2022年9月に91歳で亡くなったジャン=リュック・ゴダールが手掛けた最後の作品『ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争』が2月23日(金・祝)より全国公開。このたび特報が解禁となった。
本作は、2022年9月に亡くなった巨匠ジャン=リュック・ゴダールが映画界から永遠に去る直前まで手を加え続けた、自身をして「最高傑作だ」と言わしめた必見作。フランスのメゾン、サンローランが立ち上げた映画会社、サンローランプロダクションが、ペドロ・アルモドバル監督『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』に続いて製作した短編映画であり、2023年カンヌ国際映画祭クラシック部門でワールドプレミアを迎え、世界の国際映画祭を席巻した。
今回解禁された特報映像では、新たに3枚の貴重なカットが解禁。ショスタコーヴィチによるスコア(弦楽四重奏曲第8番)と共に、刹那的な荒々しさを感じさせる赤と黒の鮮烈なイラストをはじめ、ノートのページを思わせる白い紙に展開されるのは、ゴダール自身が書き記し、色付けした紙や写真、文章によって構成されたコラージュの数々。


「感情(sentiment)」「情熱(Passion)」など断片的なワードが散りばめられたコラージュや、「暗い部屋で黒猫を探すのは難しい」から始まる独白が音符のように配置された一枚まで、彼自身にしかなし得ない総合芸術の一端が明らかになる。
ゴダールに託された正確な指示をもとに、本作を完成させたのは撮影・編集を手掛けたファブリス・アラーニョ。制作過程については「2020年1月、ジャン=リュックが仕事を進めるのに合わせ、私はテクニカルテストを行っていましたが、新型コロナウイルスによるパンデミックやロックダウンが進展に強くブレーキをかけました。そんななかでもジャン=リュックは紙の上での仕事を進めます。脚本を何稿も書き直し、この映画について告げようとしていました。そこには作るべき映画の神髄が見え、また原点に立ち戻る作業であり、その過程を通してすでに映画は存在していました!」と明かしている。
『ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争』は2月23日(金・祝)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷にてロードショー。
ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争
2024年2月23日(金・祝)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷にてロードショー
監督・脚本・出演:ジャン=リュック・ゴダール
2023/フランス・スイス/フランス語/カラー/20分
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 原題:FILM ANNONCE DU FILM QUI N'EXISTERA JAMAIS : "DRÔLES DE GUERRES"
提供:コムストック・グループ/ファインフィルムズ 配給:ファインフィルムズ/コムストック・グループ 映倫:G
© SAINT LAURENT - VIXENS - L'ATELIER – 2022




