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プンクテ配給企画第二弾「ベット・ゴードン エンプティ ニューヨーク」が11月16日(土)より公開。このたび、ニューヨークのベット・ゴードン監督から日本の観客にメッセージ動画が届き、著名人からの推薦コメントが解禁された。

「作品を日本の皆さんにご覧頂けることは、とても特別で意義深いことです」

米国インディペンデント映画の先駆者の一人、ベット・ゴードン。その初めての長編作品『ヴァラエティ』(1983)と、中編『エンプティ・スーツケース』(1980)及び短編『エニバディズ・ウーマン』(1981)が、特集企画「ベット・ゴードン エンプティ ニューヨーク」と題され、一挙公開される。すべての作品が国内劇場初公開となる。

『ヴァラエティ』
©1983 Variety Motion Pictures. All Rights Reserved. ©Kino Lorber, Inc. All Rights Reserved.
photo by Nan Goldin

このたび到着したメッセージ動画の中でベット・ゴードン監督は「作品を日本の皆さんにご覧頂けることは、とても特別で意義深いことです。私の映画制作の実践は、学生の頃にその作品を学んだ、日本の偉大な映画監督たちに影響が受けてきたからです」と語り、小津安二郎、溝口健二、黒澤明からの影響を述べた。熱のこもったメッセージは必見だ。

さらに、各界から推薦コメントが到着。ゴードン長編第一作『ヴァラエティ』の脚本を担当したキャシー・アッカーの著作の翻訳を手がけた渡辺佐智江は「1980年代初頭、NY、女、という括りで言えば、アベル・フェラーラ『天使の復讐』に遭遇したとき以来の衝撃だった」と評し、映画研究者の斉藤綾子は「そこはまさにポスト・アケルマンのニューヨークだ」とコメント。そのほか、俳優・美術家の遠藤麻衣、映画zine「ORGASM」発行人の遠藤倫子、アーティストの長島有里枝、翻訳者・ライターの野中モモ、映画研究者の堀潤之が力強い言葉を寄せている。コメント全文・一覧は以下のとおり。

また、公開初日11月16日(土)にはシアター・イメージフォーラムで文筆家の五所純子による上映後トークイベントが予定されている。

コメント一覧  五十音順・敬称略

制作クレジットに名を連ねているナン・ゴールディンやリジー・ボーデンは私も大好きなアーティストたちです。彼女らの作品に自伝的な要素があるように、ベット・ゴードンの映画も当時の社会が生々しく記録されているように感じました。
ままならない状況で、自分が破滅にむかっているかもしれないと予感しつつも欲望のままつき進んでしまう様子が孤独で痛々しくも、映画のまなざしは優しく見守るように温かかったです。
遠藤麻衣(俳優、美術家)

「エンプティ・スーツケース」と「エニバディズ・ウーマン」を経て作られた「ヴァラエティ」は、思いもよらない方向へ突き進み、クリスティーンは社会や恋人に愛想を尽かしたかのように自由に勝手にトランスフォームを遂げてゆく。常識も正解も、この作品のなかではまるで無益なのがひたすら嬉しい。ざらついた質感でみる夢のearly80sニューヨーク。わたしも今すぐSIN CITY(悪徳の都)という名の口紅を手に入れないと。
遠藤倫子(映画zine「ORGASM」発行人)

男たちの幻想が渦巻くポルノの世界。ベット・ゴードンは大胆に「もう一つ別の物語」を女の眼差しと欲望で切り込む。女たちが棲息するイースト・ヴィレッジは刺激的で、予想外の好奇心と快楽、そして危険に満ちあふれている。そこはまさにポスト・アケルマンのニューヨークだ。
斉藤綾子(映画研究者、明治学院大学文学部教授)

三作品とも、ずっと語られてこなかった第二波、第三波フェミニズムのなだらかな繋がりを証言していた。わたしの憧れたNYを体現するアーティストたちの若かりし姿、表現の荒っぽさ、生々しさの記録にとんでもなく興奮した!
長島有里枝(アーティスト)

やさぐれてるけど暖かい色調で映し出される、今では失われてしまったニューヨーク。これはパティ・スミスとかキム・ゴードンとかデヴィッド・バーンの本で読んだやつ! パンク/ニューウェイヴ/ポストパンク好きなひと必見。
野中モモ(翻訳者、ライター)

ヒッチコック的な取り澄ましたブロンド女性を、『タクシードライバー』にでも出てきそうなポルノ映画館のチケット売り場に座らせ、暗黒街とつながりのあるらしい胡散臭い紳士を尾行させる——この心躍る設定によって、『ヴァラエティ』のベット・ゴードンは男女間の視線の政治学を鮮やかに反転してみせた。その遊戯的な秩序転覆ぶりは、『勝手にしやがれ』で映画に開眼したというだけあって、ゴダールにも通じる挑発に充ちている。
堀潤之(映画研究者、関西大学文学部教授)

『ヴァラエティ』——1980年代初頭、NY、女、という括りで言えば、アベル・フェラーラ『天使の復讐』に遭遇したとき以来の衝撃だった。制作から40年を超える時を経た今、日本でクリスティーンはどう語られるのか。
渡辺佐智江(翻訳家)

上映情報

ベット・ゴードン エンプティ ニューヨーク
2024年11月16日(土)渋谷シアター・イメージフォーラム、
12月7日(土)大阪シネ・ヌーヴォほか全国順次公開

配給・宣伝:プンクテ

©1983 Variety Motion Pictures. All Rights Reserved. ©Kino Lorber, Inc. All Rights Reserved.

公式サイト punkte00.com/gordon-newyork/

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