート』と、香港の夜と闇社会を黒ビールで、さらに一筋の光明をレモンで表現した『ラウのシャンディガフ』の販売が決定。
購入者先着特典 109シネマズオリジナルミニクリアファイル(2種)もついてくる(※数量限定)
■初公開当時のお宝海外版ポスターも!ポスター展が絶賛開催中
今回解禁となった海外版20周年記念イラストビジュアルをはじめ、3部作それぞれの初公開時ビジュアルや、20周年を記念して香港で制作された海外ポスターが展示中。
『インファナル・アフェア 4K』3部作
2023年11月3日(金)より、 109シネマズプレミアム新宿、 グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国公開
『インファナル・アフェア 4K』(2003年日本初公開)
警察と犯罪組織それぞれに潜入を命じられた、18歳のラウとヤン。身分を隠し、敵組織に送り込まれた二人の青年は、お互いの存在を、その因縁を、まだ知る由もなかった。10年後。過酷な運命を生き抜き、各々の潜入先で頭角を現す二人だが、覚せい剤取引を目論むマフィアの一斉検挙が失敗に終わったことを機に、双方の内通者の存在が明らかとなる。裏切り者の正体を暴くため、ついに対決の時がやってくる—。
出演:アンディ・ラウ、トニー・レオン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャン、サミー・チェン、エディソン・チャン、ショーン・ユー、エルヴァ・シャオ、チャップマン・トウ、ラム・カートン
監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック 脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン
2002年/中国(香港)映画/カラー/ドルビーデジタル/スコープサイズ 1:2.35/広東語・英語・タイ語/原題:無間道、英題:Infernal Affairs/102分/翻訳:鈴木真理子/字幕:松浦美奈/G/日本初公開2003年10月
©2002 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.
『インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』(2004年日本初公開)
90年代、中国返還を前に揺れる香港。警察学校へ送り込まれた、マフィアの子分・ラウと、マフィアの血筋が発覚し、警察学校を退学処分となったヤン。同じ時、同じ場所ですれ違う二人。それは終極へと向かう、波乱の人生のほんの始まりに過ぎなかった。激動の新時代を生きるため、もがきさまよう若き二人の主人公の秘められた過去と、彼らを取り巻く人々の語り尽くせなかった新事実が、今次々と明かされる。
出演:エディソン・チャン、ショーン・ユー、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、カリーナ・ラウ、フランシス・ン、フー・ジュン、チャップマン・トウ、ロイ・チョン、リウ・カウチー
監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック 脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン
2003年/中国(香港)映画/カラー/ドルビーデジタル/スコープサイズ 1:2.35/広東語・英語・北京語・タイ語 /原題:無間道Ⅱ、英題:Infernal Affairs II/119分/翻訳:鈴木真理子/字幕:松浦美奈/PG-12/日本初公開2004年9月
©2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.
『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』(2005年日本初公開)
あの事件から10ヶ月。警官として生きる道を選んだラウは、警察内に残る潜入マフィアたちを始末するため、眠れぬ日々を送っていた。エリート警官ヨンが、大物密輸商人シェンと接触していたことを知ったラウは、ヨンをもうひとりの潜入マフィアと確信し、身辺を調べ始める。在りし日のヤンの姿に自分を重ね、運命を変えるための最後の闘いに向かうラウ。しかしその背後には、真相を知る者の気配が忍び寄っていた—。
出演:アンディ・ラウ、トニー・レオン、レオン・ライ、チェン・ダオミン、ケリー・チャン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、サミー・チェン、カリーナ・ラウ、エディソン・チャン、ショーン・ユー、ラム・カートン、チャップマン・トウ
監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック 脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン
2003年/中国(香港)映画/カラー/ドルビーデジタル/スコープサイズ 1:2.35/広東語・北京語 /原題:無間道III:終極無間、英題:Infernal Affairs III/118分/翻訳:鈴木真理子/字幕:松浦美奈/G/日本初公開2005年4月
©2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.
提供:カルチュア・エンタテインメント
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
宣伝:スキップ
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